シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2025/04/16 現在

科目名/Subject 現代経営組織特論/Organization Theory
担当教員(所属)/Instructor 加賀田 和弘(商学部)
授業科目区分/Category 現代商学専攻博士後期課程 組織マネジメント教育研究分野
開講学期/Semester 2025年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 3
対象所属/Eligible Faculty 商学研究科現代商学専攻博士後期課程/Graduate School of CommerceGraduate School of Commerce Major in Modern Commerce
配当年次/Years 1年,2年,3年
単位数/Credits 2.0
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2025/02/28
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
授業目的:本講義では、テキストの輪読を通じて、経営組織論、特にミクロ組織論領域と言われる組織行動論の基本的な理論や概念を理解することを目的とする。またそれらを用いて、急速な環境変化や競争激化にある現代企業の成功・失敗要因や競争優位の源泉を、組織で働く人々のモチベーションやリーダーシップといった人間行動のメカニズムの観点から解明・分析する力を涵養していくことを副次的な目的とする。
授業の方法:組織行動論に関するテキストを輪読し、基本知識の習得を目指す。受講生は事前に指定された箇所を読み、レジュメを作成し、報告することが求められる
講義では、報告内容に基づいた質疑応答、ディスカッションを行うことで知識の確認・定着を図る。
達成目標
/Course Goals
本講義での学習を通じて、組織を形成・協働させ、活性化するための手法と経営者・管理者の役割、今日の組織をめぐる経営管理・組織のあり方や課題について考察することを目的とする。
授業内容
/Course contents
授業内容(予定)は以下の通りである。

①オリエンテーション
②組織行動学とは何か
③個人の行動の基礎
④パーソナリティと感情
⑤動機づけの基本コンセプト
⑥動機づけ:コンセプトから応用へ
⑦個人の意思決定
⑧集団行動の基礎
⑨チームを理解する
⑩コミュニケーション
⑪リーダーシップと信頼の構築
⑫コンフリクトと交渉
⑬組織構造の基礎
⑭組織文化
⑮まとめと総括

なお、受講生の博士論文執筆計画、博士論文概要によっては、組織行動論に関連する部分の中間報告を行ってもらうなどして、博士論文執筆の一助となるよう努めるつもりである。また、受講者の希望があれば、上記講義内容を一部変更し、講義で習得した知識を用いた現実の組織で行われている人間行動に関する事例分析を行ってもらう事も考えている。
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
・授業内容について特に重要なキーワードの内容を理解すること。
・企業の事例について学習した理論を適用して理解すること。
・日ごろから新聞、ニュース等を通じて得た経営の現場での実践事例を「現代経営組織特論」で学ぶ内容や学んだ事と照らし合わせるなど、講義で学ぶ基本的な理論とその実践または応用について理解するよう意識すること。
・新聞報道、経済雑誌、ニュース報道等で得られる経営実践について「現代経営組織特論」の視点から問題意識を持つこと。
・身近な経営実践の現場において講義で学んだ内容との整合性を意識すること。
使用教材
/Teaching materials
メインテキストとして、スティーブン P.ロビンス『【新版】組織行動のマネジメント』ダイヤモンド社,2009.

副読本として、服部泰宏『組織行動論の考え方・使い方–良質のエビデンスを手にするために(第2版)』有斐閣,2023
成績評価の方法
/Grading
・報告レジュメ 50%
・毎回の講義での質疑応答、ディスカッションの内容 50%
成績評価の基準
/Grading Criteria
現代経営組織特論の講義内容について、
秀(100-90):内容をほぼ完全に理解し、応用的かつ独創的な考察・批評が出来ており秀でている。
優(89-80):内容をほぼ理解し、応用的な考察・批評が出来ており優れている。
良(79-70):多くの内容を理解し、常識的な考察・批評ができている。
可(69-60):基本的な知識を有し、間違った理解はしていない。
不可(59-0): 内容を理解していない、または誤った理解をしている。
履修上の注意事項
/Remarks
毎週、事前にしっかりと準備・予習をした上で講義に臨むこと。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
○大学院授業/Graduate school class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class
追加情報
/Additional information
地域(北海道)に関する学習内容を含む/Includes learning content on region(Hokkaido)
シラバス作成のためのガイドラインに従って作成した
/made this syllabus according to the guidelines
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

科目一覧へ戻る