科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Subject | ソフトウェア科学 |
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担当教員(所属)/Instructor | 加地 太一(商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2025年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 3,月/Mon 4 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 2年,3年,4年 |
単位数/Credits | 4.0 |
研究室番号/Office | 加地 太一(315) |
オフィスアワー/Office hours | 加地 太一(随時(事前にE-mailで連絡のこと)) |
更新日/Date of renewal | 2025/02/14 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
ソフトウェア科学の基本概念の一つとしてアルゴリズムの問題がある。アルゴリズムとは問題を解決するための手順であり、その方法論である。ソフトウェア科学はこの基本概念のまわりに展開する。本講義では優れたアルゴリズムの考え方とそのプログラミング技法を事例によってわかりやすく説明し、同時にソフトウェア科学におけるいくつかの問題点について理解を深める。さらに、この講義では、記述問題を中心として、問題解決の流れを論理的に考察する力、および情報の世界で必要とする総合力を養う。 | ||
達成目標 /Course Goals |
アルゴリズム、およびコンピュータの世界を理解し、情報活用の基礎となることを目標とする。さらに、コンピュータの世界における論理的思考、および情報における総合力を高めることを目標とする。 | ||
授業内容 /Course contents |
本講義では発展型プログラム技術の習得と、コンピュータ上においてどのように効率的に問題を解くかが焦点となる。すなわち、「アルゴリズムとデータ構造」の問題について以下の講義を通して理解をはかるとともに、課題における記述問題を回答し理解の向上と情報における総合力を鍛える(毎回の課題提出が義務付けられる)。 1.アルゴリズムについて 2.C言語の復習と開発環境について 3.データの処理と簡単なソーティング技法 4.アルゴリズムの開発とモジュール化 5.優れたアルゴリズムとは:計算量 6.データ構造と構造体 7.自分自身を呼び出す関数とは:再帰関数 8.ポインタ型と動的なデータ 9.ポインタと連結リスト 10.基本的な探索法:線形探索 11.優れた探索法:2分探索 12.優れたソーティング:クイックソート 13.トピック講義(いずれかの講義日で実施) 14.特別講演((いずれかの講義日で実施) 15.小テスト(いずれかの講義日で実施) |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
【事前学修】 指定したリンク先より講義資料をダウンロードしプリントしておくこと。また、その講義資料に目を通しておくこと。 【注意】必ずプリントした講義資料を持参し講義に参加すること(講義時に配布しない)。 【事後学修】 学習した理論、技法などは、次回以降においても必要となる知識である。したがって、授業の中で紹介されたアルゴリズム、およびプログラム技法に関して、分からないところがあれば各自で調べて理解をはかっておくこと。 |
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使用教材 /Teaching materials |
【テキスト】 なし 【参考図書】 茨木:「Cによるアルゴリズムとデータ構造(改訂2版)」、オーム社 平田:「アルゴリズムとデータ構造 改訂C言語版」、森北出版 杉山:「Cで学ぶデータ構造とアルゴリズム」、東京電機大学出版局 アンク:「アルゴリズムの絵本」、翔泳社 石畑:「アルゴリズムとデータ構造」、岩波書店 エイホ他:「データ構造とアルゴリズム」、培風館 |
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成績評価の方法 /Grading |
毎回行われる課題により総合的に判定する。課題では問題の説明を文章で記述させ理解度合いを確認していく。また、状況によりテストを行う場合もありうる。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
社会情報学科標準成績評価基準に従う。また、その他の合否、評価に関わる基準、方法については、1回目講義、および2回目講義にわたり説明していく。 | ||
履修上の注意事項 /Remarks |
本講義は、科目「情報処理Ⅰ」で学んだプログラム言語Cの知識を要する。したがって、本講義では、「情報処理Ⅰ」の単位修得済み(“可”以上)である学生を対象とし、それ以外は履修できない(第1回目講義で詳細説明あり)。また、本講義は、コンピュータを用いながら授業を行うため人数を制約する。そこで、履修者を抽選で選抜する。ただし、社会情報学科(昼間)の専門科目であるため、社会情報学科(昼間)を優先し抽選する。 履修許可を希望する者は、9月24日(水)12:00から9月30日(火)12:00までに、下記のURLに行き登録申請をせよ。および第1回目講義中に実施されるレポート(手書き)を提出しなければ履修許可者として認められないので注意すること。また、後期初めに改めて履修許可者の抽選が行われるため、最終的な履修決定は10月の履修登録変更期間に決定されること承知しておくこと。 【履修許可申請URL】https://forms.gle/Jr54FPCbwTp2qqU19 その抽選結果(履修許可)は10月1日(水)12:00までに、次のURLにある「履修決定者」のファイルに記しておく。今後の授業方法、および連絡事項などもここにあげておくので確認せよ。 【資料掲載URL】https://bit.ly/3kAM7GS ここで履修を許可されていない学生が学務情報システムで履修登録を行っても成績評価の対象とはならない(0点として評価される)。あるいは教務係により履修登録が削除される。 第1回目の講義(9月29日(月))で、授業方法、評価方法について説明すると共にレポート提出が実施される。講義資料は上記の【資料掲載URL】にアップしておく(アップ期間は後日連絡)。今後の講義資料、掲示もここにアップしておく。 【留意点】 ・この分野の基礎のより深い確立を目指し、濃密な、かつ厳しい学習をはかる。 ・記述問題が多くなること承知しておくこと。記述することは、理解の向上と情報の世界で必要とされる総合力を養うものとなる。 ・出欠確認があり、休み3回以上で不可とする(全て対面授業である)。 ・考える力をつける授業を目指すため、生成AI(文章構成ツール)の使用を禁ず。回答でAIを使用すれば不正行為とみなし、かつAIを用いてしか回答が作れない者は不可と評価する。 ・負担度は、情報処理Ⅰの2倍と考えておくこと(単位数から必然である)。 ・授業方法、評価方法について初回の講義で説明する。不明な点があるなら事前に質問すること。事前に単位収得の注意を怠った者は、如何なる理由にせよ大幅な減点の対象となる。 ・講義で説明しているにも関わらず理解せず見当違いの不満を述べている学生も散見される。しっかり講義方針を理解することが肝要である。講義方針、方法を調べ理解した後、履修を検討せよ。 ・ノートパソコン(充電済み、WiFi接続可能)を持参すること。 【本科目の方針】https://drive.google.com/file/d/1FplgxFXzmopJrmMi5IRhQ_-BSZ0GHX8v/view?usp=drive_link 【その他の注意事項】 https://drive.google.com/file/d/1p8LhUYPkPAwtVpgwAwwwX0EBDw1348F5/view?usp=drive_link 【重要】上記の「留意点」、「本科目の方針」を読み、「講義方針、方法」を理解した後、履修を決めること。履修した者は「講義方針、方法」に則り学習を励まなければならない。後日、この「講義方針、方法」を“知らなかった”場合は大幅な減点対象となる。 【連絡先】 E-mail:kajidesu51★★★ 注意:「★★★」を「@gmail.com」に書き換えメールすること。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
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追加情報 /Additional information |
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シラバス作成のためのガイドラインに従って作成した /made this syllabus according to the guidelines |
はい/YES |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |