科目一覧へ戻る | 2025/04/11 現在 |
科目名/Subject | 現代企業管理論I |
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担当教員(所属)/Instructor | 金 鎔基(商学部) |
授業科目区分/Category | 夜間主コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2025年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 火/Tue 6 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 3年,4年 |
単位数/Credits | 2.0 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2025/04/08 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
世界の経営学では複雑なビジネス・経営・組織のメカニズムを解き明かすために、「経営理論」が発展してきた。その膨大な検証の蓄積から、「ビジネスの真理に肉迫している可能性が高い」として生き残ってきた「標準理論」とでもいうべきものがいくつかある。本講義では、経営学者の英知の結集である標準理論に対する理解を深めることによって、正解のない時代の経営を考える「思考の軸」を獲得することを目的とする。 | ||
達成目標 /Course Goals |
授業参加者に追求して頂きたい目標は以下の通り。 膨大な検証に耐え生き残った標準(=真理の可能性がある)とでもいうべき経営理論にはどんなものがあるかを確かめる。 それぞれの理論がそもそもどのような問題や現象を解き明かすために考案されたのか、その時代背景または現実的な問題背景と合わせつつ理解する。 それぞれの理論を基礎づけている科学的ディシプリン、言い換えれば、理論で想定されている世界と前提条件を理解し、その理論の現実への適用可能性と限界に対する洞察をえる。 我々の周囲で起こる経営問題や現象をとりあげ、それぞれの理論が問題を解明するための「思考の軸」としてどれだけ有用かを見極める。 |
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授業内容 /Course contents |
第1回 経営理論とは何か 第2回~7回 経済学ディシプリンの経営理論 SCP理論、RBV理論、情報の経済学、ゲーム理論など 第8回~12回 心理学ディシプリンの経営理論 知の探索・知の深化の理論、組織の記憶の理論、認知心理学ベース理論、モチベーション理論など 第13回~15回 社会学ディシプリンの経営理論 ソーシャルネットワーク理論、社会学ベースの制度理論、組織エコロジー理論など |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
本授業では、どちらかといえば、復習より予習にもっと力を入れ授業中の積極参加により評点(詳しくは後述)を貯めてもらいたい。 予習方法としては、テキストを事前に読み、用語の意味などを事前に調べておくことをお勧めする。 |
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使用教材 /Teaching materials |
入山章栄『世界標準の経営理論』ダイヤモンド社、2024年(2019年初版と内容は同じ) 必要に応じて、その都度副教材を提供することもある。 ※テキストの分厚さに圧倒される学生さんもいるだろう。本授業では時間制約もあり、テキストの一定部分はスキップする。 |
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成績評価の方法 /Grading |
合計100点のうち 定期試験1回:70点 授業参加評価:30点 【授業参加評価点】 授業中の質疑応答、コメント、説明などへの参加によって、インパクトある貢献が認められた受講生は、1点または2点をもらえる。 毎回2点×15回=30点。つまり毎回2点以上を取るつもりで、予習をして出席することを期待している。仮に加点0の受講者は期末試験で80点(優)を取ったとしても、成績は56点(80×70%)にすぎないので不合格判定となる。 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
「秀」(100~90):毎回の授業内容とそれらの相互関連を理解し、それを応用しつつ、近年のイッシューに対する自分なりの体系的な判断や主張ができる。 「優」(80~89):毎回の授業内容を別々に理解するレベルを超え、各内容間の相互関連性を理解している。 「良」(70~79):毎回の授業内容を十分に理解し、説明ができる。 「可」(60~69):毎回の授業内容の骨子を理解している。 「不可」(0~59):毎回の授業内容を理解していない。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
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