シラバス参照

授業情報/Course information

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科目名/Subject 北海道産業論Ⅱ
担当教員(所属)/Instructor 北川 泰治郎 (グローカル戦略推進センター) , 玉井 健一 (商学部) , 李 濟民 (商学研究科)
授業科目区分/Category 昼間コース 共通科目
開講学期/Semester 2025年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 火/Tue 2
対象所属/Eligible Faculty 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School,非正規生商学部特別聴講学生/非正規生商学部特別聴講学生
配当年次/Years 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2025/03/12
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
【目的】
本講義は、北海道における経済、経営、大学、企業、食、環境、流通、地域、金融、製造、歴史、文化などをキーワードに、受講生が地域の実情や産業を理解し、地域視点で物事を捉えることの重要性を自覚することを目的としています。また、地域経済の具体的な事例に触れ、これから大学で何に興味を持ち学ぶのか、今後の修学における目標や卒業後のキャリア形成を考える機会にもなると思います。

【方法】
小樽商科大学、帯広畜産大学、北見工業大学の教員に加え、民間企業など地域経済をけん引する経営者を務める方々を特別講師として招へいし、地域の実情や産業、経済動向など幅広いテーマで講演して頂く、オムニバス形式で進めます。
本講義は、対面方式と遠隔(web)方式を併用した、ハイブリッド型授業で行います。また、令和6年度に開講された北海道産業論Ⅰの履修有無は影響しませんので、北海道産業論Ⅰを履修していなくても学習できますし、履修した学生はさらに地域を牽引する企業の事例を学ぶことができます。なお、講師の特別な事情等により、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。
達成目標
/Course Goals
・地域経済や産業、歴史、文化に関する基本的な知識を学び、理解できる
・地域の課題を理解し、事例を通じてその解決手法を考える能力を身に付ける
・実務家の事例からアントレプレナーシップについて、思考性や実行力を伴う具体的なイメージを持つことができる
授業内容
/Course contents
以下の講師陣によるオムニバス形式で授業を進めます(急遽、追加や変更の場合があります)。
・北海道産業概論(講師:小樽商科大学グローカル戦略推進センター産学官連携推進部門長 玉井健一)
・北海道の食 チーズつくりと地域(講師:株式会社白糠酪恵舎代表取締役 井ノ口和良 氏)
 チーズの歴史と白糠町を中心とした地域によるチーズつくりと地域循環について
・北海道の食 十勝の農業(講師:帯広畜産大学准教授 秋本正博)
 食糧生産基地十勝の農業 農業大国の課題と取り組みについて
・北海道の食 産地から食卓へ(講師:株式会社山忠ホールディングス代表取締役 山本英明 氏) 
 十勝の農業を支える加工、出口を確保する商流の展開について
・北海道の食 スマート農業と技術(講師:株式会社スマートリンク北海道常務取締役 小林伸行 氏)
 新たな生産方法の確立、環境問題と排出権取引、海外展開について
・北海道のイノベーション オホーツクでの共創(講師:北見工業大学教授 内島史子)
 大学と地域の連携によるイノベーションの創出、社会貢献について
・地域の廃校活用と再生可能エネルギー(講師:株式会社HPRS代表取締役 佐藤弘幸 氏)
 循環型ビジネス、深川市での植物工場と陸上養殖の事業展開について
・北海道の環境(講師:環境大善株式会社代表取締役社長 窪之内誠  氏)
 循環型経済、ブランディング、北見・オホーツクの地域活性化について
・北海道における地域づくり(講師:株式会社積丹スピリット代表取締役 岩井宏文 氏)
 積丹町の地域資源の活用、地域活性化について
・北海道の歴史(講師:株式会社五島軒代表取締役社長 若山豪 氏)
 函館市で創業した老舗レストランの歴史と文化、事業展開について
・北海道における地域金融(講師:大地みらい信用金庫理事長 伊藤哲也 氏)
 根室・道東における地域金融の機能、地域における多様な取り組みなどについて
・地域の魅力(講師:株式会社小樽水族館公社代表取締役社長 伊勢伸哉 氏)
 水族館での展示飼育と魅力創造、地域の文化などについて
・北海道のものづくり(講師:株式会社カンディハウス代表取締役社長 染谷哲義 氏)
 旭川家具の歴史、ブランドやデザインなどについて
・地域の歴史文化(講師:小樽商科大学准教授 木田世界)
 歴史文化遺産の活用と課題などについて
・講義のまとめ
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
普段から北海道や地域の動向、課題に関するような新聞雑誌、Web等の記事をよく読み情報収集を心がけ、地域の現状に関心を持ってください。また、講師から提示される事前課題は授業の理解を深めるため重要なものなので、必ず取り組むようにしてください。
使用教材
/Teaching materials
テキストの指定はありません。毎回の講義時に、各講師からの資料が配布されます。
講義資料の配布、レポート等の提出はすべてウエブ学修管理システム(manaba)を使用します。
講義の学修目的のため、私物のPC、スマートフォンやタブレット端末は使用可能です。
成績評価の方法
/Grading
「事前課題(事前レポート)」「講義参加(質疑など講義への積極的参加)」「最終レポート(全ての講義終了後、興味を持った複数のテーマを基にレポートを提出)」により評価します。なお、最終レポートの提出は10回以上の出席を必須とします。

1.事前課題2点×13回 : 26点
2.参加点 : 14点(講義の受講態度、質問等を勘案)
3.最終レポート : 60点(10回以上の出席が必要となります)
=最終評価点(1+2+3)
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀:90点以上、優:80〜89点、良:70〜79点、可:60〜69点、不可:59点以下

・秀:地域と産業について秀でた理解力を有し、地域の現状や課題について秀でた分析を行うことができる。
・優:地域と産業について優れた理解力を有し、地域の現状や課題について優れた分析を行うことができる。
・良:地域と産業について良い理解力を有し、地域の現状や課題について良い分析を行うことができる。
・可:地域と産業についての理解力を有し、地域の現状や課題について分析を行うことができる。
・不可:地域と産業についての理解力に乏しく、地域の現状や課題について分析を行うことができない。
履修上の注意事項
/Remarks
出席や事前課題提出の方法、成績評価の方法などを説明するので、できるだけ第1回の授業には出席してください。なお、やむを得ない事情等で欠席された場合のために第1回の講義について、4月中はオンデマンド配信する予定です。
講義時間中の出席確認には専用のリアルタイムアンケートアプリ(respon)インストール済みの携帯端末を使用します。
社会常識に反する行為(私語、携帯電話など)が見られる場合は、退室を命ずることがあるので注意してください。ただ聞くだけではなく、講義への積極的な参加を望みます。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当する/Yes
実務経験の概要
/Outline of their practical
experiences
実務家教員に加え、民間企業の経営者など経営層の方々を講師として招へいし、オムニバス形式で実施します。
実務経験と授業科目との関連性
/Relevance between their
practical experiences and
the course
講師の実務経験、企業の事例を十分に活かした授業内容とし、質疑応答時間を確保し、講師、学生双方向の意見交換を行う、コミュニケーションラーニング方式で授業を行います。
授業実施方法
/Method of class
①面接授業/Face-To-Face class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class
追加情報
/Additional information
地域(北海道)に関する学習内容を含む/Includes learning content on region(Hokkaido)
追加情報の詳細
/Detailed information on
additional information
北海道の実情や課題中心の授業を行います。
シラバス作成のためのガイドラインに従って作成した
/made this syllabus according to the guidelines
はい/YES

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