科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Subject | 基礎ゼミナール 市原 啓善 |
---|---|
担当教員(所属)/Instructor | 市原 啓善 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 共通科目 |
開講学期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | 市原 啓善(1号館(研究棟)301号) |
オフィスアワー/Office hours | 市原 啓善(随時可(予約不要)) |
更新日/Date of renewal | 2025/02/18 | ||
---|---|---|---|
授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
<授業の目的> 本科目では、企業の経営分析・財務分析を実際に行いながら、大学での専門科目の学修に必要となるアカデミック・リテラシー(学術的な文章の読み書き能力)の習得を目指します。 高等学校までの勉強では主に、与えられた教材・課題に正解するための努力が求められてきました。それに対して、大学での専門科目の学修では、自ら能動的に課題を発見しなければならず、また、その課題に正解があるとは限りません。 そこで本科目では、受験中心型の学びから、「大学での学び」への転換を促すために、学生自らで実際に、特定の課題の設定から、調査、討論、レポート作成、発表までを行っていただきます。 自らの考え方やアイデアを表現し、他の学生たちと共有し、議論を通して相互に高めあい、さらなる課題の探求へとつなげるというプロセスを実際に体感していただくことになります。 <授業の方法> 本科目では具体的に、講義形態での、アカデミック・リテラシーに関する学修と並行し、2つの実践的課題 [1. 企業分析(演習1・3) 2. ディベート(演習2)] に取り組んでいただきます。 「企業分析」では、学生個々人で、分析対象企業の設定から、調査、経営分析・財務諸表分析、レポート作成、プレゼンテーションまでに挑戦をいただき、大学での学びに必要とされる各種スキルの習得を目指します。 「ディベート」では、「企業経営に関する論題」についてディベートを行います。グループワークを通したリサーチ・スキルとアウトプット・スキル(討論、口頭発表)の実践的な習得を目指します。 講義内ではこの他に、近い将来にある「学科選択」、「ゼミ選択」、民間企業への「就職活動」等に向けての課題や、必要とされるスキル、キャリアプランづくりについても取り上げる予定です。 |
||
達成目標 /Course Goals |
1. 大学での学びに必要となる、グループワーク、ディスカッション、 プレゼンテーション、レポート・論文を作成するための基本的な能力の習得。 2. 商学や会計学を学修するうえでの基礎知識の習得。 3. 民間企業への就職活動や仕事に役に立つ基礎的なビジネススキルの習得。 |
||
授業内容 /Course contents |
01 基礎ゼミナールの概要 02 アカデミック・リテラシー:リサーチ・スキル 03 アカデミック・リテラシー:スタディ・スキル 04 企業分析の基礎(1)経営戦略分析 05 グループディスカッション:プレゼンテーション準備 06 演習(1)プレゼンテーション 07 演習(1)プレゼンテーション 08 企業分析の基礎(2)財務諸表分析 09 グループワーク:ディベート準備 10 グループワーク:ディベート準備 11 演習(2)ディベート 12 グループディスカッション:プレゼンテーション準備 13 演習(3)プレゼンテーション 14 演習(3)プレゼンテーション 15 演習(3)プレゼンテーション *上記の授業計画に沿って進める予定であるが、受講学生の習熟度により、若干の変更もありうる。 |
||
事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
【事前学習】 ・manabaに事前にアップロードされる「講義資料」を閲覧して授業に臨むことが望ましい。 ・講義資料について、ディスカッションしたい点や不明点・疑問点を整理して授業に臨むことが望ましい。 ・Web等から経済ニュースにふれ、企業経営や社会課題、その解決方法等に対する関心を高めること。 【事後学習】 ・講義における学修内容の反復。 ・ディスカッションにおける参加姿勢・発言内容・役割・進行方法等を振り返り、次回の改善策を考察する。 |
||
使用教材 /Teaching materials |
テキストは使用しません。内容に応じた基本資料を配布いたします。 | ||
成績評価の方法 /Grading |
満点を100点として、受講姿勢(30点)、ディベート・プレゼンテーション(30点)、企業分析レポート(40点)の配分により、総合的に評価する。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀(100-90) アカデミック・リテラシーについての理解が特に秀でており、ほぼ完璧に習得している 優 (89-80) アカデミック・リテラシーについての理解が優れており、全般的に習得している 良 (79-70) アカデミック・リテラシーについてほぼ理解しており、大体習得している 可 (69-60) アカデミック・リテラシーについて理解力を示し、最低限習得している 不可(59-0) アカデミック・リテラシーについての十分な理解力を持たない等、上記以外 |
||
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当する/Yes | ||
実務経験の概要 /Outline of their practical experiences |
税務・会計実務、法人設立・経営指導、採用他 | ||
実務経験と授業科目との関連性 /Relevance between their practical experiences and the course |
企業経営における簿記・会計実務の実情や実例も示すことで、会計学とビジネスとの有機的な理解を促し、社会的ニーズの高い高度専門人材の育成を目指す。 |
||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
|