科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Subject | 経済学演習I |
---|---|
担当教員(所属)/Instructor | 金盛 直茂 (商学部) |
授業科目区分/Category | 夜間主コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 金/Fri 6 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2025/02/21 | ||
---|---|---|---|
授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
目的:本授業は、経済学の視点で社会保障制度を考えていきます。本授業では、社会保障制度の中でも、公的年金制度、公的医療保険制度、公的介護保険制度、生活保護制度を中心に学習します。まず、それらの社会保障制度が、どのような制度になっているのかを学びます。そのことによって、社会保障制度は多くの課題に直面していることがわかるでしょう。少子高齢化、財政赤字を抱えている日本経済において、限られた資源の中で社会保障制度をどのように改革すべきかを考えていきます。 方法:本授業では教科書の輪読と演習によって学んでいきます。履修者は、教科書の各章を割り当てますので、該当の章を発表します。また、発表した章をもとに、レポートを作成します。 |
||
達成目標 /Course Goals |
1.公的年金制度・公的医療保険制度・公的介護保険制度・生活保護制度などの社会保障制度の仕組みを理解すること。 2.経済学の知識を使って、社会保障制度の意義と問題点を説明できること。 3.社会保障制度が抱えている問題の処方せんを、自分なりに見つけ説明できること。 |
||
授業内容 /Course contents |
教科書の章と同じです。なお、履修者の理解に応じて、毎回の授業内容は調整されうる。 第1回 第1章 社会保障制度とは 第2回 第2章 公的年金制度の基本的仕組み 第3回 第3章 運営方法と制度改革 第4回 第4章 公的年金制度の経済分析 第5回 第5章 公的医療保険制度の基本的な仕組み 第6回 第6章 公的医療保険制度の問題と海外の医療保障制度 第7回 第7章 公的医療保険制度の必要性 第8回 第8章 公的介護保険制度の基本的な仕組み 第9回 第9章 介護サ‐ビスと家族介護の問題 第10回 第10章 生活保護制度の基本的な仕組み 第11回 第11章 就労支援と生活保護制度の問題 第12回 第12章 雇用に関する社旗保障 第13回 第13章 育児を取り巻く政策 第14回 第14章 保育所の問題 第15回 第15章 育児支援の経済分析 |
||
事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
復習:教科書をもとに、授業の内容を再度確認すること。 予習:発表者は発表を準備すること。それ以外の履修者は、毎回教科書のページを指定するので、その指定した教科書のページを読んでおくこと。 |
||
使用教材 /Teaching materials |
安岡匡也(2021)『経済学で考える社会保障制度〈第2版〉』中央経済社ISBN:978-4-502-37541-5 上記の教科書を輪読する。 |
||
成績評価の方法 /Grading |
発表60%、レポート40%で評価します。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
経済学科 成績評価の統一基準に従う。 秀(100~90) 講義内容について秀でた理解力を有し、経済理論を応用して、さまざまな経済問題について秀でた分析をすることができる。 優(89~80) 講義内容について優れた理解力を有し、経済理論を応用して、さまざまな経済問題について優れた分析をすることができる。 良(79~70) 講義内容について良い理解力を有し、経済理論を応用して、さまざまな経済問題について良い分析をすることができる。 可(69~60) 講義内容について理解力を有し、経済理論を応用して、さまざまな経済分析について分析をすることができる。 不可(59~0) 講義内容について十分な理解力を持たず、経済理論を応用して、さまざまな経済問題について分析をすることができない。 |
||
履修上の注意事項 /Remarks |
履修に必要な前提知識はないが、社会保障に興味のある学生に受講してほしい。 | ||
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
|