第423号(平成28年9月1日発行)
第423号(平成28年9月1日発行) |
人事異動 |
■人事異動 |
諸報 |
■早川三代治展記念講演会を開催 |
■佐野力海外留学奨励金授与式を挙行 |
■海外研修報告会を開催 |
■北洋銀行ものづくりテクノフェア2016に出展 |
■文部科学省子ども霞が関見学デーにおいて「めぐって・あつめて!北海道ご当地キャラクターシールリレー」を開催 |
■名誉校友称号授与式を挙行 |
■おたる潮祭りに参加 |
■文部科学省で企画展示を開催 |
■緑丘戦没者慰霊祭を実施 |
その他のイベント |
■第17回OBSフォーラムを開催 |
■マジプロ最終成果発表会を開催 |
■大学院現代商学専攻入試説明会を開催 |
■大学院アントレプレナーシップ専攻入試説明会を開催 |
お知らせ |
■観光庁公募事業「産学連携による観光産業の中核人材育成・強化に関する業務」に採択 |
■本学学生が高校生向けウェブサイトを構築 |
主要日誌 |
■平成28年7月主要日誌 |
■平成28年8月主要日誌 |
人事異動
平成28年9月1日付け発令(PDFファイル)
早川三代治展記念講演会を開催
小樽生まれの経済学者・小説家であり,戦後本学の経済学教授も勤めた早川三代治の業績を紹介する展示会を,平成28年5月21日~7月24日の期間,本学附属図書館と市立小樽文学館の共催で開催し,本学は経済学の面から,市立小樽文学館は文学の面から,各々の所蔵資料を展示しました。
展示の一環として,文人経済学者,早川三代治の二つの顔について,それぞれの専門家が講演する特別講演会を,7月1日(金)に本学附属図書館で開催し,市民,教職員ら40名の参加者が講演を聴講しました。
前半は,小樽文学館学芸員の亀井志乃氏が,早川三代治の小説家としての業績について,有島武郎から影響を受け,経済学者の視点を文学に生かした独自性を力説しました。
後半は,本学附属図書館長の江頭進理事が,経済学者早川三代治の業績について講演しました。日本人として最初にシュンペーターに面会し指導を受け,当時最先端の経済学を日本に紹介し,世界トップレベルの経済学の学術雑誌Econometricaに日本人で初めて論文を掲載した早川の実力を挙げ,本学を体現するグローカルな経済学者であったと締めくくりました。
参加者からは活発な質問が飛び交い,「江頭氏と亀井氏の二本立ては最高だった」などの感想が寄せられました。
佐野力海外留学奨励金授与式を挙行
平成28年7月20日(水),本学の大学会館多目的ホールにおいて,佐野力海外留学奨励金授与式を執り行いました。佐野力海外留学奨励金は,本学におけるグローバル教育の推進を目的として,海外留学のために必要な経費を給付するものとして,本学のOBである佐野力氏のご寄附を基に平成27年度に創設されたものです。
今回給付を受けることとなったのは,学部専門共通科目「アジア・オセアニア事情」参加者20名と「ヨーロッパ事情」参加者2名の合計22名です。アジア・オセアニア事情参加者はオタゴ大学(ニュージーランド)に3週間,ヨーロッパ事情はウィーン経済大学(オーストリア)に約2週間,いずれも夏季休業期間中の研修に参加します。
授与式は,佐野氏の名代である三嶌氏および学長をはじめ本学の役員の列席の下行われ,学長から,お祝いの言葉と共に,留学中は商大生の代表としての心構えと危機管理意識を持った上で海外での見聞を広げて欲しいと激励の挨拶がなされた後,奨励金の目録が各学生に手渡されました。
奨励金授与式に引き続き行われた懇談会では,平成27年度「事情科目」参加者も加わり,活発に情報交換が行われました。
海外研修報告会を開催
平成28年7月20日(水),本学コラボルームC’sにおいて,学部専門共通科目「アジア・オセアニア事情」および「アメリカ事情」による海外研修の報告会を行いました。
この報告会は,事情科目にかかる海外留学を支援する「佐野力海外留学奨励金」の創設者である佐野力氏に,海外研修の様子を報告する目的で行われているもので,今回は,佐野氏の名代である三嶌氏,本学教職員ならびに事情科目参加者および参加予定者,約30名が出席しました。
報告会では,平成27年度2月・3月に実施したニュージーランド研修(アジア・オセアニア事情)およびボストン研修(アメリカ事情)に参加した学生が,スライドや動画を用い,海外研修における数々の有意義な経験やそれに対する感想・意識の変化についてプレゼンテーションを行いました。また,学生に同行した教員からも報告がなされ,出席者からの質問に活発な意見交換が行われました。
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北洋銀行ものづくりテクノフェア2016に出展
平成28年7月21日(木)に札幌のアクセスサッポロで開催された「北洋銀行ものづくりテクノフェア」は今年で10周年を迎え,参加企業は228社を超え,今までの最大規模で開催されました。本学は,2007年に開催された第1回から産学官金連携コーナーに出展しており,今年もグローカル戦略推進センター(CGS)産学官連携推進部門が中心となり展示を行いました。
今年の展示内容は,CGS産学官連携推進部門の取り組みとして「文理融合型ビジネス開発プラットフォーム」,経産省や観光庁の補助金による「社会人向け人材育成プログラム」,ベトナムや台湾等への「企業の海外展開支援」についてポスターで紹介したほか,大学発の学生ベンチャー企業として,株式会社SHE-NA(社会情報学科木村ゼミ)が参加しました。
株式会社SHE-NAは,グッドデザイン賞を受賞したデジタルサイネージの小型版を展示したほか,木村教員が株式会社HARPや北海道大学等と共同研究を進めているpepper2台を展示して商大の紹介を行わせる等ユニークな試みを行ったことで,本学のブースは大変な賑わいを見せました。
当日は,和田学長も開会式に出席し,李部門長をはじめとする部門の教員や木村教員が来客対応にあたり,また,木村ゼミからは5名の学生がおそろいのTシャツを着て,社会見学に来た多く高校生の対応をするなど,今年はいつにも増して活気のあるブースとなりました。
木村教員,和田学長,李CGS産学官連携推進部門長 | 木村ゼミとpepper |
文部科学省子ども霞が関見学デーにおいて「めぐって・あつめて!北海道ご当地キャラクターシールリレー」を開催
平成28年7月28日(木),文部科学省子ども霞が関見学デーにおいて,「めぐって・あつめて!北海道ご当地キャラクターシールリレー」を開催しました。
本イベントは,本学が現在実施している北海道周遊促進イベント「ご当地キャラクターシールリレー2016」(開催期間:平成28年7月2日~10月2日)を,COC事業の成果還元と北海道のPRを目的として,子ども向けにカスタマイズしたものであり,文部科学省内に設置された6つのチェックポイントを巡って,ご当地キャラクターのシールを集めて回るスタンプラリー形式のイベントでした。
6枚のシールを全て集めた約500名の子ども達には,本学が地元企業とコラボして作成したオリジナルのキャラクターキャンディがプレゼントされたほか,市町村との連携により作成したオリジナルの北海道ご当地キャラトレカ(全59種)がランダムで配布されました。
保護者からは,「チェックポイントを探しているうちに,他のイベントや展示にも触れることができて良かった」,「ご当地キャラクターが地域の周遊に一役買っているのは大変面白い。北海道ならではの取組だと思う」とコメントが寄せられたほか,参加した子ども達は,「キャンディがすごく可愛くて美味しい!」,「全部のトレカを集めたい。いつか北海道にも行ってみたい!」と笑顔で話すなど評判も上々で,イベント会場は終日シールを集める子ども達で賑わいました。
チェックポイントを巡ってシールを集める子ども達 | 参加者で賑わうイベントブース |
名誉校友称号授与式を挙行
名誉校友称号授与式を平成28年6月23日(木)に本学学長室で,平成28年7月8日(金)・28日(木)に本学同窓会の本部である緑丘会館で挙行しました。
名誉校友の称号は,本学の学生への教育的援助や教育研究の進展に顕著な貢献をした個人や団体へ授与されるもので,この度の授与者は以下の4名です。
授与式では,和田学長から授与者に名誉校友記と記念品が手渡されるとともに,感謝の言葉が述べられました。
授与者 | 功 績 | 授与式 |
清水 卓治 氏 | 本学の学生に対する顕著な教育的援助 |
7月28日挙行
(緑丘会館)
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澤田 芳郎 氏 | 本学の学生に対する顕著な教育的援助 |
6月23日挙行
(本学) |
富山 憲一 氏 | 本学の学生に対する顕著な教育的援助 |
6月23日挙行
(本学)
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齊藤 愼二 氏 | 本学の教育研究の進展に対する顕著な貢献 |
7月8日挙行
(緑丘会館)
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学長と齊藤氏(7月8日) | 清水氏と学長(7月28日) |
おたる潮祭りに参加
平成28年7月30日(土),小樽最大の祭りである「第50回おたる潮祭り」のイベント「潮ねりこみ」に参加しました。
5年ぶりの参加となる本学の梯団は,教職員,学生,留学生等の約50名が参加し,学長を先頭に踊りを披露しながら,小樽市内の繁華街約2キロの道のりを練り歩きました。
熱気溢れる踊りに会場は大いに盛り上がり,観客がともにかけ声である「商大」をコールする場面も見られ,沿道からは大きな声援が寄せられました。
集合写真 | 学長を先頭に踊りを披露する梯団 |
文部科学省で企画展示を開催
平成28年8月から11月までの間,文部科学省情報ひろば企画展示室において,「つないで,つづける,地域のキズナ」をテーマとした企画展示を開催しています。
本学は,地域に根差した大学として,開学以来地域貢献に積極的に取り組んでおり,平成25年度に地(知)の拠点整備事業(COC事業)に採択されてからは,地方の小規模大学の特性を最大限に活かし,具体的な地域ニーズに基づいて課題解決に幅広く取り組むなど,地域とのつながりをさらに強めています。
この度の企画展示では,地域に密着した取組事例として,COC事業の連携地域である全21市町村の広域連携を実現した「キャラクターでつなげる地域の輪プロジェクト」による地域活性化の取組と,連携地域の余市町が舞台のNHK連続テレビ小説「マッサン」をモチーフにした観光コンテンツの開発事例など,TVドラマの放映による一過性のブームに終わらせないための取組事例を紹介しています。
地域キャラクターのトレーディングカード等の展示 | 「竹鶴リタ」直筆レシピと学生が復刻したケーキの展示 |
緑丘戦没者慰霊祭を実施
平成28年8月15日(月),緑丘戦没者記念塔において緑丘戦没者慰霊祭を実施しました。
約70名の方にご参列いただき,若くして戦死した家族や友人を偲びました。
【式次第】
開式の辞 緑丘会札幌支部幹事長 角田 国孝 氏
黙祷
学長挨拶 小樽商科大学長 和田 健夫
緑丘会挨拶 緑丘会札幌支部長 山田 二郎 氏
献花 御遺族一同・緑丘会会員・学生代表・大学教職員
校歌斉唱 グリー&カンタール
閉式の辞 緑丘会札幌支部幹事長 角田 国孝 氏
慰霊祭の様子 |
第17回OBSフォーラムを開催
第17回OBSフォーラムを下記のとおり開催しました。
【題 目】 女性MBAホルダーが考える「輝く働き方」
【日 時】 平成28年7月6日(水) 18時30分~20時30分
【会 場】 sapporo55ビル1階 インナーガーデン
(札幌市中央区北5条西5丁目 紀伊國屋書店1階入口前)
【定 員】 100名
(PDFファイル) |
マジプロ最終成果発表会を開催
「商大生が小樽の活性化について本気で考えるプロジェクト(マジプロ)2016W」 最終成果発表会について,本学の地域連携教育の成果を報告するとともに,地域のみなさまとの交流を深めることを目的として,下記のとおり開催しました。
【日 時】 平成28年7月10日(日) 11時00分~16時30分(開場10時30分)
【会 場】 本学 5号館4F470号教室
【参加費】 無料(入退場自由)
【進 行】 11時00分~ 第一部 基調講演「地域連携型PBLの成果と課題」
(北九州市立大学 教授 眞鍋 和博 氏)
13時00分~ 第二部 現履修学生による各プロジェクト成果報告会
15時20分~ 第三部 トークセッション
「持続的な地域連携教育のために必要なこと」
(PDFファイル) |
大学院現代商学専攻入試説明会を開催
本学大学院商学研究科現代商学専攻(博士前期課程・後期課程)の平成29年度入試に向けた入試説明会を下記のとおり開催しました。
日時 | 会場 | 内容(予定) |
平成28年7月12日(火) 19時00分~20時00分 |
本学札幌サテライト |
・概要説明 ・入試説明 ・受験相談 |
平成28年7月26日(火) 17時40分~18時40分 |
本学3号館 213AL講義室 |
・概要説明 ・入試説明 ・受験相談 |
大学院アントレプレナーシップ専攻入試説明会を開催
本学大学院商学研究科アントレプレナーシップ専攻の平成29年度入試に向けた入試説明会を下記のとおり開催しました。
日 時 | 会 場 | 内容(予定) |
平成28年7月2日(土) 10時00分~11時55分 |
本学札幌サテライト |
・概要説明 ・入試説明 ・模擬講義 ・修了生からのメッセージ ・受験相談 |
平成28年7月13日(水) 19時00分~20時55分 |
本学札幌サテライト |
・概要説明 ・入試説明 ・模擬講義 ・修了生からのメッセージ ・受験相談 |
平成28年7月29日(金) 19時00分~20時55分 |
本学札幌サテライト |
・概要説明 ・入試説明 ・模擬講義 ・修了生からのメッセージ ・受験相談 |
観光庁公募事業「産学連携による観光産業の中核人材育成・強化に関する業務」に採択
観光庁の公募事業「産学連携による観光産業の中核人材育成・強化に関する業務」に,本学の企画事業が採択されました。
本事業は,継続的に旅館・ホテルの次世代経営者や幹部に対して経営学を起点として経営スキル向上を進め,観光産業の中核として地域に貢献できる人材育成プログラムを発展させることを目的としたもので,平成27年度に本学が受託・実施した「産学連携による旅館・ホテルの経営人材育成事業」において実施した教育プログラムのブラッシュアップを行うとともに,平成27年度受講者へのフォローアップ研修を実施します。
なお,各プログラムは,観光等の関連業界の協力を得て実施する予定です。
平成28年度は,ブラッシュアッププログラムを10月(3日間),11月(3日間),3月(3日間)の3回(計9日間),フォローアップ研修が9月(3日間),11月(3日間)の2回(計6日間)での実施を予定しています。
【関連リンク】
「産学連携による観光産業の中核人材育成・強化に関する業務」企画競争実施結果
http://www.mlit.go.jp/common/001136504.pdf
事業報告書:産学連携による旅館・ホテル経営人材育成事業(平成27年度)
http://www.mlit.go.jp/common/001131157.pdf
本学学生が高校生向けウェブサイトを構築
本学の学生(((株))SEA-NA・木村ゼミ)が高校生向けの情報提供サイトのコンテンツ開発を行いました。このウェブサイトは,「OUC Navi High School」という名称であり,平成28年8月8日(月)のオープンキャンパスから公開しました。
オープンキャンパスでは,紙媒体のゲーム「OUC クエスト」を準備し,ゲームの解答を「OUC Navi High School」サイトから入力してもらうことで,楽しんでもらいながら,ウェブサイトへアクセスしてもらいました。
平成28年7月主要日誌
平成28年8月主要日誌