第389号(平成23年9月発行)
第389号(平成23年9月1日発行) |
人事異動 人事異動 |
諸報 |
■「国際シンポジウム-グローバリズムと地域経済-」を開催 |
■第43回 緑丘戦没者慰霊祭を挙行 |
■平成23年度 オープンキャンパスを開催 |
■第45回おたる潮祭りに元気よく参加 |
■2011年度「高校生のための夏期連続講義」を開催 |
■短期留学プログラムフェアウエルパーティーを開催 |
■ビジネス創造センター,北洋銀行ものづくりテクノフェア2011へ出展 |
主要日誌 平成23年8月主要日誌 |
行事予定 平成23年9月行事予定表 |
「国際シンポジウム-グローバリズムと地域経済-」を開催
今年,創立100周年を迎えた本学では8月26日・27日に,記念事業の一環として「国際シンポジウム-グローバリズムと地域経済-」を開催しました。本学では平成21年に学内に「地域研究会」を設置し,「グローバリズムと地域経済」というテーマのもと全学科の教員が参加し,専門分野の研究のみならず,学際的な研究を推進しています。この国際シンポジウムは,海外の協定大学から研究者を招へいし,これまでの研究成果について議論を深めることを目的としたものです。
26日は全国各地及び世界各国から集まった研究者達による,観光,医療,経営,経済統合,地方財政及び都市計画の6つの分科会を開催しました。
27日は一般市民を対象に,札幌の京王プラザホテルで基調講演及びパネルディスカッションを開催しました。パネルディスカッションでは,小樽商科大学の穴沢眞教授と東京大学大学院農学生命科学研究科の本間正義教授,そして海外の協定大学から招へいした研究者達の計7名による意見交換が行われ、同時通訳による英語を交えた討議がなされました。当国際シンポジウムには総勢300名を超す市民が参加し,「グローバリズムと地域経済-北海道経済の成長可能性-」をテーマに,今後の北海道経済の再生に向けて,盛んな議論が進められました。
(基調講演を行う本間正義教授) | (日本語と英語を交えた意見交換会の様子) |
緑丘戦没者慰霊祭を挙行
8月15日(月)の終戦記念日に,構内の戦没者慰霊塔にて,緑丘戦没者慰霊祭を挙行いたしました。昭和44年に建立されたこの記念塔には当初,321人の氏名が墓石に刻まれていましたが,その後戦死が明らかになった学生の氏名が追加して刻まれ,現在は347人の学生・教員の御霊が眠っています。
本慰霊祭は,昭和44年の記念塔建立以降,毎年途絶えることなく行われており,今年で43回目を迎え,ご遺族,同窓生,大学関係者が約60名参列しました。
正午のサイレンを合図に黙祷をした後 ,「本年の8月15日は特別である」と山本学長から挨拶がありました。本学の創立百周年の年であり,3月11日の東日本大震災により戦後最大の危機を迎えたことに触れ,次の百年も安らかな眠りの地であることを祈るとの言葉がありました。浅原緑丘会小樽支部長からは,「今日の平和が諸先輩の犠牲の上に成り立っている」とのお言葉がありました。
慰霊祭の最後には,本学の合唱団グリークラブとカンタールによって,校歌と若人逍遥の歌が披露され,口ずさむ参列者も多く見られました。
若くして亡くなった学生,教員の霊を慰め,平和への誓いを新たにする1日となりました。
(正午 黙祷の様子) | (挨拶をする山本学長) |
(献花をする参列者の様子) |
(グリークラブ・カンタールによる 校歌・若人逍遥歌の披露) |
平成23年度オープンキャンパスを開催
去る8月5日(金),平成23年度オープンキャンパスが開催され,時折,雨交じりの蒸し暑い中で開催された今年は,約1,370名の参加がありました。
当日は,時間帯ごとに「大学説明」を6会場に分けて実施しました。各会場では,山本学長の挨拶からはじまり,和田,大矢,奥田の3人の副学長が各会場に分かれ「大学概要」を説明し,各学科等の教員による「模擬講義」や「学食体験」,本学教員による「入試相談」など様々なイベントが行われました。
さらに,「生協学生委員会」らを中心とした学生ボランティアスタッフの協力のもと,「キャンパスツアー」をはじめとし,「商大生との相談会」,硬式テニス部による「サークル体験」なども催され,各イベントでは,本学学生が,参加した高校生らに対し,受験勉強の方法や大学生活における様々な質問に応対する光景も数多く見られました。
また,今年は,本学初の女性団長誕生でマスコミにも数多く取り上げられている「應援團の演舞」も披露され,高校生をはじめ,その保護者などにも好評を得ているようでした。
例年,好評の「かき氷」も,引き続き提供され,高校生らは,冷たい氷を口いっぱいに含ませながら,本学キャンパスでの夏を満喫しているようでした。
第45回 おたる潮祭りに元気よく参加
7月30日(土),小樽最大の祭りである「第45回おたる潮まつり」のイベント「潮ねりこみ」に参加しました。本学の参加は,今年で21回目となり,教職員や学生の他,20名の留学生らを含む総勢100余名が参加しました。今回も同大学生のYOSAKOIチーム「翔楽舞」のメンバー26名が加わり,威勢の良い掛け声で,学生らしい元気の良さを存分に発揮しました。
当日は,薄曇りで蒸し暑い日でしたが,山本学長を先頭に元気爆発の「商大」コールで熱気溢れる踊りを披露しながら,小樽市内の繁華街約2キロの道のりを練り歩き,沿道から大きな声援を浴びていました。
また,見物客に配付したオリジナル団扇には,今年,同大が創立百周年を迎えたことをアピールすると共に,市民らに日頃の支援に対する感謝の気持ちを伝える良い機会となりました。
(應援團を先頭に小樽市内を元気よく練り歩く本学の梯団 正面左手の先頭が山本学長) |
〈練りこみ前の集合写真 OBや留学生の姿も) |
2011年度「高校生のための夏期連続講義」を開催
8月13日(土)から14日(日)の2日間,「高校生のための夏期連続講義」が札幌サテライトにおいて開催されました。
この夏期連続講義は,高校生に生きた学問を学んでもらうために,日常の中で接する身近な商品のひとつをテーマに取り上げ,経営学・マーケティング等の講義を受けた後,1グループ5~6人でグループワークを行い,最終的にはグループ毎にアイディアを提案するというものです。今年度は「ヘアスタイリング市場のマーケティング戦略開発」をテーマに開催され,お盆の時期にも関わらず札幌圏や遠くは旭川の高校などから16名の高校生が参加しました。
グループワークでは,最初は知らない者同士でぎこちなかった高校生も,ファシリテーターとして参加した商大生に助けられ,最終日には見事なチームワークでプレゼンテーションを行いました。
寄せられた高校生の感想を見ると,高校卒業後の進路や社会に出て働くことを考える上でのいろいろな示唆が得られたようです。
(ヘアスタイリング剤の市場分析をまとめる 高校生と本学学生) |
(ヘアスタイリング剤メーカーのマーケティング 戦略について発表する高校生) |
(最終プレゼンに向けて アイディアを出し合う高校生と本学学生) |
(審査員の前で最終プレゼンをおこなう高校生) |
短期留学プログラムフェアウエルパーティーを開催
8月4日(木),国際交流センターは,本学で1年間(または半年間)学んだ交換留学生を対象とした「短期留学プログラムフェアウェルパーティー」を開催しました。
フェアウェルパーティーでは,山本学長による日本語での挨拶に続き,在籍証明書の授与が行われました。その後,日本語科目を履修した交換留学生による自主制作ビデオの上映が行われ,留学生達のお気に入りの場所が紹介されました。
パーティーには交換留学生の友人やチューター,日本語ボランティアも参加し,思い出深い小樽での生活について歓談し,別れを惜しんでいました。
(留学生と友人・チューターとの記念撮影) |
(山本学長から在籍証明書を授与) |
ビジネス創造センター,北洋銀行ものづくりテクノフェア2011へ出展
ビジネス創造センター(CBC)は,8月19日に札幌コンベンンションセンターにて開催された「北洋銀行ものづくりテクノフェア2011」に出展しました。
このフェアは,「優れた技術や製品を有する中小企業,大学,支援機関等が一堂に会する場を提供し,販路拡大や企業間連携の促進,情報交換や技術交流を通じて,北海道のものづくり産業の振興を図る」ためのものです。2007年より開催され,今年は過去最多の149社の出展がありました。来場者も約3500人にのぼり,充実したイベントでした。
ビジネス創造センターは,「産学官金連携」コーナーに出展。社会科学系の地域共同研究センターとして,「ものづくり」を支援するセンターの活動と大学の紹介をポスター,およびDVDの上映,資料の配付を行い,李センター長,澤田副センター長,今野助手が来場者に対応しました。センターでは今年度より提携コンサルタントを起用した「CBCビジネスサポート」を開始しました。この制度への来場者の関心は高かったようです。
また,学部,OBSの卒業生の方も立ち寄られ,情報交換が行われました。
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来場者対応をする李センター長(右から2人目)と澤田副センター長(右) | CBCのブース |
主要日誌
行事予定