第417号(平成27年9月1日発行)
エドヒガンザクラ植樹を実施
平成27年7月3日(金)に本学体育館前において,エドヒガンザクラの植樹を行いました。
エドヒガンザクラは,おたる運河ロードレース有志一同(代表:新山邦幸氏)から,ご寄贈いただいたものです。
日本さくらの会認定の「桜守」で,道南七飯町の桜研究家浅利政俊氏が,東日本大震災で被災した福島県須賀川市の神炊館(おたきや)神社にある樹齢約300年のエドヒガンの種を譲り受け,自宅で苗を育てられたものです。
浅利氏の「福島のサクラを道内各地で育て,震災を忘れないという思いの輪を広げたい」との願いが込められています。
植樹の様子(左:和田学長 右:新山さん) |
佐野力氏による講演会を開催
平成27年7月6日(月),佐野力氏(本学OB・元日本オラクル会長)による講演会を開催しました。
本講演会は,同日開催の佐野力海外留学奨励金授与式に先立ち開催したもので,4号館160CL教室と5号館470CL教室をテレビ会議システムで中継して行い,聴講を希望する学生や事務職員等約400名が受講しました。
「仕事の上で成功者となるために」と題した講演会では,企業経営のトップとしての経験をもとに,様々なエピソードを交えながら,これから社会に出る学生に対し,社会人としての心構えや人脈の重要性を熱く語られました。
また,海外を経験することの重要性や学生時代にやっておくべきことについても触れられ,今後の学生生活に生かすべく,学生は熱心に耳を傾けていました。
講演会の様子 | 講演をされる佐野力氏 |
佐野力海外留学奨励金授与式を挙行
平成27年7月6日(月),佐野力氏による講演会を開催した後,本学大学会館多目的ホールにおいて佐野力海外留学奨励金授与式を挙行しました。
佐野力海外留学奨励金は,佐野力氏による本学のグローカル教育の推進を目的としたご寄附により,事情科目を受講している学生の海外派遣に必要な経費の一部を支給するものです。
この度佐野力海外留学奨励金を受給したのは,平成27年度に新設された事情科目の一つである「アジア・オセアニア事情」(1年次配当)を受講している24名で,本学における事前授業を経て,夏季休業期間中にマラヤ大学(マレーシア)またはオタゴ大学(ニュージーランド)における研修に参加することとなっています。
授与式では,和田学長からの挨拶の後,代表学生1名に目録が手渡され,その後,佐野力氏から「海外では様々なことにチャレンジし,元気に帰ってきて欲しい」との激励の言葉が贈られました。
授与式終了後には懇談会が行われ,佐野氏と学生,また学生間で交流が深められました。
授与式の様子 | 集合写真 |
「ゆめぽーとライブ」第18弾を開催
平成27年7月16日(木),18時より本学附属図書館2階において,第18回目となる市民向け講座「ゆめぽーとライブ」を開催しました。
今回は高橋純本学名誉教授を講師に迎え,「寅さんの小樽ツアー‐『男はつらいよ』シリーズ屈指の名作の秘密を読み解く‐」というテーマで,一般の方々,本学教職員など19名の参加がありました。
映画の舞台としての小樽の映像を実際に見ることにより,映画全体の中で,小樽シーンが果す役割がいかに大きいかを知ることができる講座でした。
寅さん映画を知らなかった学生からも興味深い質問が寄せられ,大変充実した楽しい講演会となりました。
参加アンケートでは「初めて寅さんについて知るきっかけになった」「映画にも興味を持てた」など,多くの感想がありました。
「ゆめぽーとライブ」の様子 |
ものづくりテクノフェア2015に出展
平成27年7月23日(木),北洋銀行主催の「ものづくりテクノフェア2015」(於:アクセスサッポロ)に,昨年に引き続き本学が出展しました。展示はビジネス創造センターが担当しました。
北海道のものづくり産業の振興を図るために道内外の企業,大学,支援機関等が参加して,情報交換・交流し,来場者へPRを行いました。今回の出展者数は過去最多の209社・団体となり,来場者は約4,400名でした。
本学は「社会的課題へ解決策を提供し,イノベーションの創出に貢献する」をキャッチコピーとして,大学,MBA,CBCビジネスサポート,道内企業への海外進出支援についてのパネル展示,近藤ゼミが起業した株式会社i-vacsの活動についてポスター,動画展示を行いました。来場者対応は,李濟民センター長,北川泰治郎副センター長,後藤英之准教授,今野茂代助手,i-vacsのスタッフ3名があたりました。来場者との情報交換、情報発信を積極的に行いました。
本学のブース |
来場者対応をする李センター長(右から2人目) i-vacsスタッフ(右から3人目) |
名誉校友称号授与式を挙行
平成27年7月28日(火),東京の国際文化会館において小樽商科大学名誉校友称号授与式を挙行しました。
小樽商科大学名誉校友の称号は,本学の学生への教育的援助や教育研究の進展に顕著な貢献をした個人や団体へ授与されるものです。
この度の授与者は以下の2名で,本学の教育・研究に多大なる貢献をいただいた方々です。
授与式では,和田学長から名誉校友記と記念品が手渡されるとともに,感謝の言葉が述べられました。
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功 績 |
小原 喜雄 氏 |
本学の学生に対する顕著な教育的援助 |
佐藤 幸子 氏 |
本学の学生に対する顕著な教育的援助 |
集合写真(6月30日) | 学長と小原氏(7月28日) |
パネル展「食の都小樽にようこそ」を開催
地(知)の拠点整備事業として,パネル展「食の都小樽にようこそ」を開催しました(主催:ビジネス創造センター地域経済研究部)。小樽の観光動線の多様化と滞在時間の延長を目的に,多数の観光客および市民が利用するJR小樽駅コンコースで開催する連続パネル展の第1回目として,小樽の「食」をテーマに6枚のパネルを展示しました。
【パネル展「食の都小樽にようこそ」】
日 時: 平成27年7月28日(火)〜8月7日(金)
会 場: JR小樽駅コンコース
参加日: 無料
内 容:展示パネル構成(全6枚)
(1)「食の都小樽にようこそ」
(2)「小樽あんかけ焼そば」
(3)「小樽寿司物語」
(4)「小樽群来そば」
(5)「小樽スウィーツ物語」
(6)「小樽グルメマップ」
パネル展の様子 | パネル展の様子 |
岡本日本経済再生総合事務局次長が本学を視察
平成27年7月30日(木),内閣官房の日本経済再生総合事務局岡本直之次長及び神谷考司企画官が本学を視察しました。
和田学長による大学概要説明の後,ビジネス創造センターの北川泰治郎准教授から「産学官連携・他大学連携の取組み」について,商学部社会情報学科の大津晶准教授から「社会と連携した教育の取組み」についての説明を行いました。
また,「学生の起業」について,本学の現役学生でもあるi-vacs代表取締役から,学生発ベンチャー企業の具体的な取組みについて説明が行われ,本学のモットーである「実学」を実践しながら地域活性化にも資する学生の取組みに,岡本次長及び神谷企画官は熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
続いて,和田学長から,地域に資する大学として,北海道経済の発展に寄与する「グローカル人材」の育成を目指すべく,「グローバル」「産学官・他大学連携」「アクティブラーニング」を軸に取り組んでいく旨,今後の展望が述べられました。
その後の意見交換では,岡本次長及び神谷企画官から,本学の,同窓会等の強固なネットワークを駆使し,国の政策にアンテナを張り,事業に取組む姿勢に大変驚いた旨発言があり,小規模な地方大学である本学が行っている地域に根差した数多くの取組みについて,理解と期待の言葉が述べられました。
意見交換終了後,岡本次長及び神谷企画官は,図書館ラーニング・コモンズ及びアクティブラーニング教室に移動し,新しい図書館の姿や最先端の機器を備えた教室を興味深く見学されました。
説明を聞く岡本次長(前列右)及び神谷企画官(前列左) | 意見交換の様子 |
教室の設備について説明を受ける岡本次長(左) |
緑丘戦没者慰霊祭を実施
平成27年8月15日(土),緑丘戦没者記念塔において緑丘戦没者慰霊祭を実施しました。
約90名の方にご参列いただき,若くして戦死した家族や友人を偲びました。
【式次第】
開式の辞 緑丘会小樽支部幹事長 石川 健 氏
黙祷
学長挨拶 小樽商科大学長 和田 健夫
緑丘会挨拶 緑丘会小樽支部長 庄司 俊雄 氏
献花 御遺族一同・緑丘会会員・学生代表・大学教職員
校歌斉唱 グリー&カンタール
閉式の辞 緑丘会小樽支部幹事長 石川 健 氏
慰霊祭の様子 |
また同日,ご遺族の方から,小樽高商で学び21歳の若さで学徒出陣のため戦争の犠牲となった西嶋俊夫さんの追悼集『惜春の賦』をご寄贈いただきました。ご寄贈のあった追悼集は、未来を担う有望な若い方々に読んでほしいというご遺族の方のご希望により,一部を附属図書館閲覧室に配架しており,史料展示室にも一部を展示する予定です。
第15回OBSフォーラムを開催
今回で15回目を迎えたOBSフォーラムですが,毎回著名な経営者の方に講演をしていただいています。
今回の講演者は,本学の卒業生でもある,十勝バス株式会社 社長の野村文吾氏でした。
野村氏は40年間低迷の一途を辿ってきた路線バス事業を増収へと導いた経営手腕がメディアで話題になりました。
第15回OBSフォーラム
【日 時】 平成27年7月9日(木) 受付18時00分/開演18時30分
【場 所】 アスティ45ビル16階 ACU大研修室1606
【講 演】 「お客様密着!で地域に貢献する十勝バスの経営」 ~40年ぶりの利用者増加の実例~
【講 師】 十勝バス株式会社 代表取締役社長 野村文吾氏
【その他】 参加費無料
大学院現代商学専攻入試説明会を開催
本学大学院商学研究科現代商学専攻(博士前期課程・後期課程)の平成28年度入試に向けた入試説明会を以下のとおり開催しました。
日時 |
会場 |
内容(予定) |
平成27年7月9日(木) 19時00分~20時00分 |
札幌サテライト |
・現代商学専攻概要説明 ・入試説明 ・受験相談 |
平成27年7月14日(火) 17時40分~18時30分 |
小樽本校3号館 213AL講義室 |
・現代商学専攻概要説明 ・入試説明 ・受験相談 |
大学院院商学研究科アントレプレナーシップ専攻入試説明会及びオープンクラスを開催
本学大学院商学研究科アントレプレナーシップ専攻(ビジネススクール)の平成28年度入試に向けた入試説明会及びオープンクラスを以下のとおり開催しました。
【入試説明会】
入試制度はもちろんのこと,模擬授業体験や修了生から話を聞くことのできる貴重な機会でした。
日 時 |
会 場 |
内容(予定) |
平成27年7月10日(金) 19時00分~21時30分 |
本学札幌サテライト |
・ OBS概要説明/入試説明
・ 模擬授業
・ 修了生からのメッセージ
・ 受験相談(希望者のみ)
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平成27年7月24日(金) 19時00分~21時30分 |
本学札幌サテライト |
・ OBS概要説明/入試説明
・ 模擬授業
・ 修了生からのメッセージ
・ 受験相談(希望者のみ)
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【オープンクラス】
実際の授業を見学いただき,雰囲気等を体験できる貴重な機会でした。
・実施期間 6月1日(月)~7月6日(月) 18時30分~21時40分
・会場 本学札幌サテライト
オープンクラス詳細(PDFファイル)
オープンキャンパスを開催
「オープンキャンパス2015」を下記のとおり開催しました。
高校生や保護者の皆様が本学の雰囲気を味わうことができるよう,様々なイベントを用意しました。
本学の魅力を体験できる貴重な機会であり,約1,900名の参加がありました。
オープンキャンパス2015
【日時】 平成27年8月10日(月)10時00分~15時00分
【内容】 大学紹介・模擬講義・相談会・学食無料体験・キャンパスツアー
サークル体験・商大名物流しそうめん など
オープンキャンパスの様子 |
平成27年度地域志向型教育・研究プロジェクト」の採択
本学は,平成25年度に文部科学省 地(知)の拠点整備事業「大学COC(Center of Community)事業」に採択され,地域課題を解決する取組を進めています。
本事業の一環として,地域を志向した教育研究の推進につながるプロジェクトを学内公募し,平成27年度の採択プロジェクトが決定しました。
平成27年度地域志向型教育・研究プロジェクト一覧(PDFファイル)
経済産業省の平成27年度「産学連携サービス経営人材育成事業」に採択
経済産業省の平成27年度「産学連携サービス経営人材育成事業」に,本学の「地域包括ケアシステムの中核を担う医療経営人材育成事業」が採択されました。
本事業は,医療・介護・予防・生活支援を一体展開する「地域包括ケアシステム」の推進が叫ばれる中,その中核を担う医療機関においては,医療機関内外の経営マネジメントを担う人材の育成が重要な課題となっていることから,医療・福祉及びその周辺を含めた業界から,現場のニーズ・課題を抽出し,その課題解決を図ることの出来る人材育成プログラムについて,同業界を中心とした連携機関とともに開発・実証を行っていくものです。
平成27年度については,主に試行プログラムの開発・実証を行っていく予定であり,最終的には,医療トップ・マネジメント経営,医療ミドル・マネジメント管理の各プログラムを開発・実施するとともに,その一部については,将来,学内においても実施していくことを検討していきます。
参考リンク
経済産業省 新たな付加価値を生み出す「サービス経営人材・マネージメント人材」を育成する大学の取組を応援します~平成27年度「産学連携サービス経営人材育成事業」の交付先が決定しました~
観光庁公募事業「産学連携による旅館・ホテル経営人材育成に関する業務」に採択
観光庁で公募されていました「産学連携による旅館・ホテル経営人材育成に関する業務」に,本学の企画事業が採択されました。
北海道の基幹産業でもある観光産業,特に宿泊業について,その強化・発展を推し進める革新的なサービス経営人材の育成が必要とされている背景を基に,本事業は,北海道の観光産業のさらなる発展を目的として,次世代の旅館・ホテル経営者,幹部候補を対象とした教育プログラムを実施します。
教育プログラムは,関連の業界の協力を得ながら実施する予定で,平成27年度は,10月(3日間),11月(3日間),3月(2日間)の3回計8日間実施します。
文部科学省の平成27年度「大学教育再生加速プログラム」に採択
文部科学省の平成27年度「大学教育再生加速プログラム」に,本学が採択されました。
本学は,平成25年8月に「No.1グローカル大学宣言」を行い,学長のリーダーシップの下,グローバル時代の地域マネジメント拠点を目指した教育改革として,平成27年度に「グローカルマネジメント副専攻プログラム」を導入しました。
本学が目指すグローカル人材の育成において,本プログラムの主専攻化をはじめとする教育改革を進めるにあたり,長期の学外学修を前提としたカリキュラムの大幅な見直しとそれを実現する学事暦の最適化,さらに前例の無い入学猶予制度を基礎とした本格的なギャップイヤー制度の導入を図ることで,高校から大学への進学,大学から企業への就職,地域コミュニティとの連携や海外の大学への留学など,学生の移行過程におけるブリッジプログラム(「グローバルブリッジ教育プログラム」と「地域連携ブリッジ教育プログラム」)を,初年次からの段階的・体系的な学外学修カリキュラムとして産学官連携の下で構築します。
参考リンク
平成28年度入学者選抜要項を公表
平成28年度入学者選抜要項を公表しました。
下記URLから閲覧・ダウンロード可能です。
https://www.otaru-uc.ac.jp/hnyu1/yoko.htm (教務課入試室HP)
平成27年7月主要日誌