第436号(平成30年11月1日発行)
第436号(平成30年11月1日発行) |
人事異動 |
■人事異動 |
諸報 |
■丹羽前副大臣が本学を視察 |
■Matching HUB Sapporo 2018を開催 |
■平成30年度学位記授与式(9月卒業)を挙行 |
■商大くんがCOC事業終了後の活動について連携地域に報告 |
■国際交流週間を開催 |
■グローカルコースの設置についての記者会見を実施 |
その他のイベント |
■「商大生が小樽の活性化について本気で考えるプロジェクト(本気プロ)2018夏」中間発表会 を開催 |
■第21回小樽商科大学ビジネススクールフォーラムを開催 |
■平成30年度保護者連絡会を開催 |
お知らせ |
■第2回小樽商科大学フォトコンテスト「北に一星」の受賞作品が決定 |
■旧魁陽亭に関する共同研究プロジェクトを開始 |
主要日誌 |
■平成30年9月主要日誌 |
■平成30年10月主要日誌 |
人事異動
平成30年10月1日付け発令(PDFファイル)
平成30年11月1日付け発令(PDFファイル)
丹羽前副大臣が本学を視察
平成30年9月5日、丹羽秀樹前文部科学副大臣が、本学を訪問し、教育研究施設等を視察しました。
はじめに、和田健夫学長をはじめとした役員等と懇談を行い、和田学長から、本学が第3期中期目標期間において重点的に推進しているグローカル人材の育成、産学官連携、アクティブラーニングの拠点形成等の取組、また、帯広畜産大学、北見工業大学との3大学による経営統合に向けた検討状況について説明が行われました。丹羽前文部科学副大臣からは「3大学の強みを活かし、教育研究機能の更なる強化に繋がるモデルケースになることを期待している。」との期待の言葉が述べられました。
その後、江頭進理事ら教職員による案内で、ラーニングコモンズや最新鋭のアクティブラーニング対応大規模教室、海外大学との双方向通信授業が可能な国際交流スタジオ教室等の充実した学修環境の他、学生起業サポートルーム、ピアサポートルーム等の本学が力を入れている特徴的な学生支援・修学支援関連施設を視察しました。
学内視察後には、グローカルマネジメント副専攻プログラム所属学生や社会人学生、道外出身学生、NPO法人を運営する学生等、多様な学生8名との懇談を行いました。はじめは緊張していた学生たちも、丹羽前文部科学副大臣からの問いかけに次第に緊張が解け、大学生活や大学への要望、卒業後の進路等について、活発な意見交換が行われました。
和田学長ら役員等との懇談 | 懇談した学生との記念撮影 |
Matching HUB Sapporo 2018を開催
平成30年9月20日、札幌パークホテルにおいて、研究シーズと企業等とのマッチングイベントMatching HUB Sapporo 2018を開催しました。
Matching HUBは、北陸先端科学技術大学院大学が平成27年から金沢で始めた産学官金連携のプロジェクト。研究者と事業者のマッチングを図ることによって共同研究を活発化し、地域活性化に繋げることを目的としたもので、昨年度は全国3箇所(金沢、熊本、小樽)で開催されました。
当日は、同大和田学長の開会挨拶、北陸先端科学技術大学院大学の永井副学長、中小企業基盤整備機構北海道本部の戸田北海道本部長からの祝辞で始まった開会式に引き続き、株式会社鯖やの代表取締役社長 右田 孝宣氏による基調講演『最先端技術で漁業に革命を!IoT×ドローン養殖「クラウド漁業」』が行われ、右田社長のユーモアあふれる講演に約150名の聴衆が熱心に耳を傾けていました。
その後、研究者の研究成果や企業の事業内容等をPRするブースが設けられ、展示会が開催されました。合計76ブースにも上る展示の中には、同大の学生発ベンチャー企業である(株)i-vacs、(株)AiNY、NPO法人EgaOなどのほか、正規科目である「商大生が小樽の活性化について本気で考えるプロジェクト(略称:本気プロ)」やグローカル戦略推進センター研究支援部門地域経済研究部も出展し、他の出展者や来場者に事業内容の説明を行いました。また、出展者同士の交流を深めるために開催された出展者交流会では、活発な情報交換が行われました。
展示会には、地域企業、金融機関、自治体の産業振興関係者や報道機関からも多数の参加があり、本イベントに対する関心の高さが伺われ、イベントは盛会裏に終了しました。
開会式で挨拶をする和田学長 | 展示会場の様子 |
平成30年度学位記授与式(9月卒業)を挙行
平成30年9月21日(金)、平成30年度学位記授与式(9月卒業)を挙行し、商学部7名が卒業しました。当日は、3名の卒業生が出席し和田学長から出席者一人一人に対して学位記が手渡されました。
その後の告辞では、和田学長から卒業生に、個の力と一人一人の努力と生き方の重要性を説いたアメリカの著名な経営者・思想家であるピーター・ドラッカーを紹介し、卒業した後も常に学ぶ態度を持ち続け、それを実行してほしいという、熱いメッセージが贈られました。
学長告辞 | 集合写真 |
商大くんがCOC事業終了後の活動について連携地域に報告
文部科学省「地(知)の拠点整備事業(COC事業)」(H25~H29)において、事業最終年度に提言した「しりべし総合観光ネットワーク構想」に基づき、事業期間【終了後】の本学の地域貢献の取組状況について報告するため、連携地域を訪問しました。
「しりべし総合観光ネットワーク構想」は、補助金事業期間終了後も、引き続き観光を軸とした取組により、地域の課題解決と活性化を図る構想であり、商大くんからは一事例として、しりべし全20市町村と連携して地域周遊を促進する「北海道キャラクターカード」について報告を行い、「震災後の影響が色濃く残る今だからこそ、こうしたイベントを通じて『しりべし地域は元気です!』をオールしりべしでPRすることが必要であり、とてもありがたい取組」、「国の補助金を活用して始めた取組を、地域からの要望と財政支援によって自立自走させたことは、『商科大学』らしい素晴らしい取組」などと高く評価されました。
また、「地域貢献活動のためには、地域で日々起こっていることを知る必要がある」という考えから、5年間にわたって毎日欠かさずに新聞から収集し続けた地域情報を、連携地域別に「報道事例集」として取りまとめ、併せて手渡しました。
今回の訪問を通じて首長からは、「補助金のあるなしに関わらず、大学が地域に目を向けて取り組んでいることを再確認できた。今後も引き続き地域の拠点大学として、教職員、学生の取組をお願いしたい」との声が寄せられました。
迫(はざま)小樽市長(右)と和田学長(左) | 西江倶知安町長 |
片山ニセコ町長 | 勝木後志総合振興局長とマスコットキャラクターの「チロべし」 |
国際交流週間を開催
平成30年10月22日から26日の間、本学において、「国際交流週間」を開催しました。この企画は留学生、日本人学生、教職員及び地域と連携し、国際理解を深めることを目的に毎年行われているもので、期間中多岐にわたるイベントが開催されました。
連日、交換留学から帰国した学生による留学報告会が行われ、留学や国際交流に興味のある学生等が熱心に聞き入っていました。「学長杯英語プレゼンテーションコンテスト」では、学長はじめ学生、教職員、市民等を前に事前選考を経たファイナリスト5名が英語によるスピーチを行い頂点を競いました。
また、学生組織が中心となり、多岐にわたるイベントが開催されました。中でも、生協学生委員会による「国際交流イベント」では、ゲームやパーティーを行い、多くの留学生や日本人学生が集まり、交流を深めていました。
最終日には、「グローカル人材育成公開シンポジウム―地域を軸足に世界へ飛ぶ学生たち―」と銘打ったシンポジウムが開催されました。このシンポジウムは英語により進行され、文部科学省高等教育局大学振興課大学改革推進室の庄司祐介改革支援第一係長の臨席のもと、一般市民を含む参加者にグローカル教育の成果が披露されました。
イベントの最後を飾る「国際交流パーティー」は、延べ100名以上の参加者が集まり盛大に催されました。パーティーでは、交換留学生による自国の文化紹介や、ハロウィーンにちなんだ仮装コンテストが行われ、約1週間に渡る国際交流週間は、留学生、日本人学生、地域住民などの交流が深まる場となり、大盛況の内に幕を閉じました。
留学報告会の様子 | 英語プレゼンテーションコンテスト入賞者記念撮影 |
シンポジウムに臨席した庄司係長 |
グローカルコースの設置についての記者会見を実施
平成30年10月30日、本学の札幌サテライトにおいて、「小樽商科大学グローカルコース」についての記者会見を実施しました。本コースは、新たな教育課程として、平成33年度から導入いたします。
本学では、平成25年に「No.1グローカル大学」宣言を行って以来、平成27年度にグローカルマネジメント副専攻プログラムを導入、平成31年度からはギャップイヤープログラムを導入するなど、「北海道経済の活性化に資するグローカル人材」の育成というミッションを達成すべく、さまざまな教育に取り組んでまいりました。
本コースは、地球規模の視野で学び、異文化理解に優れ、卓越した言語コミュニケーション能力を活用して、複雑化する地域社会の諸問題を解決するための資質を有する人材を育成することを目的としたコースで、「グローカルマネジメント副専攻プログラム」を発展させた主専攻プログラムとして設置します。平成33年度入学生から開始、1学年の定員20名、留学を原則必修とします。また、留学生とともに、英語でビジネス・経済を学ぶ科目を豊富に用意しています。
本コースの設置にあたっては、平成32年度から、本コースの学生を選抜するための新たな入試制度として、「グローカル総合入試(総合型選抜)」を実施します。
また、全国的にも例のない取組として、グローカル総合入試合格者を対象として、本学入学を1年猶予し、入学前の海外留学を可能とする「ギャップイヤープログラム」を導入し、来年度の派遣に向けて募集を開始しました。
本学は今後も、北海道経済の発展の一翼を担う存在として、高い意欲を持って取り組んでまいります。
記者会見の様子(中央:和田学長、左:鈴木教育担当副学長 右:プラートグローカル戦略推進センターグローカル教育部門長) |
「商大生が小樽の活性化について本気で考えるプロジェクト(本気プロ)2018夏」中間発表会 を開催
平成30年10月13日、本学の地域連携教育の成果を報告するとともに、地域のみなさまとの交流を深めることを目的として、「商大生が小樽の活性化について本気で考えるプロジェクト(略称:本気プロ)2018夏」の中間発表会を、下記のとおり開催しました。
【日 時】 平成30年10月13日(土)13:00~16:30(開場12:30)
【場 所】 小樽市公会堂 地下2階ホール
(小樽市花園5丁目2番1号)
【参加費】 入場無料(入退場自由)
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第21回小樽商科大学ビジネススクールフォーラムを開催
平成30年10月17日、第21回小樽商科大学ビジネススクールフォーラムを下記のとおり開催しました。
【講演者】株式会社オントラック 代表取締役 石野雄一氏
【テーマ】これからのビジネスパーソンに必要な道具-ざっくり分かるファイナンス-
【日 時】平成30年10月17日(水)19:00~20:40(開場18:30)
【会 場】ACU-Y大研修室Y0313(読売北海道ビル3階)札幌市中央区北4条西4丁目
【定 員】150名(入場無料・事前申込制)
平成30年度保護者連絡会を開催
大学と学生保護者との連携を築くことを目的に、保護者連絡会を開催しています。
本年度は、1・3年次の保護者の皆様を対象に、本学の就職事情を中心に情報提供し、個別相談を行いました。
【開催日時】
平成30年10月27日(土)
受付 12:30~
連絡会 13:00~15:00
個別相談 15:10~16:30
【会場】
小樽商科大学
【開催内容】
1.学長挨拶
2.本学就職相談員による保護者向けセミナー
3.学生による就職体験談
4.個別相談(就職、学生生活、履修・成績、留学、特別修学支援)
第2回小樽商科大学フォトコンテスト「北に一星」の受賞作品が決定
小樽商科大学フォトコンテスト「北に一星」について、ご応募いただいた38作品の写真を厳正に審査した結果、以下のとおり受賞作品が決定しました。
【募集テーマ】
小樽商科大学の魅力や学生・教職員の活き活きとした瞬間が伝わる写真
【募集期間】
平成30年4月23日(月)から平成30年8月31日(金)まで
【賞】
学長賞
ハーフマラソン、祝完走 |
副学長賞
馳せる思いをのせて | 夜桜 |
イッツ、グローカル |
ブログ賞
一上・二上・三上・四上 |
行くぞ、全国 | 学長に追いつこうとする学生達 |
帰国前のひと時 | 桜で囲まれる商大の春 |
旧魁陽亭に関する共同研究プロジェクトを開始
本学と株式会社魁陽亭が、北海道を代表する老舗料亭である旧魁陽亭の亭内に残る資料や関係者への調査を実施し、創業以来の歴史を活かした観光資源化・地域活性化を目的とする共同研究を立ち上げました。
詳細は、こちらをご覧ください。