第408号(平成26年4月1日発行)
第408号(平成26年4月1日発行) |
人事異動 |
■人事異動 |
訃報 |
■商学部社会情報学科 持田 泰昭 教授 |
諸報 |
■CBCセミナーを開催 |
■山本学長退任記念最終講義を開催 |
■北海道との包括連携協定を締結 |
■平成25年度第2回SD研修会を開催 |
■ゆめぽーとライブ第15弾を開催 |
■平成25年度小樽商科大学学術奨励事業「学生論文賞」授賞式を挙行 |
■オウル応用科学大学との学生交換協定を締結 |
■平成25年度学位記授与式を挙行 |
■CBC国際シンポジウムを開催 |
その他のイベント等 |
■小樽商科大学×北海道新聞 PRESENTS 「商大くん けいざいカフェ」を開催 |
■小樽商科大学地域研究会シンポジウム 「グローバリズムと地域経済-北海道の強みを活かす組織構築-」を開催 |
お知らせ |
■附属図書館を全面オープン |
■「商大生が小樽の活性化について本気で考えるプロジェクト」商品発売 |
主要日誌 |
■平成26年1月主要日誌 |
■平成26年2月主要日誌 |
■平成26年3月主要日誌 |
人事異動
平成26年3月1日付け発令(PDFファイル)
平成26年3月31日付け発令(PDFファイル)
平成26年4月1日付け発令(PDFファイル)
訃報
本学商学部社会情報学科 持田 泰昭 教授におかれましては,病気療養中のところ,平成26年1月4日にご逝去されました。61歳でした。
持田先生は,昭和52年3月に北海道大学大学院工学研究科修士課程を修了後,富士通株式会社勤務を経て,平成5年7月に本学商学部社会情報学科助教授に採用され,平成10年10月に教授に昇任されました。組織と情報講座において、情報システム管理論などを担当され,平成14年4月からは社会情報学科長や情報処理センター長を歴任されました。
ここに謹んで哀悼の意を表します。
【持田教授略歴】
昭和52年 3月 北海道大学大学院工学研究科修士課程修了
昭和52年 4月 富士通株式会社(~平成5年6月)
平成 5年 7月 小樽商科大学商学部社会情報学科助教授
平成10年10月 同 教授
平成14年 4月 小樽商科大学社会情報学科長(~平成16年3月)
平成16年 8月 小樽商科大学情報処理センター長(~平成20年3月)
平成20年 4月 小樽商科大学社会情報学科長(~平成22年3月)
平成24年 4月 同 (~平成25年11月)
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持田 泰昭 教授 |
CBCセミナーを開催
1月18日,小樽経済センター4階会議室においてCBCセミナー「しりべしの広域観光をデザインする!」を開催しました。
第1部では,『地球の歩き方』を刊行し、国内外の観光情報の発信をしている株式会社ダイヤモンド・ビッグ社代表取締役の藤岡比佐志氏,同社インバウンド事業顧問の川端祥司氏から,外国人観光客の呼び込み及び対応について講演をいただきました。
第2部では,北海道後志総合振興局産業振興部商工労働観光課観光戦略室長の柿崎仁氏から,後志観光の現状と後志の農水産物を活用した「酒と肴」をテーマとした広域観光ビジネスの促進の取り組みについて講演をいただきました。
参加者は約100名で,後志観光に関する関心の高さがうかがえました。
【プログラム】
14:00~14:05 主催者挨拶
国立大学法人小樽商科大学 ビジネス創造センター長・教授 李 濟民
14:05~15:25 第一部講演「外国人を呼び込む魔法の杖」
地球の歩き方 株式会社ダイヤモンド・ビッグ社 代表取締役社長 藤岡 比左志 氏
地球の歩き方 株式会社ダイヤモンド・ビッグ社 インバウンド事業顧問 川端 祥司 氏
15:25~15:35 休憩
15:35~16:45 第二部講演「しりべし『酒と肴』を活用した広域観光推進の取り組み」
北海道後志総合振興局産業振興部商工労働観光課観光戦略室長 柿崎 仁 氏
16:45~16:55 ビジネス創造センターのご紹介、ご案内ほか
司会 国立大学法人小樽商科大学 ビジネス創造センター准教授 北川 泰治郎
会場の様子 | 講演する柿崎仁氏 |
山本学長退任記念最終講義を開催
1月29日,平成26年3月31日限りで任期満了により退任された山本眞樹夫学長の退任記念最終講義が行われました。
山本学長は平成20年4月から2期6年間学長を努められ,平成23年度の創立100周年の記念行事等を成功させました。
最終講義は昨年度新しく改装された160教室を初めて使用して行われ,学生や卒業生,大学関係者や教職員がなど200名を超える参加者が駆け付けました。卒業生の中には,山本学長の初代ゼミ生・2代目のゼミ生の方々もおり,年月が過ぎても山本先生と卒業生のとの絆の深さが伺えました。
講義のテーマは『簿記・会計の成り立ち-アカウンタビリティの本質-』。
普段,私たちが使っている簿記の中でも主流となっている「複式簿記」がいかにして生まれ,そして広まっていったかというお話,さらには財務会計の考え方の成り立ち,そして今日企業でも重視され,一般的にも広まってきた言葉である「アカウンタビリティ(説明責任)」の本質的な部分について講義が展開されました。
講義を受けた商大生からは,「講義で簿記のやり方について学ぶ機会はありますが,簿記の歴史について学ぶ機会というのは中々ないため,すごく新鮮で興味深い内容でした!」という声が聞かれました。
講義終了後,一橋大学の山内進学長からビデオレターのサプライズメッセージが贈られました。山内学長と山本学長は高校時代の同期というご縁があり,山内学長には本学にも講演に来ていただくなど,盛んに交流が行われています。
互いに研究者を経て,学長となり苦楽をともにした同志へ,山内学長からこれまでの山本学長の功績に対する賞賛とねぎらいの言葉が贈られました。
最後は駆け付けた関係者の方々から次々に花束が贈呈され、山本学長の最終講義は終了となりました。
会場の様子 | |
講義を行う山本学長 | |
花束を受け取る山本学長 |
北海道との包括連携協定を締結
本学と北海道は,相互に連携・協力しながら北海道経済の発展に資する協働事業に取り組むことを目的として,平成26年2月24日,包括連携協定を締結しました。
本学と北海道はこれまでも多岐にわたり連携しており,今年度10年目を迎えた大学院商学研究科アントレプレナーシップ専攻の設立時には北海道に支援をいただいたほか,昨年8月に採択された「地(知)の拠点整備事業」においても,食と観光を中心とした北海道経済の活性化に向けた取組を連携して進めていくこととしています。
協定項目は「産業振興」,「地域人材育成」,「就職支援」などで,本学卒業生等の多様なネットワークを活かした取組や,道が設置するジョブカフェ北海道と協力した道内企業への就職支援等の連携について定めています。
協定締結にあたり,高橋はるみ知事は,「この協定を機に,連携・協働がこれまで以上に発展することを期待し,北海道のさらなる活性化に邁進したい」と述べ,山本学長は,地域とともに生きることを使命とした「No.1グローカル大学」として北海道の活性化に資するべく,協力事業に全力で取り組む決意を示しました。
握手を交わす高橋はるみ知事(左)と山本学長 |
平成25年度第2回SD研修会を開催
2月27日,「平成25年度第2回SD研修会」を開催しました。
この研修会は,大学を取り巻く状況を再確認し,今後の小樽商大について事務職員一人一人が改めて考え直す機会とすること,また,学外SD研修の成果を職員同士共有することを目的に実施され,約40名の事務職員が参加しました。
研修会では,3月末に任期満了に伴い退職された山本学長より「商大事務職員に期待すること」と題した講演が行われたほか,文部科学省高等教育局国立大学法人支援課の小笠原義人主任による「これからの国立大学に求められること」と題した講演及び平成25年度学外SD研修の報告が行われました。
学生時代を含め38年間同大で過ごした山本学長からは,各転換期における苦労話や山本学長の目指した小樽商科大学像と事務職員に期待することについて語られたほか,小笠原主任の講演では,国立大学改革プラン等について説明があり,特に同大が推進するアクティブラーニングの注目度ついても紹介されました。
学外SD研修の報告では,今年度から新たに始まった私立大学における実務研修について,国立大学とは異なる事務体制や業務などが事例を挙げて報告されました。
参加者からは,「小樽商大を様々な角度から考えるよい機会となった」といった意見が寄せられ大変有意義な研修会となりました。
山本学長の講演に熱心に聞き入る職員 |
ゆめぽーとライブ第15弾を開催
附属図書館では,3月5日午後5時より,図書館2階地域連携スペースにおいて,15回目となる市民向け講座「ゆめぽーとライブ」を開催しました。
今回は髙井收名誉教授を講師に迎え,「わが英語人生をふりかえる」というテーマで講演いただき,一般の方々,本学教職員など25名の参加がありました。
先生は,『小樽商科大学人文研究第126号』に寄稿されたエッセイ”Recollections of My Learning and Teaching English”に沿って,アメリカ留学時代の写真をスクリーンに映しながらユーモアたっぷりに出会った恩師や友人の印象的なエピソードを話されました。そして英語教育における異文化交流の大切さ,そして自国の文化を愛することの重要性を熱意を込めて語られました。
会の最後には,民謡「江差追分」を独唱して下さり,会場は深い感動に包まれました。
終了後にも,英語教育のあり方についての質疑応答が白熱し,大いに盛り上がりました。
参加アンケートでは「英語教育に関わるものとして非常にためになりました」「白熱教室in小樽商大の様だった」などの感想が寄せられました。
講演する髙井名誉教授 | 会場の様子 |
平成25年度小樽商科大学学術奨励事業「学生論文賞」授賞式を挙行
3月14日,平成25年度小樽商科大学学術奨励事業第8回「学生論文賞」授賞式を学長室にて挙行しました。「学生論文賞」(ビジネス創造センター・教育開発センター共催)の今年の応募論文数は,57編(学部生部門47編,大学院生部門2編)でした。第1次(プレゼンテーション)審査を経て,23編が第2次(論文)審査に進みました。
審査の結果,学部生部門ではヘルメス賞1編,優秀賞5編,奨励賞9編,ベスト・プレゼンテーション賞2編が選ばれました。大学院生部門では優秀賞1編が選ばれました。
詳細・講評については教育開発センターHPをご覧下さい。
式には受賞者のうち14名が出席し,副学長,ビジネス創造センター長,学生論文賞実施委員長の立ち会いの下,山本学長より賞状と副賞を授与されました。なお,副賞(賞金 総額30.6万円)は北洋銀行様の御厚意により提供されています。
受賞者と山本学長,李ビジネス創造センター長,副学長との記念写真 |
オウル応用科学大学との学生交換協定を締結
平成26年3月14日,フィンランドのオウル市にて本学とオウル応用科学大学との相互理解覚書及び学生交換協定を締結しました。
今回の締結は本学として特色ある国際交流を推進するため,特に北方圏の大学との交流を強化することを念頭において学生交換協定を併せて締結をすすめたものです。
オウル市は,フィンランド中部の中心都市で,ハイテク産業が盛んな街です。オウル応用科学大学からは,早くも今年9月には交換留学生が本学へ派遣される予定になっています。
協定締結の様子 | |
オウル市 | |
オウル応用科学大学 |
平成25年度学位記授与式を挙行
平成25年度学位記授与式が3月18日に本学体育館で挙行され,学部生505名,大学院生46名の計551名が緑丘を巣立ちました。
学長から各学科,専攻の代表者に学位記が授与され,また,成績優秀者を始め,課外活動で優秀な成績を修めた団体や,学生論文賞の入賞者の紹介も行われました。
山本学長は告辞の中で,「時に,仕事の手続きや表面ではなく,本質を考え,今行った意思決定や行動がどのような結果をもたらすのかをイメージできる「実学」を実践するように心がけて下さい。また,語学,とりわけ英語力を錆び付かせないよう,ちょっとした努力をして下さい。わずかでも,こうした心がけ,努力は必ず大きく報われるはずです。」と述べました。
学位記授与式終了後,札幌シンフォニエッタ及び本学室内管弦楽団によるミニコンサートとスライドショーが行われました。
学位記授与式終了後,大学会館にて開催された卒業祝賀会では,ゼミの教員や友人らと楽しげに語らう学生達で大いに賑わいました。また,翔楽舞や応援団による演舞も披露され,祝賀会を盛り上げました。
会場の様子 | 学位記授与 |
祝賀会での翔楽舞の演舞 | 祝賀会での応援団による演舞 |
CBC国際シンポジウムを開催
3月29日,北海道新聞社本社(札幌市中央区)においてCBC国際シンポジウム「食文化を通じた北海道とアジアのビジネス展開」を開催しました。
このシンポジウムは開放型知的プラットフォーム事業の一環として開催されたものであり,150名もの参加がありました。アジア,特に台湾での北海道の食のビジネス展開について,実際にビジネスや情報発信に関わっている方々の報告,パネルディスカッションを通して,考察を深めました。
【プログラム】
第1部講演 14:00~14:50 「台湾の統一企業グループの成功事例に学ぶ」
統一企業本社広報担当官/公共事務室部長 凃 忠正 氏
第2部講演 14:50~15:40
「台湾でのマーケットリサーチとアジア市場の可能性」
進行式國際有限公司總経理 井上 剛 氏
「北海道Likersを通じたアジアの変化」
サッポロビール株式会社営業本部企画推進部デジタルマーケティング室シニアマネージャー
鈴木 雄一 氏
パネルディスカッション 15:50~17:00 「食文化を通じた北海道とアジアのビジネス展開」
<パネリスト>
株式会社オーシャン代表取締役 井上 雅之 氏
株式会社アザーサイド代表取締役 早坂 誠 氏
NPO法人札幌ビズカフェ副代表理事/フード特区機構 販路拡大支援部部長 吉村 匠 氏
国立大学法人小樽商科大学 ビジネス創造センター長・教授 李 濟民
<モデレーター>
国立大学法人小樽商科大学 ビジネス創造センター・准教授 北川 泰治郎
<総合司会>
館田 舞妃
会場の様子 | パネルディスカッション |
小樽商科大学×北海道新聞 PRESENTS 「商大くん けいざいカフェ」を開催
地域研究会が,2月7日と2月8日の2日間にわたり『小樽商科大学×北海道新聞PRESENTS 「商大くん けいざいカフェ」』を開催しました。
Part1
【日時】 2月7日(金) 17時30分~19時00分
【テーマ】 「企業経営と価値創造 − 企業が生みだす“価値”って何だろう?」
【話題提供】 小樽商科大学商学部商学科 加藤 敬太 准教授 (経営学)
Part2
【日時】 2月8日(土) 13時30分~15時00分
【テーマ】 「北海道経済とFTA — 貿易の自由化。ソン?トク?」
【話題提供】 小樽商科大学商学部企業法学科 小林 友彦 准教授 (国際法)
【会場】 sapporo55ビル1階 インナーガーデン
【参加】 無料 (事前申し込み不要・定員100名)
小樽商科大学地域研究会シンポジウム 「グローバリズムと地域経済-北海道の強みを活かす組織構築-」を開催
地域研究会シンポジウム「グローバリズムと地域経済-北海道の強みを活かす組織構築-」を開催しました。
【日時】 3月7日(金)15:00~18:00(開場14:30)
【場所】 研修施設ACU大研修室1606(16階)
【対象】 一般
【参加費】 無料(定員150名)
基調講演:
藤本 隆宏 教授 (東京大学大学院経済学研究科教授・ものづくり経営研究センター長)
パネルディスカッション:
司会 菅原 淳 氏(北海道新聞編集局経済部長)
町野 和夫 教授
(北海道大学公共政策大学院教授・大学院経済学研究科地域経済経営ネットワーク研究センター長)
山道 勝則 氏(株式会社パイオニアジャパン会長)
穴沢 眞(小樽商科大学商学部商学科教授・国際交流センター長・地域研究会代表)
加藤 敬太(小樽商科大学商学部商学科准教授)
附属図書館を全面オープン
附属図書館が2月17日から全面オープンしました。
1月20日から先行オープンしていた2階のコミュニケーション型学習スペースに加え,3階のプライベート学習スペースがオープンし,新しい図書館が本格始動しました。
2階は,情報収集や資料作成が行える「学習アトリエ」と,複数人での学習やディスカッションが行える「オープン学習スペース」が設けられています。
3階は,学習用図書と雑誌が配置され,静かな雰囲気で集中して学習できるスペースとなっています。
個人学習,ゼミやサークルでの学習,就職活動の準備等,目的に合わせたご利用方法で,ぜひご活用ください。
また,昨年8月から閉室していた史料展示室の公開も再開しました。
「商大生が小樽の活性化について本気で考えるプロジェクト」商品発売
この度,サークルKサンクス様,小樽の洋菓子店ル・キャトリエム様のご協力の下,学生が企画した小樽をアピールするオリジナルスイーツ「うしおフロマージュ」が完成し,2月25日から3月31日まで,北海道内193店舗のサークルKサンクスで販売しました。
平成26年1月主要日誌
平成26年2月主要日誌
平成26年3月主要日誌