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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2025/03/14 現在

科目名/Subject 産業組織論
担当教員(所属)/Instructor ジャン ヤシ (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2025年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 金/Fri 2 , 金/Fri 3
対象所属/Eligible Faculty 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School
配当年次/Years 3年 , 4年
単位数/Credits 4
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2025/02/18
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
<目的>
本授業は、ミクロ経済学の応用分野である産業組織論を扱う。産業組織論は、企業行動や市場構造を分析し、独占禁止や規制などの競争政策のあり方を考察する分野である。本授業では、企業のビジネス戦略や公的規制に関するニュースを経済学の視点で捉え、論理的に理解する力を養うことを目的とする。
<方法>
講義はスライドを用いて進める。理解を深めるために、適宜、練習問題を解く演習を取り入れる。
達成目標
/Course Goals
・自由な企業活動によって社会的利益が損なわれる可能性があることを説明できるようになる
・政府による規制や規制緩和の目的を経済学に基づき理論的に説明できるようになる
・少数の企業が互いの反応を読みあいながら競争している状況について、ゲーム理論を使って考えられるようになる
・そのような状況についての代表的な経済モデルを理解し、説明できるようになる
・例えば価格差別、プラットフォーム、合併、製品差別化といった企業のビジネス戦略を経済学に基づき理論的に説明できるようになる
授業内容
/Course contents
全30回の授業全体としては、おおむね以下のように完全競争(たくさんの企業が競争)・独占(1社だけ)・寡占(少数の企業で競争)の比較を軸として話を進める。 その中で、経済ニュースで耳にするさまざまな話(価格差別、プラットフォーム、合併、カルテル、製品差別化など)を紹介していく予定である。
   第1回: ガイダンス
   第2回: ミクロの復習
   第3回: 完全競争市場
   第4回〜第7回: 独占
   第8回〜第14回: 価格差別
   第15回: 中間試験
   第16回〜第18回: ゲーム理論
   第19回〜第24回: 寡占
   第25回: 完全競争・独占・寡占の比較
   第26回〜第29回: 合併・共謀・製品差別化
   第30回: 全体のまとめ
  *ただし、授業計画は進行状況に応じて変更する可能性がある。
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
各回の内容が次の回の基礎になるため、毎回の出席と内容の積み重ねが重要。前回の授業を復習し、理解した上で授業に臨むこと。
使用教材
/Teaching materials
教科書は特に指定しません。
成績評価の方法
/Grading
中間試験:30点、期末試験:50点、平常点(授業への参加・練習問題の提出など):20点
成績評価の基準
/Grading Criteria
上記の方法で点数を計算し、秀(100 - 90点)、優(89 - 80点)、良(79 - 70点)、可(69 - 60点)または不可(59 - 0点)とする。
履修上の注意事項
/Remarks
本授業を履修するにあたり、以下の授業を履修済みであること、またはそれに相当する知識を有していることが望ましい。
・初級ミクロ経済学
・初級微分(積分は不要)
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
①面接授業/Face-To-Face class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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