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授業情報/Course information

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科目名/Subject 英文学史II
担当教員(所属)/Instructor 高橋 優季 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2025年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 水/Wed 1
対象所属/Eligible Faculty 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School
配当年次/Years 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2025/02/25
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
本講義のテーマは「ヤングアダルト系ファンタジーの世界への誘い」です。

あつかう作品はイギリスのチェシャー州出身の小説家アラン・ガーナー(Alan Garner)による『エリダー(Elidor)』(1965)です。現代の私達のようにパソコンやデジタル機器が普及していない20世紀後半の工業地帯マンチェスターを舞台に、4人の子供達がふとしたことから異次元の世界に迷い込む物語です。見知らぬ世界で繰り広げられる冒険はいかなるものか、そこで子供達が果たす役割とは?それが彼らにとってどのような意味を持つのか?このような問いを持ちながら、私達も想像力をはたらかせてエリダーという国に飛び込んでみましょう。それを可能にさせるのは、地道な英文解釈の努力に尽きます。ぜひ根気よく受講続けてください。
達成目標
/Course Goals
青少年向けに描かれた小説ですので、英語学習者にとっては分量のわりには読みやすいことでしょう。一つ一つの言葉を丁寧に辞書で調べながら、「分かっているつもりの」英単語も改めて確認しながら読み進めることが重要です。そうすることで、正確かつ丁寧に英文を読めるようになることが第一の目標です。
授業内容
/Course contents
1週目 作品を読み始める前に。
    作品舞台についての基本知識。 
    刊行された時代についてもおおまかにおさえておこう。

2週目 精読開始:Chapter 1-2

3週目 Chapter 3-4

4週目 Chapter 5-6

5週目 Chapter 7-8  

6週目 Chapter 9-10
     
7週目 Chapter 11-12

8週目 Chapter 13-14

9週目 Chapter 15-16
 
10週目  Chapter 17-18

11週目 Chapter 19-20
 
12週目 作品全体について感想を述べあおう。

13週目 作家アラン・ガーナーについて。
 
14週目 20世紀後半のファンタジー小説の後世への影響について考える。

15週目 まとめの確認テスト。
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
[事前学習]
予習は絶対必要。予め授業で扱うと決められたテキストや資料を、まずは自分で読んで内容を把握してくること。分からない単語なども全て調べてくる。

[事後学習]
各自で復習する。授業のなかで受けた説明をもとに、文法的理解として不足だった部分を見直すことが重要。新しく覚えた単語やフレーズなども、発音と共に繰り返し見て書き取り直し、声に出して読み直すことで知識として定着させる。
使用教材
/Teaching materials
作品については電子書籍としても購入可能です。入手方法も含めて詳細は授業にて指示します。
そのほかに教員の側で作成したオリジナル教材(プリント)も配布・配信予定。
成績評価の方法
/Grading
まとめの確認テスト(授業最終回で実施予定 60%。内容どは授業で指示します。)

予習と参加状況、口頭発表の評価など(40%。出席回数ではありません※)
※受け身になって一方的に聴講するのではなく、意見や質問を述べていただけるような積極的な参加を参加状況として評価いたします。
成績評価の基準
/Grading Criteria
AA(秀)90~100
A  (優)80~89
B (良)70~79
C  (可)60~69
D  (不可)0~59
履修上の注意事項
/Remarks
欠席について事前・事後の報告などは義務付けません。
病気や長期欠席になる場合などは、いつでもご相談ください。 
休んだ場合は自分でその分を復習するなどしてフォローしてください。 

授業中に無断で教室を出入りするのはやめてください。
寝ないでください。
辞書はできるだけ持参しましょう。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
①面接授業/Face-To-Face class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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