科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Subject | 商学特講(財務・金融行政から見た北海道の現状・課題・将来性(北海道財務局提供講座)) |
---|---|
担当教員(所属)/Instructor | 中浜 隆 (商学部) , 鈴木 和宏 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 水/Wed 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2025/03/03 | ||
---|---|---|---|
授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
授業の目的: ・本科目は、小樽商科大学と財務省北海道財務局が締結している包括連携協 定に基づいて行われる財務省北海道財務局提供講義です。 ・北海道財務局は北海道における財務・金融行政を担っており、北海道の特 性や実情を理解することが重要です。 ・本科目では、財務・金融行政の実施に際して把握した北海道の特性や行政 上の実例をベースに、北海道の現状と課題について講義を行います。ま た、ディスカッションを通じて理解を深めるとともに、これからの北海道 を考える際の基礎となる知識や知見を養うことを目的としています。 授業の方法: ・授業はオムニバス形式で行い、PowerPoint 等で作成した資料に基づい て、経済調査、財政、金融、国有財産といった幅広い角度から北海道の実 情を学びます。 ・また、授業から得られた知見等を用いて、グループディスカッションによ り地域課題を発見し、その解決に必要な施策を多角的に考察します。 ・北海道財務局の職員が各回の授業でスピーカーやファシリテーターとして 登壇し、実務経験を織り交ぜて授業を進めます。 |
||
達成目標 /Course Goals |
本科目では、国の財政等制度とともに、地域経済のなかで実際に起きていることから見える現状・課題を伝えつつ、履修学生が地域の将来像を自ら考え、地域課題解決を発見し、その解決や地域活性化に向けた施策を検討し取りまとめることを達成目標とします。なお、取りまとめた内容は第15回授業で発表することを予定しています。 また、本科目は座学の聴講だけではなく、グループディスカッションやプレゼンテーションにも取り組んでいただく予定です。さらに、Takeaway(各回の授業で視たり聴いたりしたなかで、履修学生自身が重要な点、情報、結論と思うこと)を課すことで、地域の活性化に関わる探求を促すとともに、社会の即戦力として必要となる「物事に能動的に取組む姿勢」を身につけていただきたいと考えています。 |
||
授業内容 /Course contents |
第1回 北海道財務局の概要・歴史と北海道経済等について 第2回 わが国の経済及び北海道経済の現状・課題・将来性 グループワーク① 第3回 金融行政と地域金融の現状と課題 第4回 地域金融機関のモニタリングについて グループワーク② 第5回 金融犯罪被害防止などについて 第6回 わが国の財政の現状と課題など 第7回 わが国の令和7年度予算などについて グループワーク③ 第8回 グループワーク④ 第9回 財政投融資について グループワーク⑤ 第10回 国有財産の現状と課題 グループワーク⑥ 第11回 グループワーク⑦ 第12回 地域課題解決と事業者支援について 第13回 小樽市の経済と地域課題解決の取り組みについて グループワーク⑧ 第14回 グループワーク⑨ 第15回 グループワーク⑩ 本科目の振り返り |
||
事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前学修: 授業の資料(ファイル)を事前に manaba にアップしますので、目を通しておいてください。 事後学修: Takeaway(各回の授業で、視たり聴いたりして学んだなかで、履修学生自身が重要な点、情報、結論だと思ったこと)を各回の授業の終了後に提出します。Takeaway の作成・提出方法については、「Takeaway の作成・提出要領」を第1回授業(4月8日実施)の前日までに manaba にアップしますので、かならずご覧ください。 |
||
使用教材 /Teaching materials |
・テキストの指定はありません。 ・資料等につきましては、事前に manaba にアップします。 |
||
成績評価の方法 /Grading |
・各回の授業の Takeaway と 期末レポートによって評価します。 ・期末レポートについては、「期末レポートの作成・提出要領」を6月末ま でに manaba にアップしますので、かならずご覧ください。 ・それぞれの評価ウエイトは、以下のとおりです。 Takeaway 1回3点×15回=45点 期末レポート 55点 |
||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
・本科目では、北海道における財政・金融行政に関する基礎的な理論を習得 するとともに、これを援用して北海道経済の活性化を洞察する力を養うこ とを目的としています。 ・財政・金融行政の意義と役割を理解し、これを自らの言葉で説明すること できること、行政との関わりのなかで北海道の活性化を展望することがで きることを到達目標としています。 ・これらをおおよそ満たしていることが合格ラインの基準となります。具体 的な評価基準については、以下のとおりです。 秀:北海道における財政・金融行政に関する理解と北海道の活性化に関わる 課題発見に秀で、解決策も含めて論述がきわめて明快であるもの 優:北海道における財政・金融行政に関する理解と北海道の活性化に関わる 課題発見に優れ、解決策も含めて論述が明快であるもの 良:北海道における財政・金融行政に関する理解と北海道の活性化に関わる 課題発見に優れてはいるものの、解決策の論述にやや難があるもの 可:北海道における財政・金融行政を概ね理解してはいるものの、北海道の 活性化に関わる課題発見や解決策が常識的な範疇にとどまるもの |
||
履修上の注意事項 /Remarks |
・転勤等、講師の都合により講師や授業内容に変更が生じたり、順番が入れ 替えとなったりする場合があります。 ・出席が全15回の授業の2/3に達しない履修学生には、単位を付与しないの で、注意してください。 ・本科目の担当教員は、鈴木教員と中浜教員の2名ですが、授業や試験など について質問などがあって担当教員に連絡したい場合には、メールで、中 浜教員に連絡してください(鈴木教員には連絡しないでください)。 |
||
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当する/Yes | ||
実務経験の概要 /Outline of their practical experiences |
本科目では、毎回の講義やディスカッションは、財務省北海道財務局の職員がゲストスピーカーやファシリテーターを担当します。 | ||
実務経験と授業科目との関連性 /Relevance between their practical experiences and the course |
実務経験が豊富な財務省北海道財務局の職員が、経験を踏まえて、北海道の特性や実情を講述するとともに、彼らがファシリテーターとなって、北海道の活性化を巡ってのグループディスカッションを展開します。その意味で、実践的な科目構成となっています。 | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
|