科目一覧へ戻る | 2025/04/16 現在 |
科目名/Subject | 民法研究III(基本)/Civil LawIII(Basic) |
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担当教員(所属)/Instructor | 橋本 伸 (商学部) |
授業科目区分/Category | 現代商学専攻博士前期課程 基本科目 |
開講学期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 2 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学研究科現代商学専攻博士前期課程/Graduate School of CommerceGraduate School of Commerce Major in Modern Commerce |
配当年次/Years | 1年 , 2年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2025/02/27 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
(1)本講義では、民法に関する重要テーマについて、先行研究や判例を講読し、その意義と問題点を考えていくことを目的とする。本講義では、人格権・人格的利益(とりわけ、名誉権やプライバシー権など)に関するテーマを扱う。 (2)授業の方法:講義+演習の形式で行う。基本的には、対話を入れた講義形式となるが、数回程度判例の報告などをしてもらうことも予定している。 |
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達成目標 /Course Goals |
・民法に関する議論状況を理解し、その到達点と残された問題点を指摘できるようになること | ||
授業内容 /Course contents |
*以下は大まかな予定です。 第1回 本講義の概要――民法(不法行為法)の概説 第2回 人格権法の概要/肖像権・氏名権 第3回 名誉権1――名誉概念 第4回 名誉権2――要件論1 第5回 名誉権3――要件論2 第6回 名誉権4――効果論1(差止め) 第7回 名誉権5――効果論2(金銭救済) 第8回 プライバシー権1――プライバシー概念 第9回 プライバシー権2――要件論1 第10回 プライバシー権3――要件論2 第11回 プライバシー権4――効果論(差止め・金銭救済) 第12回 忘れられる権利1――忘れられる権利概念 第13回 忘れられる権利2――Google事件 第14回 忘れられる権利3――Twitter事件 第15回 忘れられる権利4――比較法の動向 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前学習:事前に配布する文献を読み、疑問点を抽出しておくこと 事後学習:文献の再読および当日の議論を確認すること |
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使用教材 /Teaching materials |
①六法 *その他は開講時に通知する。 |
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成績評価の方法 /Grading |
①複数回の報告内容(40%)と②最終レポート(60%)による(合計100%)。 *最終レポートは、報告内容から1つを選んでより詳しく調べてまとめてもらいます。 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀(100〜90):民法の問題について、秀でた理解力を示し、民法理論を応用して、様々な問題について秀でた分析を加えることができる。 優(89〜80):民法の問題について、優れた理解力を示し、民法理論を応用して、様々な問題について優れた分析を加えることができる。 良(79〜70):民法の問題について、良い理解力を示し、民法理論を応用して、様々な問題について良い分析を加えることができる。 可(69〜60):民法の問題について、理解力を示し、民法理論を応用して、様々な問題について分析を加えることができる。 不可(59〜0):民法の問題について、十分な理解力を持てず、民法理論を応用して、様々な問題について分析を加えることができない。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
・学部で民法の講義を受講していることが望ましいが、分からないところをご自身で調べるつもりがあれば、未履修で受講しても問題ない。 ・講義内容は、上記を基本としますが、民法(あるいは民法と関連する法学分野)を専攻とする企業法コースの受講生で希望する場合には、ご自身の修士論文に関連する論文・判例を取り上げることも予定していますので、お気軽にご相談ください。 ・受講を考えている学生は、文献の準備の都合上、開講日の3日前までに連絡ください(連絡先:sinhashimoto5211@res.otaru-uc.ac.jp)。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
○大学院授業/Graduate school class | ||
遠隔授業 /Online class |
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