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ジェームズ・スチュアート 「経済学原理」 初版 1767年 An inquiry into the principles of political economy (2v) / James Denham Steuart, 1767 | ||
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ジェームズ・スチュアートについて 重商主義経済学説は、本書によってまとめあげられた。しかしながら、後にアダム・スミスは本書を、『国富論(諸国民の富)』(展示書番号38; 4/2 294 6838, 6839)で批判するのであった。 ジェームズ・スチュアート(James Denham Steuart, 1712-1780)はイギリス(スコットランド)の貴族で、「最後にして最大の重商主義者」と呼ばれる。イングランドに反抗したジャコバイトの乱が失敗した後、ヨーロッパ大陸での長い亡命生活の間に執筆を開始した本書『経済学原理』は、経済学にpolitical economyという用語を用いた最初の著作である。彼は、ここで有効需要論を軸にした重商主義的な経済政策の必要性を主張した。 小樽商大蔵書検索 |
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