科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Subject | 日本事情II |
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担当教員(所属)/Instructor | 大澤 幸(商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 外国語科目等 |
開講学期/Semester | 2025年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 火/Tue 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 2年,3年,4年 |
単位数/Credits | 2.0 |
研究室番号/Office | 大澤 幸(1号館413号室) |
オフィスアワー/Office hours | 大澤 幸(火曜日4限、木曜日4限、もしくは事前にメールでアポイントメントをとってください。) |
更新日/Date of renewal | 2025/02/24 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
このコースは正規留学生、あるいはそれと同等の語学力を持つ日本語学習者(交換留学生を含む)を対象とする。 主に日本アニメの歴史や特徴を日本語で学び、日本の表象文化の歴史を理解する。また、なぜ日本アニメが世界で視聴され人気を博しているのか、その特徴を学生同士でディスカションを通して追求していく。様々なジャンルの日本アニメを読んでいくことで、日本文化をより深く学ぶことを目的とする。 |
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達成目標 /Course Goals |
1 日本アニメの歴史と特徴を理解する。 2 様々なジャンルのアニメを視聴し、理解できる。 3 日本語でディスカッションができるようになる。 4 アニメを通して日本社会の問題もしくは注目するべき点を見つけ、その問題に対して自らの考えを日本語で正確に表現できる力をつける。 5 留学生の出身国のアニメと日本アニメを比較分析できるようになる。 |
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授業内容 /Course contents |
週ごとの授業内容は以下の通りである。ただし、履修者の知識、習得度合いに応じて順番や内容を変更することがある。 第1週目 授業概要・animeとは 第2週目 日本アニメの歴史 第3週目 日本アニメの構造(制作会社の仕組みとアニメビジネス) 第4週目 Animeブーム(ファン活動とアニメ) 第5週目 アニメの特徴(映像におけるテクニック) 第6週目 アニメの特徴(音声や効果音のテクニック) 第7~8週目『メトロポリス』(監督・りんたろう)のアニメテクニックを分析 第9週目 中間試験(アニメ分析) 第10週目 テーマ:日常系アニメ(学生生活と社会問題) 第11~12週目 いじめ問題『聲の形』(監督・山田尚子) 第13~14週目 ひきこもり『ルックバック』(監督・藤本タツキ) 第15週目 期末発表・総括 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
宿題として出された資料やアニメを必ず授業前までに見ておくこと。また、資料やアニメの内容を要約し、わかりやすく口頭発表できるように準備をしておくこと。 | ||
使用教材 /Teaching materials |
必要に応じて資料を配布する。 教材はアニメや視聴覚メディアを含む。 |
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成績評価の方法 /Grading |
出席及び参加度 20% 宿題 20% 中間試験 10% 期末発表 20% 期末試験 30% |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀:100-90% 日本アニメの歴史および特徴を深く理解できている。また、様々なジャンルの漫画を的確に分析できる。自分の意見をわかりやすく論理的に説明できる。高度な日本語で流暢に口頭発表ができる。 優:89-80% 日本アニメの歴史・特徴を十分に理解できている。また、様々なジャンルの漫画を分析できる。自分の意見を論理的に説明で、的確に日本語で口頭発表できる。 良:79-70% 日本アニメの歴史・特徴・ジャンルの違いを概ね理解できている。分析力もある程度はある。自分の意見を論理的に論じる努力はしているが、明確でない部分が少々みられる。日本語の文法や語彙に大きな間違えはなく理解できる口頭発表ができる。 可:69-60% 日本アニメの歴史および特徴をまあまあ理解できている。様々なジャンルの違いをそれなりに理解し、何とか分析できる。論理的ではないが自分の意見はある。日本語の文法や語彙に不適切な部分があるが理解可能な口頭発表ができる。 不可:59%以下 日本アニメの歴史および特徴をほとんど理解できていない。また、漫画の分析力もほぼ身についていない。日本語の文法や語彙に大きな間違えがあり、理解し難い口頭発表である。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
・授業時間外の自学習が重要となる。毎週宿題を出すので、授業前に必ず行っておくこと。宿題ができていない場合、授業参加が難しくなることに留意すること。 ・期末の口頭発表で、各個人が選んだアニメ分析の発表を行なってもらうので、学期始めから様々なアニメを見ておくことをおすすめする。 ・授業は一般的な講義式ではないため、学生の積極的な発言や参加態度が求められる。このディスカッションに積極的に参加することで、出席・参加点の取得ができる。 ・毎回、課題として出された資料やアニメを見て、分からない語彙があれば授業前に必ず確認するなど準備をしてから授業に参加すること。 ・日本語能力試験2級以上の日本語運用力があることが望ましいが、交換留学生に関しては2級を取得していなくても教員が認めた場合は履修することができる。(交換留学生に対しては、英語での補足説明や資料を入れる場合がある。) ・授業を6回以上欠席(診断書のある病欠は除く)した場合は、期末試験を受けることができない。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
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