科目一覧へ戻る | 2025/04/16 現在 |
科目名/Subject | 刑事法研究(基本)/Criminal Law(Basic) |
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担当教員(所属)/Instructor | 菅沼 真也子(商学部) |
授業科目区分/Category | 現代商学専攻博士前期課程 基本科目 |
開講学期/Semester | 2025年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 水/Wed 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学研究科現代商学専攻博士前期課程/Graduate School of CommerceGraduate School of Commerce Major in Modern Commerce |
配当年次/Years | 1年,2年 |
単位数/Credits | 2.0 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2025/02/20 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
私たちの社会では、日々、犯罪が発生しており、私たちは、主にメディアを通してこれらの犯罪の情報に接している。その意味で、犯罪や刑罰は学生諸君にとって遠くかけ離れた世界の話ではないが、一方で、このような問題について、どのような場合に犯罪が発生するのか、あるいはしないのか、といったことを具体的に検討する機会は少ない。 本講義は、刑法総論と刑法各論の両者について、近年の新しい議論や判例に関する学生諸君の理解を深めることを目的とする。毎回の講義で1つのテーマを取り上げ、事前に担当を割り当てて、担当した学生がそのテーマに関する理論の議論状況や判例の状況、及びそれに対する自身の見解をプレゼンテーションし、そのプレゼンに基づいて授業参加者で議論することで、個々の学生が自ら深く考察することができるようにする。 |
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達成目標 /Course Goals |
刑法総論、各論の各テーマに関する知識、理解を深める。 各テーマの考察を通して、論理的思考力を高め、自分の考えを他者に理論的に説明する能力を高める。 |
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授業内容 /Course contents |
第1週 ガイダンス・担当者の割り当て決定。 第2週〜第14週 テーマに即したプレゼンテーション及びそれに対する意見交換。 →第2週~第8週:刑法総論のテーマ 第9週~第14週:刑法各論のテーマ 第15週 ここまでで取り上げたテーマの中で、特に重要な論点の最新判例を取り上げ、議論する。 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前学修) プレゼン担当学生は、担当となっているテーマを30分程度のプレゼンテーションにまとめ、レジュメを作成する。適宜、統計資料や外国での議論状況も参照し、自身の見解も明示できるようにすること。 それ以外の学生は、次週のテーマになっている問題について、自分なりに資料や判例等を参照し、最低限の基本事項について理解した上で、講義に臨むこと。 (事後学修) プレゼンを聞いた上で、現在の議論状況や判例の問題点を挙げ、自身の見解をまとめたレポートを作成し、翌週提出すること。 |
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使用教材 /Teaching materials |
参考文献として以下のものを挙げる。 佐伯仁志・橋爪隆編『刑法判例百選Ⅰ総論[第8版]』(有斐閣・2020年) 佐伯仁志・橋爪隆編『刑法判例百選Ⅱ各論[第8版]』(有斐閣・2020年) 井田良他編『刑法演習サブノート210問〔第2版〕』(弘文堂、2023年) |
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成績評価の方法 /Grading |
プレゼンテーションの完成度、刑法への理解度、授業への参加度を基準にして、秀(90〜100)、優(80〜89)、良(70〜79)、可(60〜69)で評価する。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀:刑法に関心を持って周到に準備されたプレゼンを実施し、テーマとなっている問題について正確に理解した上で、自身の見解を理論的に明らかにできる。授業において、事前に学習してきた基礎知識に基づいて、積極的に討論に参加することができる。討論を通じて、刑法の諸問題について分析することができる。 優:刑法に関心を持って適切に準備されたプレゼンを実施し、テーマとなっている問題について正確に理解した上で、自身の見解を明らかにできる。授業において、積極的に討論に参加することができる。 良:刑法に関心を持って準備されたプレゼンを実施し、プレゼンを通じてテーマとなっている問題について正確に理解することができる。授業において、意見を求められれば討論に参加することができる。 可:事前の準備に基づくプレゼンを実施し、テーマとなっている問題について正確に理解することができる。プレゼン内容に関して意見を求められれば、自身の見解を述べることができる。 不可:プレゼン準備が不十分で、正確に理解することができない。意見を求められても自身の見解を述べることができない。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
教科書、参考書等は初回授業で指示します。 | ||
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
○大学院授業/Graduate school class | ||
遠隔授業 /Online class |
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