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授業情報/Course information

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科目名/Subject 会計学特講/Topics in Accounting
担当教員(所属)/Instructor 田中 圭 (商学部)
授業科目区分/Category 現代商学専攻博士前期課程 発展科目
開講学期/Semester 2025年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 3
対象所属/Eligible Faculty 商学研究科現代商学専攻博士前期課程/Graduate School of CommerceGraduate School of Commerce Major in Modern Commerce
配当年次/Years 2年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2025/02/28
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
本講義は、会計学の一領域としての「監査論」をテーマとするものです。
現代における「監査」は、企業が公開する財務諸表をはじめ様々な情報開示の信頼性を支える重要な社会制度といえます。
授業では主に米国でこれまでに監査上の問題となった事例をピックアップし、その内容について履修者に調査・報告・議論してもらうことを通じて、監査制度の観点から現代会計の性質の分析を試みます。
達成目標
/Course Goals
現代の監査制度の基本的な枠組みと、主要なトピック(論点)について理解する。
なお会計制度のあり方あるいは会計の社会的役割について、「監査」の観点から分析することで履修者にとって何らかの新たな知見が得られればより望ましい。
授業内容
/Course contents
第1回 ガイダンス
第2回 現代監査制度の基本的な枠組み
第3回 Enron Corporationの事例(1)
第4回 Enron Corporationの事例(2)
第5回 Lehman Brothers Holdings, Inc.の事例(1)
第6回 Lehman Brothers Holdings, Inc.の事例(2)
第7回 高リスクの会計項目の監査(1)
第8回 高リスクの会計項目の監査(2)
第9回 内部統制をめぐる問題
第10回 会計担当者の倫理的責任
第11回 独立監査人(会計士)の倫理的責任
第12回 専門職をめぐる問題
第13回 米国以外の事例
第14回 補論:近年注目されている諸論点(監査の「品質」,「監査上の主要な検討事項(KAM)」など)
第15回 講義全体のまとめ

※ 講義計画および取り上げる内容は、履修者の関心の所在に応じて変更する可能性があります。
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
事前学修:指定した参考資料をもとにした報告の準備
事後学修:講義内での課題についての調査
使用教材
/Teaching materials
教科書は指定しませんが、下記の文献を参考資料として利用する予定です。
M.C.Knapp "Contemporary Auditing 12th ed." Cengage Learning(2021)
このほか履修者の関心に応じて、適宜参考文献を紹介します。
成績評価の方法
/Grading
下記の通り、講義での報告・議論と課題への取組みを通して、達成目標の到達度を評価します。
・参考資料をもとにした授業内での報告と議論への参加:60%
・講義内で議論した疑問点等の調査:40%
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀(100-90) 現代の監査制度と主要論点についての理解が特に秀でている
優 (89-80) 現代の監査制度と主要論点についての理解が優れている
良 (79-70) 現代の監査制度と主要論点についてほぼ理解している
可 (69-60) 現代の監査制度と主要論点について最低限理解している
不可(59-0) 現代の監査制度と主要論点についての十分な理解を持たない等、上記以外
履修上の注意事項
/Remarks
履修にあたって、簿記・会計学についての基礎的な知識はすでに習得していることが望まれます。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
①面接授業/Face-To-Face class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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