全文画像データ

全頁 33.4MB TITLE PAGE, CONTENTS, INTRODUCTION 1.99MB CHAP.I-II (pp.25-133) 7.57MB CHAP.III (pp.134-239) 7.00MB CHAP.IV-VI (pp.240-344) 6.47MB CHAP.VII, SEC.I-VI (pp.345-427) 5.42MB CHAP.VII, SEC.VII-X (pp.428-522) 6.60MB SUMMARY (pp.523-592) 4.18MB INDEX (pp.593-601) 1.46MB

　トマス・ロバート・マルサスについて

　マルサスの経済理論上の主著である本書は、友人で論敵であったリカードゥに刺激されて、執筆された。彼は、本書で需給均衡による価格決定を説く一方で、有効需要の不足による過小消費説を展開して、セイの『販路の法則』を批判した。アダム・スミスの経済学をリカードと共に発展させたマルサスは、古典経済学者の1人と見なされている。後に、マルサスから影響を受けたケインズ（J. M. Keynes, 1883-1946）は、『一般理論』（展示書番号75; 0 1/2 2295 83638 ; S 4/2 889 19491）第23章で本書の有効需要理論を引用している。更に同じ箇所で、ケインズはマルサスの有効需要理論に耳を貸さなかったリカードゥを批判している。

　小樽商大蔵書検索

　「経済学原論」所蔵情報

　小樽商大図書館が所蔵するトマス・ロバート・マルサス著作・翻訳・関連図書一覧