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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2025/03/14 現在

科目名/Subject 英語IIA3(E242A3)
担当教員(所属)/Instructor 於保 淳 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 外国語科目等
開講学期/Semester 2025年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 水/Wed 3
対象所属/Eligible Faculty
配当年次/Years 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 1
研究室番号/Office 於保 淳(1-525)
オフィスアワー/Office hours 於保 淳(Office hours: Thursdas 12:00-13:00 or by appointment)
更新日/Date of renewal 2025/03/03
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
本授業は、(1) 大学入試レベルを超える.「実用的」かつ高度な英文法力を身につけ、(2) 教養ある書き手による洗練された文章を正確に読み解く力を養うことを目的とします。

★ 高校~大学入試レベルの英文法(関係詞、分詞構文、仮定法など)を習得済みであることを前提に進めます。
 - 基本文法の体系的な再講義は行いませんが、疑問点は随時質問を受け付けます。
 - 基礎を復習したい方は、講義中やオフィスアワーで気軽にご相談ください。

★ ベストセラーの抜粋、映画のセリフ、スピーチ原稿など、多彩なジャンルの英文を扱います。
 - 幅広い文体に触れることで、実用性の高い読解力を養います。

★ 事前学習(テキスト読解・ビデオ視聴)を前提とし、授業ではワークシート中心の演習を行います。
  -「なんとなく」読むのではなく、文の構造を徹底的に分析し、辞書を活用しながら筆者の「本当の意図」を正確につかみ、和訳をする力を養います。

★ 課題量が多いため、予習・復習を怠ると内容についていけなくなる可能性があります。
 - しかし、計画的に学習を続ければ、英文を正確かつ効率的に読み解く力が大きく伸びます。
達成目標
/Course Goals
- 教養ある書き手の文章を想定し、より洗練された英文を正確に理解できるようになる。
- アカデミックなテキストや社会的論説文など、大学生以上の知的レベルにふさわしい読解力を身につける。
- 特殊な語順や構文(倒置など)、省略や複雑な関係節など、「なぜそのような構造が使われるのか」まで理解し、和訳・要約に応用する。
- AI翻訳が普及する時代にも、機械翻訳の誤りを発見・批判的に検証できる能力を養う。
授業内容
/Course contents
1. このコースについて/ どうして英文法が重要なのか
2. 品詞と文型 (1)
3. 品詞と文型 (2)
4. 基本的な文の構造 (1)
5. 基本的な文の構造 (2)
6. 情報の流れと特殊な語順 (1)
7. 情報の流れと特殊な語順 (2)
8. 情報の流れと特殊な構文 (1)
9. 情報の流れと特殊な構文 (2)
10. 省略 (1)
11. 省略 (2)
12. 上級の読解英文法 (1)
13. 上級の読解英文法 (2)
14. 文章の構造 (1)
15. 文章の構造 (2)
期末試験は期末試験週間に筆記試験を実施します。

注意:時間の都合や進度に応じて、一部の章・セクションを省略または概略のみ扱う場合があります。
期末試験の範囲は、授業内で実際に扱った内容に限定します。
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
事前学習
- 次回扱うテキストの指定箇所を必ず読了する。
- 指定がある場合、manaba上で配布するビデオ解説を視聴する。
- 授業開始24時間前までに、manabaで事前課題(わからなかった点や重要ポイントの記入)を提出する

事後学習
- ワークシートを復習し、誤りや不明点を各自で再確認。
- 小テストに向けて文法や構造を再チェック。
- 欠席時はテキストやワークシート(manabaでPDFをダウンロード可能)を参考に自主学習する。
- 質問や疑問点があれば、教員に連絡する。

事前・事後学習に各1時間(以上)はかかると想定されます。
使用教材
/Teaching materials
テキスト(購入し、毎回授業に持ってくること)
- 北村一真 (2019)『英文解体新書 構造と論理を読み解く英文解釈』研究社 ISBN: 978-4327452926

ワークシート: 教員が作成し授業時に配布

辞書:紙辞書またはオフライン電子辞書を必携。
オンライン辞書・翻訳アプリは使用禁止(自力分析を重視)。
物書堂・LogoVista等は教員への事前相談により許可する場合があり。

その他: 教員が配布

参考文献
高校〜大学受験レベルの読解のための英文法の復習に役立つ参考書 (一部は授業でも使用します。)
- 石原健志、倉林秀男 (2023)『基礎英文のテオリア: 英文法で迫る英文読解の基礎知識』
- 久保田智大 (2024) 『大学入試 基礎からの英文解釈クラシック』
- 戸澤全崇 (2024) 『英文法の展望台: 全体像をつかむ英語上達トレーニング』
- 薬袋善郎 (2023) 『基本文法から学ぶ 英語リーディング教本』
成績評価の方法
/Grading
1. 小テスト: 40%(7~10回程度を教室でスマホやタブレット、PCでmanaba上で回答。最低得点の1〜2回分は成績計算から除外し、評価対象とはしない。最終成績に含めない回数は実施回数によって調整する。)
2. 期末試験: 40%(授業中扱った文章から出題。記述式(構造分析+和訳), 辞書(紙・電子辞書(オフライン)持込可)
3. 事前課題: 10%(授業開始24時間前までにmanaba二提出提出、Pass/Failで評価)
4. 授業への参加度・貢献度: 10%
5. オプションレポート: 最大+10%(任意提出。総合成績は100%が上限。詳細は後日説明)
成績評価の基準
/Grading Criteria
最終成績は、「成績評価の方法」で示した各項目の合計得点(最大100%)に基づいて決定します。本授業では、以下の基準で成績を判定します。

秀: 100-90 
要求される学習目標を非常に優れた形で達成している。
優: 89-80
要求される学習目標を十分良好な形で達成している。
良: 79-70
要求される学習目標を概ね達成している。
可: 69-60
要求される学習目標を最低限は達成している。
不可: 59-0
求められる学習目標を達成していない。

注意: 6回以上欠席した場合は自動的に不合格となる。
履修上の注意事項
/Remarks
1. 対象レベルと難易度
- 本授業は、大学受験レベルの英文法を習得済みの学生を対象にしています。扱う英文はやや高度で、課題量も多めです。
2. 予習・復習の重要性
- 毎回扱う範囲をテキストで事前にしっかり読み、manabaへの事前課題(24時間前締切)を提出してください。
- 授業中のワークシートは提出しませんが、小テスト対策に活かしてください
- 疑問点をそのままにせず、質問してください。
3. グループ発表・参加度
- 授業内ではグループで議論し、短い発表を行います。ここでの積極的な貢献は「授業参加度」の評価に一部反映されます。
4. 欠席・遅刻の扱い
- やむを得ない事情により授業に出席できない・遅刻する場合は、できるだけ早く連絡してください。そのような欠席・遅刻が成績に影響することはありません。
5. 辞書とAIツールについて
- 辞書の使用ポリシーは「使用教材」欄で示したとおりです。オンライン辞書やAIアプリの使用は認めません。
- 授業・試験ではオフライン辞書を活用し、自力で英文の構造を考える姿勢を心がけてください。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
①面接授業/Face-To-Face class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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