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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2025/03/25 現在

科目名/Subject 総合科目II(b一般教育演習(フレッシュマンセミナー))
担当教員(所属)/Instructor 市原 啓善 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 共通科目
開講学期/Semester 2025年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 6 , 月/Mon 7
対象所属/Eligible Faculty 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School
配当年次/Years 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office 市原 啓善(1号館(研究棟)301号)
オフィスアワー/Office hours 市原 啓善(随時可(予約不要))
更新日/Date of renewal 2025/03/25
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
北海道大学・札幌市・小樽商科大学 連携プログラム
副題:「STARTUP HOKKAIDO連携講義 社会課題を読み解き未来を生き抜くフューチャースキルを育てよう」
講義は、小樽商科大学と北海道大学、札幌市との共同・公開講座であり、複数の大学、社会人の履修者がともに学習する。講義は北海道大学で開講されるため、小樽商科大学生は、面接講義か遠隔講義(オンライン・リアルタイム)のいずれかで受講可能となる。
 本科目では、「アントレプレナーシップ(起業家精神)」に関する認知の強化と基礎的知見の学習を行う。起業・スタートアップの基礎から一連のプロセスの体系的な学習を通じて、「変動の激しい時代である今を生き抜き、未来の社会をより良くするために、どのようなフューチャースキルが必要であるか」を考え、自分の特性や長所と合わせて未来を生き抜く力の習得を目指す。ワークショップ、チームディスカッション、成果発表を実施し、チームビルディング、リーダーシップ、人的ネットワークの構築、社会的課題発見のヒント・アイデア創発のプロセスの体感を通して、履修者自身にとってどのようなフューチャースキルが必要であるかを考え、ブラッシュアップする機会となることが期待される。
 社会課題を起点とし、チームベースの価値創造を行うことに主眼を置くことから、大学外部との接続を強化し、毎回、多様な起業家・実務家・学者によるオムニバス形式の講義を実施する。社会にある現在進行形の課題には、学習者が一人で解決可能な課題はほぼ存在せず、チームで学習者同士の相互作用を通じて、コミュニケーションやリーダーシップ能力を習得しながら、関連知識の調査、対話、内省を通じて、分野を限定せずに実際の課題解決に当たり、成功や失敗そのものを学ぶ経験を通して、アントレプレナーシップを涵養する機会となることが期待される。
 なお、履修者の最終発表成果に対して、札幌市長賞・大学総長賞・オーディエンス賞等の授与を予定している。
達成目標
/Course Goals
1.「アントレプレナーシップ(起業家精神)、起業・スタートアップ」に関する認知の強化と基礎的知見の獲得。
2.社会的課題解決のためのフューチャースキル、アプローチの認知と獲得。
3.仮説構築・検証の反復による課題解決能力の獲得。
4.チームでの共同作業・成果発表を通じたコミュニケーション力・プレゼンテーション力の獲得、自身の得意分野・苦手分野の認知とチームビルディングの重要性の学習。
授業内容
/Course contents
※変則的な日にち・時間に注意
 全9回、月曜、18:30~21:00

第1回 4/21(月):社会課題について知ろう、
第2回 4/28(月):社会課題について知ろう、起業家の成功談・失敗談
第3回 5/12(月):課題発見・仮説を立ててアイデアを考えよう
第4回 5/19(月):課題発見・仮説を立ててアイデアを考えよう
第5回 5/26(月):MVPをつくろう
第6回 6/09(月):MVPをつくろう
第7回 6/16(月):儲かるか考えよう
第8回 6/30(月):アイデアを人に伝えよう
第9回 7/14(月):最終発表:札幌市 秋元市長、北海道大学 寳金総長

「特設サイト」 https://hokkaido-innovation-hunter.my.canva.site/futureskills
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
【事前学習】
1. Slack(予定)に事前にアップロードされる「講義資料」を閲覧して授業に臨むことが望ましい。
2. 講話予定の起業家・企業のWeb-site等を、毎回の授業前に閲覧して事業内容等を理解し、講話当日の質疑を事前に考察して授業に臨むことが望ましい。
3. 全体の講義を通して、各履修者の問題意識に基づいたビジネスアイデアを考案するため、Webニュース、新聞・雑誌・テレビ報道等から日常的に情報を取得し、社会課題やその解決方法等に関心を持つことが望ましい。
【事後学習】
1. 講義で出される課題(クイズ)への取り組み。
2. 講話・ワークショップでの学修内容の反復。
3. チームディスカッションにおける参加姿勢・発言内容・役割・進行方法等を振り返り、次回の改善策を考察する。
使用教材
/Teaching materials
講義ごとに適宜配布・指示する
成績評価の方法
/Grading
満点を100点として、①受講姿勢(チーム貢献度、発言量等)40点、②小テスト 30点、③成果発表(プレゼン力・アイデア発想等)30点 の配分により、総合的に評価する。
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀(100-90) 起業・スタートアップ、フューチャースキルについての理解が特に秀でており、ほぼ完璧に習得している
優 (89-80) 起業・スタートアップ、フューチャースキルについての理解が優れており、全般的に習得している
良 (79-70) 起業・スタートアップ、フューチャースキルについてほぼ理解しており、大体習得している
可 (69-60) 起業・スタートアップ、フューチャースキルについて理解力を示し、最低限習得している
不可(59-0) 起業・スタートアップ、フューチャースキルについての十分な理解力を持たない等、上記以外
履修上の注意事項
/Remarks
1.履修希望者は、4月13日(日)までに次の「応募フォーム」より申込んでください。

  「応募フォーム」 https://forms.gle/4bRGckfgn1wmrq7x6

  ※「Campus Square」での履修登録も履修登録期間内に行って下さい。

2. 【履修要件】パソコンの使用・基礎的操作ができること。
  オンライン講義の受講、チーム・個人でのワーク、プレゼン資料の作成等での使用を想定しています。
3.  事前に、Slack(予定)を閲覧し、Zoomでのリアルタイム配信講義を受講するためのURL情報、講義資料等を確認して毎回の講義を受講ください。
4. 講義は、「北海道大学構内 オープンイノベーションハブ エンレイソウ」で行われます。対面講義での参加も、Zoomでのリアルタイム配信講義での参加も可能です。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当する/Yes
実務経験の概要
/Outline of their practical
experiences
起業経験・支援経験を持つ講師による講義・質疑、課題解決に向けたワークショップ、ディスカッション。
実務経験と授業科目との関連性
/Relevance between their
practical experiences and
the course
起業・スタートアップの実情・事例を示すことで、商学・経営学・会計学とビジネスとの有機的な理解を促し、社会的ニーズの高い高度専門人材の育成を目指す。
備考
/Notes
【キーワード】
アントレプレナー、スタートアップ、ベンチャー、社会起業家、プレゼンテーションスキル、課題解決力、非認知能力、キャリア
授業実施方法
/Method of class
④遠隔授業(リアルタイム配信)/Online class(synchronous online class)
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class
追加情報
/Additional information
地域(北海道)に関する学習内容を含む/Includes learning content on region(Hokkaido)
追加情報の詳細
/Detailed information on
additional information
〇 最終発表において、「札幌市長賞」「寶金総長賞」「オーディエンス賞」等を予定
〇 過年度の参考情報
 ・最終発表優秀チームには、2023年度はデンマーク、2024年度はイタリアでの「スタートアップツアー」への招待がされました。
  https://www.youtube.com/watch?v=VZYkp_yRCpw
・本学学生の札幌市長賞・北大総長章の受賞とTechBBQ@Denmarkへの挑戦!
 https://www.otaru-uc.ac.jp/shoudai_blog/326301/
・北海道新聞:起業を進路の選択肢に 北大・小樽商大・札幌市、初の連続共同講義
  https://www.hokkaido-np.co.jp/article_photo/list/?article_id=833747&pid=13055025
〇 その他
・北海道大学・札幌市・小樽商科大学 連携プログラム
・JST(科学技術振興機構)「大学発新産業創出プログラム(START)大学・エコシステム推進型スタートアップ・エコシステム形成支援」事業
・北海道大学「北海道未来創造スタートアップ育成相互支援ネットワーク(HSFC(エイチフォース、"叡智の力"))」事業
シラバス作成のためのガイドラインに従って作成した
/made this syllabus according to the guidelines
はい/YES

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