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特別展示会 『早川三代治 〜 格差問題研究の先駆者』 (小樽文学館と共催) | |
小樽生まれの経済学者・小説家であり、戦後小樽商大の経済学教授も勤められた早川三代治先生の業績を、パネルや数々の展示物でご紹介する「早川三代治展」を、本学図書館と市立小樽文学館との共催で実施すると共に、記念講演会も開催いたします。 (小樽文学館のご案内はこちら) 本学の展示では、主に経済学の側面を中心に先駆的な業績を、小樽文学館では文学者としての側面を採り上げてご紹介します。 貴重な資料の数々を、是非この機会にご観覧ください。 当館会場は、学外の方等、どなた様も自由に入館できます。 ◆早川先生ご紹介◆ 第一次大戦後、ドイツに留学してハイパーインフレを経験。 ウィーンにて近代経済学の巨人ジョセフ・シュンペーターに薫陶を受け、ヴィルフレド・パレート、レオン・ワルラスといった一般均衡論の開拓者を日本に紹介、その後も計量経済学の研究を続け、北大、小樽商大、早大で教鞭を執ります。 自身で調査した北海道の個票データを元に、全国の所得分布を推計し、その研究成果を国際的経済学雑誌の一つエコノメトリカ誌に日本人として初めて掲載され、その研究は格差問題研究の先駆けと言えるものでした。 一方で、北大在学中に有島武郎に出会い、生涯に渡り、多くの作品を生み出した文学者の側面も有する異色の人物でもあります。 彼の旧蔵書「早川文庫(現在追加中も含めて1万冊)」は、当館主要コレクションで最大のものです。 | |
開催日程 ・展示期間: 平成28(2016)年 5月21日(土) 〜 7月24日(日)・開館時間: 平日と7月 9, 16, 23日の各土曜日: 8:45〜21:45 土曜日(上記以外)と7月7日(木): 10:00〜19:30 日曜日・祝日: 10:00〜17:00 ※期間中、当館は無休 展示会場 ・小樽商科大学附属図書館 2階閲覧室 ※入場自由 (小樽商大会場は無料)展示内容 ・経歴紹介パネル13点 ・経済学関連著作 ・Econometrica誌掲載論文・大学講義ノート ・翻訳書の自筆原稿 ・ピエロ・スラッファ氏からの葉書 ・シュンペーター氏直筆メモ ・インフレ時代の独紙幣(1億マルク札・他) ・道内の個人所得調査資料の一部 ・ほか 早川文庫目録等 記念講演会 ・平成28年7月1日(金) 午後6時〜8時 概要「第20回 ゆめぽーとライブ」 として、同会場にて開催 (開催済み) 【講師】 江頭 進・小樽商科大学附属図書館長 亀井志乃・市立小樽文学館主幹学芸員 ※余席次第で、どなた様もご参加できますが、なるべく事前に申込み願います。 |
お問合せ・お申込み先 小樽商科大学附属図書館・利用者支援係〒047-8502 小樽市緑3丁目5番21号 TEL: 0134-27-5273 E-Mail: lib-unyo@office.otaru-uc.ac.jp (@は半角) ※E-Mail 以外でのお問い合せは、平日の午後5時迄にお願いします。 |
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