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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2025/03/14 現在

科目名/Subject 尾下 悠希 3年ゼミ
担当教員(所属)/Instructor 尾下 悠希(商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2025年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 木/Thu 4,木/Thu 5
対象所属/Eligible Faculty 学生による履修登録不可
配当年次/Years 3年,4年
単位数/Credits 0.0
研究室番号/Office 尾下 悠希
オフィスアワー/Office hours 尾下 悠希(授業中に指示します。)
更新日/Date of renewal 2025/02/28
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
●前期:アカデミックディベート
行政法における個別法・法政策の知見を深めるための手段として、前期はアカデミックディベートを行います。アカデミックディベートは、事前に入念な準備を行い、ディベートに臨みます。準備の過程でその論題に関する基本的な知識や最新のデータなどを調べることを通じて、論題についての知見を深めることができます。
本ゼミで扱う論題は、いわゆる「政策論題」で、例えば、「日本は積極的安楽死を法的に認めるべきである」「日本はすべての石炭火力発電を代替発電に切り替えるべきである」「日本は有罪判決を受けた者に対する電子監視制度を導入すべきである」「日本は内閣による衆議院の解散権を制限すべきである」(ディベート甲子園・過去の論題を参照。https://nade.jp/koshien/rondai-history/)といったものがありえます。論題は、行政法各論で一般的に扱われているものに限定せず、学生のみなさんの希望に応じて選択します。

●後期:文献講読
後期は文献講読を行います。取り扱う文献は、学生のみなさんの希望に応じて選択しますが、必要に応じて英語文献も参照します。近時、学術研究に様ざまなデジタルツール(DeepL、ChatPDF、Copilotなど)を活用することが一般的になっています。本ゼミでもそれらを積極的に活用して、より多くの文献を読んで、より幅広い知見を得ることを目指します。同時にデジタルツールの活用に際しての留意点も学びます。
達成目標
/Course Goals
・行政法における個別法・法政策に関する特定のテーマについて、一定の知識を得た上で、自らの意見を形成できること
授業内容
/Course contents
担当教員は行政法学を専門にしています。行政法学は、都市法、社会保障法、環境法、租税法などの個別法を参照領域として、それらにおける行政活動の特色や特徴的な法技術を明らかにした上で、その共通要素を抽出しようとする狭義の行政法総論(行政過程論)と、行政活動に対して市民が不服を有することから生じる紛争をどのように解決するかを検討する行政救済法に分かれます。本学では前者を行政法I、後者を行政法Ⅱで学びます。
本ゼミでは、行政法総論の参照領域としての個別法(行政法各論)に関する知見を深めることを目的として、現代社会で問題になっている具体的な政策問題についての学習を行います。例えば、都市法であれば人口減少社会における都市計画、環境法であれば原子力行政や景観問題といったように、行政法各論においては様ざまな研究テーマがあり得ます。こうしたテーマから学生のみなさんの希望するものを選んで、その理解を深めたいと思います。
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
事前にディベートや文献講読を行うために必要な資料・レジュメの作成を求めます。
使用教材
/Teaching materials
・必要に応じてコピーしたものをお渡しします。
・資料はメーリングリストを通じて、データで共有します。
成績評価の方法
/Grading
ディベート・文献講読のための事前準備、およびゼミでの議論への貢献度により評価します。
成績評価の基準
/Grading Criteria
達成目標に即して評価します。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
①面接授業/Face-To-Face class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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