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ヨハン・ゲオルゲ・ライプ 「国家と人民の改良」
Johann George Leib, Von Verbesserung Land und Leuten. 1708

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表紙、[part.1] 1〜71頁、[part.2] 1〜19頁
(8772KB)
[part.2] 20〜46頁、[part.3] 1〜56頁、[part.4] 1〜7頁
(8741KB)
[part.4] 8〜66頁、裏表紙
(6209KB)

 ヨハン・ゲオルゲ・ライプについて

 ヨハン・ゲオルゲ・ライプ(Johann George Leib, 1670-1727)は、典型的なドイツの古典的官房学者である。このライプの主著「国家と人民の改良」は、四編の試論から成り、この書物から彼が生粋の重商主義者であると同時に国民経済学者と私経済学者でもあることがわかる。

 「国全体の経済力を高める」ということが、ライプの基本法則である。金は、国の中で循環しなければならないし、農民・手工業者・商人等は、お互いに協業しなければならないとした。彼は、かつ、マニファクチュア(工業制手工業)と商業の繁栄のための可能性について考察し、市場独占権を持った植民地などの貿易商社の設立を提案し、振り替え銀行及び貸出銀行から、貯蓄銀行や火災保険にいたるまでの創設を提唱する。間接国税をもっとも公正な税金と見なし、また、きちんとした貨幣制度の確立を主張する。

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