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<ミニ展示> 『有島武郎の小説』
 経済学者であると共に小説・戯曲家も兼ねていた早川三代治・元本学教授の記念展に因み、彼の文学的な先達である小説家・有島武郎の所蔵作品を展示しています。
 有島武郎は、学習院中等科から農学者を志して札幌農学校に進学。 卒業後は軍隊生活を経てハーバード大や欧州へ留学して社会主義に傾倒、西欧文学・西洋哲学の影響を受けて1907年に帰国、その後は予備見習士官や母校・東北帝国大学農科大学(1907年に札幌農学校から改編、1918年に北海道帝国大学に昇格)の英語講師を務め、そこで早川三代治(1914農科入学・1921北帝大卒)と出会い、生涯の師弟関係とされるほど、早川の文学的人生に影響を与えました。
  代表作の『カインの末裔』,『惜しみなく愛は奪ふ(評論)』,『生れ出づる悩み』,『小さき者へ』,『或る女』をはじめ、紹介・関連図書を集めています。 北海道の風土を愛した彼の作品の数々を、この機会に是非お楽しみください。

 期間 

 2016年6月30日(木)〜

 場所 

 小樽商科大学附属図書館 2階閲覧室
  新着図書コーナー前
  開架・企画展示A

 展示資料 

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