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【ニコライ・ネフスキー、イソ夫妻と小樽・積丹】 (第25回ゆめぽーとライブ連携企画 パネル・資料展示) |
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「第25回ゆめぽーとライブ」講演(11月22日)にて、元小樽高等商業学校露語教師ニコライ・ネフスキー(1892-1937)先生を採りあげたことに伴い、本学グローカル戦略推進センターのご協力により、標記のパネル・資料展示を開催しています。 ネフスキー先生は、約百年前の1914年にペテルブルク大学東洋学部を卒業後、翌年ペトログラード大学派遣留学生として来日、ロシア革命により送金が途絶えたこともあり、1919(大正8)年6月から小樽高商の教壇に立ちました。 1922年4月の大阪外国語学校開校に招聘されて転勤、1929(昭和4)年に帰国(レニングラード大学教授)しましたが、その間、語学の奇才ぶりを発揮して、アイヌ語をはじめ、沖縄・宮古島、さらに台湾・中国(西華)等も訪問して、各地の方言・民俗の調査を行い、各地の研究者・文学者との交流を通し、大きな成果を上げると共に、小樽在任中には積丹漁家の娘、萬屋イソさんとの出合いがあり、後に結婚、帰国前年に娘エレーナさんが誕生しました。 講演は小樽教師時代を中心とし、パネルでは帰国前のネフスキー夫妻と、スターリン粛正により孤児となったエレーナさんの日本再訪時(1989年)の関係写真を掲示しています。 資料では、ネフスキー先生の著作・関係図書及び、講演者の大阪大学(旧・大阪外国語大学所属)の生田名誉教授によるネフスキー関係書籍を展示しています(展示期間中は館内閲覧のみ可能)。 その他、陳列ケースにて、小樽高商卒業アルバム、採用時のネフスキー直筆履歴書等を特別公開中です。 期間中は、開館時間内で自由に見学できます。 この機会に是非ご覧ください。 | |
期 間 2018年11月19日(月) 〜 12月16日(日)開館時間中・入場自由(無料) 場 所 ・小樽商科大学附属図書館 2階閲覧室 カウンター奥展示資料 ○パネル: N.ネフスキー・イソ夫妻、エレーナ氏・本学CGS地域経済研究部提供(A1版). ○関連資料: ・ ネフスキーの著作及び関係図書 ・生田講師の著作・寄稿図書. ※図書リストは、こちら。 ※期間中は、館内閲覧のに可能 ○特別展示: ・小樽高商卒業アルバム(1921年、1922年) ・採用時のネフスキー直筆履歴書(1919年) ・文部省の採用許可通知書(1919年5月) ・第二(大阪)外国語学校創立委員・中目覺氏 (初代校長)からの招聘照会状(1921年11月) |
お問合せ先 附属図書館 利用者支援係 TEL : 0134-27-6541, 5273 FAX : 0134-27-5275 E-mail : |
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