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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2025/03/14 現在

科目名/Subject 情報処理I
担当教員(所属)/Instructor 加地 太一 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2025年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 火/Tue 3
対象所属/Eligible Faculty 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School
配当年次/Years 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office 加地 太一(315)
オフィスアワー/Office hours 加地 太一(随時(事前にE-mailで連絡のこと))
更新日/Date of renewal 2025/02/14
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
コンピュータはプログラムによって動かされている。プログラムを作るために多種多様なプログラミング言語が存在するが、本講義では、代表的なプログラミング言語であるC言語を用いてプログラミングに関して学習する。扱う内容は、プログラミング(C言語)の基礎であり、初心者に対応した講義が行われる。ただし、今後、情報を学んでいく(社会情報学科の専門講義などを学ぶ)学生向けの入門コースとして捉えていただきたい。さらに、この講義では、記述問題を中心として、問題解決の流れを論理的に考察する力、および情報の世界で必要とする総合力を養う。
 また、この講義で学習するC言語は、プログラミングにおける根本的な知見が得られる言語であり、今後、情報関連分野を学ぶ学生に取って必要不可欠な言語でもある。C言語は多くのプログラミング言語に影響を与えた基本言語であり、コンピュータの原理をより深く理解できる言語でもある。さらにC言語から派生した多くの言語(Python、Javaなど)は、C言語を学んでおくことで容易に理解がしやすい。逆に、他のプログラミング言語経験者はC言語を学習することにより、その言語への理解が深まる。ソフトウェアの世界では、目的に応じて多様な言語を用いるが、そのための基礎を養わせてくれる言語の1つがC言語である。
達成目標
/Course Goals
プログラミング(C言語)の基本を理解し、情報を学ぶ上での基礎知識を得る。またコンピュータの世界における論理的思考、および情報における総合力を高めることを目標とする。
授業内容
/Course contents
C言語によるプログラミングおよび問題の解法(アルゴリズム)について以下の講義を通して学習する。授業では、コンピュータを用いてプログラムを実際に構築し理解の向上をはかるとともに、課題における記述問題を回答し理解の向上と情報における総合力を鍛える(毎回の課題提出が義務付けられる)。

1.プログラミングとは
2.簡単なプログラム例と開発環境について
3.変数の活用、計算、入出力
4.if文による条件処理
5.if文の応用
6.for文による繰り返し処理
7.while文による条件付き繰り返し処理
8.複数のデータを処理するには(一次元配列の活用)
9.複数のデータを処理するには(二次元配列の活用)
10.部品化したプログラム(関数)を作るには(値渡し)
11.部品化したプログラム(関数)を作るには(参照渡し)
12.アルゴリズムとプログラミング
13.特別講演1(いずれかの講義日で実施)
14.特別講演2(いずれかの講義日で実施)
15.小テスト(いずれかの講義日で実施)
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
【事前学修】 指定したリンク先より講義資料をダウンロードしプリントしておくこと。また、その講義資料に目を通しておくこと。
【注意】必ずプリントした講義資料を持参し講義に参加すること(講義時に配布しない)。

【事後学修】 学習した理論、技法などは、次回以降においても必要となる知識である。したがって、授業の中で紹介されたアルゴリズム、およびプログラム技法に関して、分からないところがあれば各自で調べ理解をはかっておくこと。
使用教材
/Teaching materials
【テキスト】 なし
【参考図書】
アンク:「Cの絵本」、翔泳社
倉 薫:「C言語」、翔泳社
矢沢久雄:「C言語で学ぶプログラミング基礎の基礎」、ナツメ社
カーニハン、リッチー:「プログラミング言語C 第2版」、共立出版
谷尻かおり:「プログラミング基礎の基礎」、技術評論社
成績評価の方法
/Grading
毎回行われる課題により総合的に判定する。課題では問題の説明を文章で記述させ理解度合いを確認していく。また、状況によりテストを行う場合もありうる。
成績評価の基準
/Grading Criteria
社会情報学科標準成績評価基準に従う。また、その他の合否、評価に関わる基準、方法については、1回目講義、および2回目講義にわたり説明していく。
履修上の注意事項
/Remarks
本講義は、コンピュータを用いながら授業を行うため人数を制約する。そこで、履修者を抽選で選抜する。ただし、社会情報学科(昼間)の専門科目であるため、社会情報学科(昼間)を優先し抽選する。また、「情報処理Ⅱ」、「ソフトウェア科学」などは、本科目『情報処理Ⅰ』を履修(修得)しなければ履修できない場合があるので注意すること。
履修許可を希望する者は、4月7日(月)12:00から4月12日(土)12:00までに、下記のURLに行き登録申請をせよ。および第1回目講義中に実施されるレポート(手書き)を提出しなければ履修許可者として認められないので注意すること。
 【履修許可申請URL】https://forms.gle/GZC1th9NqhBs5WTi7
その抽選結果(履修許可)は4月13日(日)12:00までに、下記のURLにある「履修決定者」のファイルに記す。今後の連絡などもここにあげておくので確認すること。
 【資料掲載URL】https://bit.ly/3ap6BlX
ここで履修を許可されていない学生が学務情報システムで履修登録を行っても成績評価の対象とはならない(0点として評価される)。あるいは教務係により履修登録が削除される。
第1回目の講義(4月8日(火))で、授業方法、評価方法について説明すると共にレポート提出が実施される。講義資料は上記の【資料掲載URL】にアップしておく(アップ期間は後日連絡)。今後の講義資料、掲示もここにアップしておく。

【留意点】
・この分野の基礎のより深い確立を目指し、濃密な、かつ厳しい学習をはかる。
・記述問題が多くなること承知しておくこと。記述することは、理解の向上と情報の世界で必要とされる総合力を養うものとなる。
・出欠確認があり、休み3回以上で不可とする(全て対面授業である)。
・考える力をつける授業を目指すため、生成AI(文章構成ツール)の使用を禁ず。回答でAIを使用すれば不正行為とみなし、かつAIを用いてしか回答が作れない者は不可と評価する。
・授業方法、評価方法について初回の講義で説明する。不明な点があるなら事前に質問すること。事前に単位収得の注意を怠った者は、如何なる理由にせよ大幅な減点の対象となる。
・講義で説明しているにも関わらず理解せず見当違いの不満を述べている学生も散見される。しっかり講義方針を理解することが肝要である。講義方針、方法を調べ理解した後、履修を検討せよ。
・ノートパソコン(充電済み、WiFi接続可能)を持参すること。

【本科目の方針】https://drive.google.com/file/d/1vXtOvHkHfRn5KzqE1QP-bRPK5BbPHeL5/view?usp=drive_link

【重要】上記の「留意点」、「本科目の方針」を読み、「講義方針、方法」を理解した後、履修を決めること。履修した者は「講義方針、方法」に則り学習を励まなければならない。後日、この「講義方針、方法」を“知らなかった”場合は大幅な減点対象となる。

【連絡先】
E-mail:kajidesu51★★★
注意:「★★★」を「@gmail.com」に書き換えメールすること。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
①面接授業/Face-To-Face class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class
追加情報
/Additional information
地域(北海道)に関する学習内容を含む/Includes learning content on region(Hokkaido)
シラバス作成のためのガイドラインに従って作成した
/made this syllabus according to the guidelines
はい/YES
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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