第426号(平成29年4月1日発行)
人事異動
平成29年2月1日付け発令(PDFファイル)
平成29年2月28日付け発令(PDFファイル)
平成29年3月31日付け発令(PDFファイル)
平成29年4月1日付け発令(PDFファイル)
4ゼミ合同のディベート大会を開催
平成29年1月26日(木),本学4号館の160教室にて4ゼミ合同による「地域の問題を知り,討論を通じて解決のきっかける考えるための分野横断的ゼミ対抗ディベート大会」を開催しました。
これは,「地(知)の拠点整備事業(COC)」の地域志向型教育プロジェクトの一つとして実施したもので,小樽・後志地域が直面する現代的なテーマによるゼミ対抗の討論大会を通じて学生の地域への理解を深め,テーマの調査や実践的な議論により学生達の成長を促すものです。
討論のテーマは,第1回戦「小樽商大を市街地に移転すべきか否か」,第2回戦「泊原発を再稼働させるべきか」,第3回戦「小樽運河に続く観光地として相応しいのは旧手宮線か天狗山か」として,市民の方々にも公開される形で行いました。
井上ゼミの学生が幹事・審判を務め,参加した柴山ゼミ,中島ゼミ,小林ゼミの学生達が,自分たちの主張の基となるデータや資料,プレゼン資料作り,予想される相手からの質問に対する反論など,この日に備えて準備してきました。
お互いの主張が真っ向からぶつかり合う議論の結果,第1回戦は中島ゼミ,第2回戦は柴山ゼミ,第3回戦では柴山ゼミが勝利し,総合優勝は柴山ゼミとなりました。
参加した学生達からアンケートを募ったところ,いつものゼミより熱心に取り組み,成長できたと感じた,小樽や後志のテーマを入れたことは良かったなどが2/3以上を占め,具体的な意見としては,ディベートを通じて様々なことを知ることが出来,その場で話す力を鍛えることができたなどのメリットや,もっとフィールドワークをしたり,専門の方にお話を伺うなどすべきだったなどの反省点も上げられていました。
また,見学した市民の方々からは,「商大移転」の中島ゼミの立論は個別具体的で興味深かった,「原発」反対派の立論は非常によく検討されており敬服できた,それぞれ良く調べているがインターネット調査が中心のように見えたのでもっとフィールドワークをした方がいいのでは,このプロジェクトは学生への教育効果,教育的意義が高いといった意見があり,本学の教育の直接見ていただく貴重な機会になりました。
会場の様子 | 相手の主張への質問を相談中 |
「しみず食の未来づくりシンポジウム」を共催
平成29年1月28日(土),清水町文化センターにおいて清水町主催「しみず食の未来づくりシンポジウム」が開催され,本学は文理融合型産学官連携の一環として,帯広畜産大学,十勝清水町農業協同組合とともに共催しました。
本シンポジウムは,2月10日から開催される「清水町アグリビジネススクール」のキックオフイベントとして開催されたもので,第1部ではプロ野球元日本ハムファイターズの岩本勉氏が「元気をつくる食の力」と題してユーモアを交えて講演し,平成28年8月に台風10号の被害を受けた農業関係者らに元気と希望を与えました。
また,第2部のパネルディスカッションでは,株式会社もりもとの松原範宜氏,(株)髙島屋MD本部北海道展バイヤーの新井将士氏,シニア野菜ソムリエの萬谷利久子氏ら3名のパネリストが「作り手目線から消費者目線の農業へ」と題してパネルディスカッションを行い,「清水町の農業はどうあるべきか」について提言を行いました。当日は約100名の町民等が参加し,厳寒の中,会場は大変熱気のあるものとなりました。
挨拶をする和田学長 | 会場の様子 |
平成28年度退職記念最終講義を開催
平成29年1月19日(木)及び1月30日(月),平成29年3月31日限りで退職される3名の退職記念最終講義を開催しました。
小笠原春彦 特任教授
小笠原教授は,日本国有鉄道で勤務されたのち,1995年に本学商学部教授として着任され,20年以上にわたり,本学での統計科学教育にご尽力いただきました。
最終講義にあたり,和田学長からの挨拶では,小笠原教授の印象は,膨大な量の研究をされる方であること,また,小笠原教授が教務委員会委員長を勤めていらっしゃった際,教育担当副学長として共にカリキュラム改革に取り組み,小笠原教授は計画的に取り組まれていたこと等の思い出が語られました。
最終講義の講演題目は,『統計科学研究の原点』。
講義は,大学在学中,教育統計学や計量心理学に強い関心をお持ちであったことや,日本国有鉄道で勤務されていた間,適性検査に関する研究にも携わっていらっしゃったこと等,小笠原教授のこれまでの研究人生を振り返る内容となりました。
これまでの人生を表すと,科研費人生,査読人生といった言葉が相応しいかも知れないと仰っていた小笠原教授のお言葉を垣間見ることができ,小笠原教授の研究に没頭された日々を想像できる和やかな講義となりました。
大島 稔 特任教授
大島教授は,1981年に本学短期大学部講師として着任され,35年以上にわたり,本学での英語教育にご尽力いただきました。
また,本学の要職に携わってこられ,平成19年10月から平成22年3月まで言語センター長を務められました。最終講義にあたり,和田学長からの挨拶では,大島教授は,本学の英語教育,とりわけICTを活用した英語教育の向上に指導的な役割を担われたことや英語の教員育成に対してもご尽力いただいたこと等の思い出が語られました。
最終講義の講演題目は,『英語は,どう学ぶ?どう教える?』。
現代社会に欠かせない英語の学び方や教え方についての講義が,ご自身の体験談や現在の英語教育の課題等を交えながら展開されました。
ダジャレや言葉遊びを用いた大島教授の考える英語の特徴や座右の銘も紹介され,ユーモアの溢れる講義となりました。
裴 崢 特任教授
裴教授は,1992年に本学言語センター助教授として着任され,20年以上にわたり,本学での中国語教育にご尽力いただきました。
最終講義にあたり,鈴木副学長からの挨拶では,裴教授は,新生言語センターに最初に着任された語学の先生であったことや,学生からの人気も高く,外国語の中ではダントツの人気を誇っていること等の思い出が語られました。
最終講義の講演題目は,『学習者は教育現場の主役-語学教育に携わって-』。
講義は,文化大革命下の中国で偶然の出会いから日本語・日本への道に進み,学習者の立場に立った教育理念と語学指導法に至るまで,「教育の場は感動の場」という視点から裴教授のこれまでの人生を振り返る内容となりました。様々な異文化体験,中日交流のエピソード等も紹介され,時おり会場を笑いに湧かせながら,温かな雰囲気の中で講義は終了となりました。
「第10回小樽商科大学と北海道庁経済部との勉強会」を開催
平成29年2月8日(水),札幌サテライトにて「第10回小樽商科大学と北海道庁経済部との勉強会」を開催しました。参加者は本学より5名,北海道庁経済部より19名の合計23名でした。
この勉強会は,平成26年の北海道と本学との包括連携協定に基づく取り組みです。地域研究会の研究成果『グローバリズムと北海道経済』(平成26年刊)をテキストに,本学の研究成果の道施策への展開と道職員及び本学教員の資質向上のために実施しました。
第10回はこの勉強会の最終回にあたり,第6章の「北海道UIターン人材マッチングの実証分析」をテーマに執筆者の江頭進教授が講師を務めました。1時間の講義のあと,テキストが作成されて以降のUIターンの現状などについて30分程度質疑応答・討議が行われました。
なお,勉強会は新たなテーマで平成29年度も継続される予定です。
清水町アグリビジネススクールを開催
本学や帯広畜産大学等が共済している清水町アグリビジネススクールが,平成29年2月10日(金)から十勝清水町農業協同組合会議室において開催され,25名が受講しました。本スクールは平成28年11月開講予定でしたが,平成28年8月の台風10号により町が大被害を受けたため延期されていたもので,このたび町役場等の努力により無事開講されることになったものです。開講式には高薄清水町長や本学和田学長もかけつけ,高薄町長は「学ぶことは必ず実りになる。」と,また和田学長は「この機会に人的交流も深めてもらいたい。」と受講者を激励しました。
本事業は清水町の農業経営力の向上と次世代を担う農業人材の育成を図ることを目的としており,農業経営の基本となる知識の習得やビジネス感覚を高めるための講座を4回開催します。本学は文理融合型産学官連携事業の一環として,帯広畜産大学とともに講座を提供しており,第1回目は本学の船津秀樹教授が「外から見た清水町の農業」と題して講演を行い,アグリビジネスの考えに「移動する消費者」の概念を加え,十勝経済の活性化と清水町の農業について考察を行いました。また,「清水町のブランドは何か?」等についてグループワークも行いました。第2回「営農計画の課題と解決策」第3回「耕畜連携による土づくり」は帯広畜産大学が講義を行い,第4回「農業機械の最新動向」は北海道立総合研究機構が講義を実施しました。
和田学長挨拶 | 受講生の皆さんと |
地域医療を目指した次世代医療人材を育成する「関西学院大学・小樽商科大学」合同シンポジウムを開催
平成29年2月11日(土),関西学院大学と本学は「地域医療」をテーマに,関西学院大学東京キャンパスにおいて合同シンポジウムを開催し,両大学関係者も含め約50名が出席しました。
両大学は,平成28年度経済産業省産学連携サービス経営人材育成事業に採択された16事業の内,医療をテーマに採択されたのが2大学のみだった縁もあり,今回2大学の中間地点である東京で合同シンポジウムを開催することになったものです。
現在,両大学は地域に根ざした医療機関や医療関連企業等との産学連携により,次世代の医療人材の育成に向けて取り組んでおり,地域医療の重要性について広く周知していくため,両大学の事業紹介と共に地域包括ケアシステムの現状と課題について考察するシンポジウムを開催しました。
合同シンポジウムでは,第1回日本サービス大賞総務大臣賞受賞した石川県の社会医療法人財団董仙会(とうせんかい)恵寿総合病院の神野正博理事長が「これからの病院の役割を考える」と題して基調講演を行い,「病院」の品質の時代から「地域」の品質の時代へ変革が必要であると訴えました。
引き続き,両大学の事業紹介が行われた後は,「地域医療経営人材の育成からみた地域包括ケアシステムの現状と課題」というテーマでパネルディスカッションが行われ,活発な議論が繰り広げられました。
参加者からは,非常に充実した内容であったとの感想が多数寄せられ,また,これからの日本を下支えする非常に重要な問題を投げかけたシンポジウムであったとの声も聞かれました。
基調講演をする恵寿総合病院神野正博理事長 | パネラーとコーディネーターの李部門長(右) |
小樽商科大学COCシンポジウム「北前船と小樽・後志~歴史的価値と観光資源化を考える~」を開催
グローカル戦略推進センター(CGS)では,文部科学省「地(知)の拠点(COC)事業」の一環として,平成29年3月4日(土)14時から小樽経済センター7階ホールにて,小樽商科大学COCシンポジウム「北前船と小樽・後志~歴史的価値と観光資源化を考える~」を開催しました。
このシンポジウムは,小樽・後志地域と北前船の関わりを再発見し,地域の発展に大きな役割を果たした北前船の歴史的価値と地域観光資源としての活用について考えるために開催したものです。
第1部では,歴史的価値の紹介として,北海道北前船研究会を主宰する土屋周三氏と本学グローカル戦略推進センター研究支援部門地域経済研究部の学術研究員高野宏康の講演を行いました。
第2部では,地域観光資源としての視点から,北陸銀行と北前船の関係について北陸銀行取締役常務執行役員の志摩洋一氏が,北前船をモチーフとした新たな小樽ブランドの開発についてUNGA↑プロデューサーの白鳥陽子氏と株式会社フレンセル専務取締役の菊池昭宏氏が,ヒストリーツーリズムについて株式会社スリーエス社長の森本恵美氏が講演を行いました。
第3部では,講演者がパネリストとなり,それぞれの専門分野から北前船の資源価値についての意見交換・討議を行いました。
参加者は当初定員予定の80名を大きく超える約230名で,小樽・後志地域をはじめ,札幌圏や道南,道外からの参加者もあり,非常に好評でした。あらためて,北前船への関心の高さが伺われました。
挨拶する和田学長 | 会場の様子 |
平成28年度学生表彰授与式を挙行
平成29年3月10日(金),学生表彰授与式を挙行しました。
学生表彰は,学業成績優秀者,課外活動の成果が特に顕著だった団体・個人および本学の名誉を著しく高めた団体・個人を表彰する制度です。
平成28年度は以下の9名及び4団体を表彰し,学長から表彰状と記念品が授与されるとともに,今後の活躍を大いに期待するとのお祝いの言葉が贈られました。
また,3月14日に挙行された学位記授与式では,受賞者の紹介が行われました。
受賞者(敬称略・成績優秀者の学部生は五十音順)
■学業成績優秀者
1.佐藤 香奈恵(商学科4年)
2.田野倉 光一(商学科3年)※早期卒業
3.野上 裕也(商学科3年)※早期卒業
4.福田武志(アントレプレナーシップ専攻2年)
■課外活動の成果が特に顕著だったことによる受賞者
1.中村涼太(企業法学科4年)
(理由)大学在学中に北海道をはじめ東北,関西を含む計7つの空手の大会に出場し,優秀な成績を収めた
2.佐野祐作 (経済学科4年)
(理由)第62回全国国公立大学選手権水泳競技大会に出場を果たす等,優秀な成績を収めた
3.田中晶久(経済学科4年)
(理由)第31回北部地区国公立大学水泳競技大会において,大会新記録を樹立する等,優秀な成績を収めた
4.徳永和真(商学科4年)
(理由)第92回日本学生選手権水泳競技大会に出場を果たす等,優秀な成績を収めた
■本学の名誉を著しく高めたことによる受賞
1.株式会社i-vacs
(理由)地域活性化に取り組む大学発ベンチャーとして,札幌狸小路商店街で行ったJTB北海道とのコラボレーションによる集客イベントが,数多くのメディアに取り上げられた
2.深田ゼミ
(理由)「サッポロ・オープンデータGIS大賞」において「クリプトン・フューチャーメディア賞」を受賞した
3.原口ゼミ
(理由)平成28年度電気・情報学会北海道支部連合大会において優秀な発表を行いIEEE札幌支部より奨励賞を受賞し,HOKKAIDOアプリコンテスト2017においては,大地みらい信用金庫賞を受賞した
4.大津ゼミ「岩内町地方創生プロジェクト」
(理由)内閣府地方創生推進室主催の「地方創生政策アイディアコンテスト2016」において,優秀賞を受賞した
5.浅野貴広(商学科3年)
(理由)全日本珠算選手権大会フラッシュ暗算競技において優秀な成績を収め,その実績が評価され,日本学生支援機構が行う優秀学生顕彰の文化・芸術分野において奨励賞を受賞した
今後も活躍に期待します。
平成28年度学位記授与式を挙行
平成29年3月14日(火),本学体育館において平成28年度学位記授与式を挙行しました。学部生510名,大学院生47名の計557名が緑丘を巣立ちました。
当日は,冷たい風ではありましたが,春らしい陽射しに恵まれ,開式より早い時間から,校門前で写真撮影をする卒業生,修了生が多くいました。
卒業生,修了生は,札幌シンフォニエッタ及び本学室内管弦楽団による演奏の中入場し,スライドショーの思い出の一枚を見て,4年間を振り返っていました。
学位記授与式では,学長から,各学科・専攻の代表者に学位記が授与され,グローカルマネジメント副専攻プログラム修了生に修了証書が授与されました。
その後,学長から告辞があり,これからの時代で求められるのは,おそらく,創造力や創意工夫,また人工知能にはできない,他人と協調して働く力であり,重要なことは,卒業後も,自分を高める意欲を持ち続けること,修養と自省を怠らないことである旨の激励が贈られました。
また,成績優秀者を始め,課外活動で優秀な成績を修めた団体の紹介が行われ,会場からは温かい拍手が贈られました。
学位記授与式終了後,小樽ニュー三幸にて開催された卒業記念祝賀会及び緑丘会新入会員歓迎会では,教職員や友人,緑丘会の方々と楽しげに語らう学生達で大いに賑わいました。応援団によるエールも行われ,祝賀会は盛況のうちに終了しました。
札幌シンフォニエッタ及び本学室内管弦楽団 | 学位記授与 |
学長告辞 | グリー&カンタール |
地域医療マネジメントコース[トップ]講義を終了,また,引き続き平成29年度「経済産業省産学連携サービス経営人材育成事業」に採択
グローカル戦略推進センター(CGS)産学官連携推進部門では,昨年度に引き続き採択された「経済産業省産学連携サービス経営人材育成事業」として,平成28年8月から地域医療マネジメントコース[ミドル]のベーシック,アドバンス講義を開催してきましたが,この度[トップ]講義3回の実施を以て,今年度の事業を終了しました。
トップ講義の最終回である第3回目は,本事業のコンソーシアム機関であるほくやく・竹山ホールディングスのほくたけビル9階会議室において,渓仁会グループの最高責任者 田中繁道 氏を講師に招き,「地域医療の目指すべき方向と地域の共生」と題して講義を行いました。また,講義後は,同じく渓仁会グループの成田吉明 氏(手稲渓仁会病院長),横串算敏 氏(札幌渓仁会リハビリテーション病院開設準備室長),小嶋一 氏(手稲家庭医療クリニック院長),増田智子 氏(札幌市白石区第3地域包括支援センター所長),奥田龍人 氏(NPO法人シーズネット理事長)を講師に加え,講義と同じテーマで多方面からの議論を深めました。
当日は,受講者の方に聴講者も含め75名が参加,特に会場となったほくやく・竹山ホールディングスからは眞鍋雅昭代表取締役社長を始め部長,支店長等がずらりと顔を揃え,文字通りのトップクラス授業となりました。
なお,本学の本事業は平成29年度も引き続き「経済産業省産学連携サービス経営人材育成事業」として採択され,3年連続で実施することが決まりました。継続最終年度の平成29年度は,経営層向けの地域医療トップマネジメントコースを8講義,中間管理層向けの地域医療ミドルマネジメントコースを9講義開催する予定で,その後の自走化を目指すことになります。
渓仁会グループ最高責任者 田中繁道 氏 | ディスカッションの様子 |
グローカル戦略推進センターアドバイザリーボード会議を開催
平成29年3月28日(火)に,平成28年度グローカル戦略推進センターアドバイザリーボード会議を開催しました。本会議は,本学が求める人材育成像や教育内容,グローカル戦略推進センターの在り方等について,学長の諮問に応じて審議,助言を行い,大学運営に資することを目的として設けられているものであり,平成28年4月の同センター本稼働後初めて開催しました。
アドバイザリーボード委員には,学外委員として池尾恭一明治学院大学経済学部教授(慶應義塾大学名誉教授),石積尚幸日本オラクル株式会社執行役副社長,辻泰弘北海道副知事,横内龍三株式会社北洋銀行会長ら各方面の有識者が,学内委員として同センター船津秀樹グローカル教育部門長,深田秀実教育支援部門長が参画しています。
会議では,本学が掲げる「北海道経済の発展に寄与するグローカル人材の育成」というビジョンを実現するための「カリキュラム改革」「産学官連携教育」「アクティブラーニング」「ブレンデッドラーニング」「入試改革」の5つの重点的に推進する取組について報告が行われるとともに,これらを踏まえた意見交換の場が設けられ,本学が推進する「カリキュラム改革」や「産学官連携教育」,「アクティブラーニング」をテーマに活発な意見交換が行われました。学外委員からは,「教育の成果の評価・測定に際しては,企業が求める能力とのマッチングが重要である」「グローバルに活躍できる人材にはリベラルアーツが極めて重要である」等,多数の意見が寄せられました。
本学では,アドバイザリーボード委員からの提言や意見交換の内容を,今後の教育・研究・社会貢献活動や,同センターの活動に積極的に反映していくこととしています。
会議の様子 |
動画コンテンツを用いてアクティブラーニングについて
説明する深田教育支援部門長
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第13回トリボン読書会を開催
第13回トリボン読書会を下記のとおり開催しました。
【日時】 平成29年1月17日(火)17時45分~19時15分
【会場】 小樽商科大学附属図書館 2階閲覧室 教育情報発信・地域連携スペース
【講師】 荻野 富士夫 (本学特任教授(一般教育等))
【演題】 日記・手紙・自伝の面白さに触れてみよう!
【参加費】 入場無料
【申込先】 学術情報課(附属図書館)利用者支援係
TEL:0134-27-5273
(PDFファイル) |
「商大生が小樽の活性化について本気で考えるプロジェクト(本気プロ)2016夏」 成果発表会を開催
本学の地域連携教育の成果を報告するとともに,地域のみなさまとの交流を深めることを目的として,「商大生が小樽の活性化について本気で考えるプロジェクト(本気プロ)2016夏(2016年7月-12月)」履修生の 最終成果発表会を,下記のとおり開催しました。
【日時】 平成29年1月18日(水)15時00分~18時00分(開場14時30分)
【会場】 小樽商科大学 3号館2F 213AL講義室
【参加費】 入場無料(入退場自由)
【内 容】
15時05分~ 第1部「本気プロ2016夏」履修生 最終成果発表会
・小樽ブランドを活かした新たな商品開発
・小樽観光地のユニバーサルデザイン
・市立小樽図書館の活性化
16時15分~ 第2部 「本気プロ」について改めて考えてみる~これまでの振り返りと今後について~
・本気プロで何を学ぶのか
・本気プロから得られることについて
・演習手順に沿って今後の本気プロについて考えてみる
・本気プロを支えるプロジェクトディレクターの目線から
・新プロジェクトと新履修生紹介
(PDFファイル) |
地方創生☆政策アイデアコンテスト優秀賞を受賞
本学の大津ゼミ(商学部社会情報学科)は,内閣府地方創生推進室等が開催している「地方創生☆政策アイデアコンテスト2016」(応募総数699件,大学生以上一般の部486件)の全国最終審査会にて,大学生以上一般の部で2位である優秀賞を受賞しました。
今回受賞した政策提案は,昨年,北海道経済産業局及び(株)北海道銀行,(株)道銀地域総合研究所が開催した「北海道☆RESASデータ分析フォーラム」において,専門家のアドバイスを踏まえブラッシュアップを行ったものです。
同政策提案は,「岩内町超積極戦略で“稼ぐ力”をパワーアップ」をテーマに,北海道岩内町を分析対象としたもので,岩内町の産業の再興・憧れの醸成や雇用創出による人口流出を食い止め,持続可能なまちを実現するため,3つの戦略「マリンアクティビティの充実で観光客の呼び込み」,「ニシン缶で災害食市場のブランドの確立」,「岩内海洋深層水で水問題の解決」を提案しました。
大津ゼミの政策提案
【テーマ】
岩内町 超積極戦略で“稼ぐ力”をパワーアップ(分析自治体:岩内町,ニセコ町)
【概要】
岩内町は,海洋資源,水産食料品製造業,ニセコエリアへの外国人観光客増加に強みがある。一方で,少子化,地元産業の衰退,町内の若者が自分の将来を町内で描いていないことが弱みである。
そこで,以下の3つの戦略を実行することで,岩内町の産業の再興・憧れの醸成や雇用創出による人口流出の食い止めが可能となり,持続可能なまちが実現する。
作戦1:「ニセコ→ブルーオーシャン戦略」マリンアクティビティを充実させ,夏にニセコから観光客を呼び込む
作戦2:「“トッテオキ”のニシン缶を!作戦」岩内町の特産・技術を利用して災害食市場にてブランドを確立
作戦3:「ミズから変える地方と地球のライフライン作戦」岩内海洋深層水で水問題を解決
【関連リンク】
内閣府地方創生推進室:地方創生☆政策アイデアコンテスト2016
https://contest.resas-portal.go.jp/2016/
経済産業省 北海道経済産業局
http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/20170123/index.htm
表彰式の様子(提供:北海道銀行) |
修学支援基金を創設
平成28年度の税制改正により,学生の修学支援の寄附について,所得税の軽減措置が拡充されました。
これを機に,本学では,経済的理由により修学が困難な学生等に財政的な支援を行い,社会の指導的役割を果たす品格ある人材の輩出に資することを目的とした「修学支援基金」を創設しました。
「修学支援事業」へいただいたご寄附については,確定申告時には「税額控除」または「所得控除」をお選びいただけるようになります。
詳細については,こちらをご覧ください。
本学の「修学支援基金」における事業内容
1.【給付型奨学金事業】
学資金を支給する事業
2.【授業料免除特別枠事業】
授業料の一部を免除する事業
3.【学内スチューデント・アシスタント特別枠事業】
本学の就業規則等において定めるところにより,学生等を本学の教育及び学生支援補助に係る業務に従事させ,手当を支給する事業
4.【「輝光寮」寮費免除特別枠事業】
寄宿料の全部又は一部を免除する事業
本学学生がIEEE札幌支部Student Paper Contest Encouraging Prizeを受賞
IEEE札幌支部Student Paper Contestにおいて,本学学生が,Encouraging Prize(奨励賞)を受賞しました。
この受賞は,昨年11月に開催された「平成28年度電気・情報関係学会北海道支部連合大会」(於・北海学園大学)において,「クロスワードパズル生成問題の新しい定式化」という題目で発表し,高く評価されたことによるものです。
詳細はこちら(PDFファイル)をご覧ください。
受賞テーマ:クロスワードパズル生成問題の新しい定式化
受賞者:社会情報学科・4年次・佐藤 潤一(原口 和也ゼミ)
本学学生がHOKKAIDO学生アプリコンテスト 大地みらい信用金庫賞を受賞
HOKKAIDO学生アプリコンテスト2017において,本学学生が,大地みらい信用金庫賞を受賞しました。
この受賞は,本学学生が開発した,学習計画を計算してくれるアプリ「Testudy Maker」が認められたことによるものです。
詳細はこちら(PDFファイル)をご覧ください。
受賞アプリ:Testudy Maker
受賞者:社会情報学科・4年次・関屋 亮太(原口 和也ゼミ)
本学学生がキャンパスベンチャーグランプリ北海道 努力賞を受賞
第12回キャンパスベンチャーグランプリにおいて,本学学生が,努力賞を受賞しました。
本大会は,現役学生が我が国に共通する課題を解決するビジネスプランを考えるもので,本学学生は,大学のある市町村の高齢者を対象に,その市町村の大学生を派遣して代行業務を行うというビジネスプランが認められ,今回の受賞となりました。
受賞テーマ:繋交協助(けいこうきょうじょ)
受賞者:1年次・渡部 真大
【関連リンク】
キャンパスベンチャーグランプリ北海道大会
https://www.cvg-nikkan.jp/index/hokkaidou/
出版会より『「満洲国」における抵抗と弾圧-関東憲兵隊と「合作社事件」-』が出版
小樽商科大学出版会より、研究叢書第3段となる、荻野富士夫(本学特任教授)共著『「満洲国」における抵抗と弾圧-関東憲兵隊と「合作社事件」-』が刊行となりました。
【関連リンク】
日本経済評論社 本書紹介ページ
http://nikkeihyo.co.jp/books/view/2458
小樽商科大学出版会
https://www.otaru-uc.ac.jp/cgs/rsd/?page_id=71/#press
平成29年1月主要日誌
平成29年2月主要日誌
平成29年3月主要日誌