科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Subject | 科学方法論 |
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担当教員(所属)/Instructor | 奥本 素子 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 共通科目 |
開講学期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 火/Tue 4 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2025/02/28 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
授業の目的: この講義は科学を社会活動という観点から考えていく。また科学活動が社会に埋め込まれたときに起こりうる様々な課題をステークホルダーの分析を通して考察してく。加えて科学と社会の間にある諸問題について、コミュニケーションを通して解決していく科学技術コミュニケーションの手法と事例を学んでいく。そしてこれらの視点を通して、科学が社会に適切に運用される施策について具体的に立案できるような力を身に着けていく。 具体的な達成目標を下記に掲げる。 授業の方法: 講義形式が中心だが、部分的に科学方法を学ぶための演習活動を取り入れる。また、答えが一様ではない課題を取り扱う際には、授業中に学生同士で話し合いをする時間を設ける。 |
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達成目標 /Course Goals |
本科目の履修を通して次のことを学習する。 知識:科学技術の社会的側面についての理論について説明することができるようになる。 科学技術と社会の課題について、科学、技術の性質を理解しながら社会的側面についての影響を論じることができるようになる。 態度:科学技術と社会に関する問題に、社会の当事者として考えていく。 科学技術と社会に関する問題に対し、自分と意見の異なるステークホルダーとも積極的にコミュニケーションができるようなる。 技能:科学技術が社会に埋め込まれた際に生じる諸問題について、その要因を分析することができる。 適切な科学技術コミュニケーションの立案ができる。 |
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授業内容 /Course contents |
各回の講義内容は次のとおりである。ただし,状況に応じて講義の順番や内容を変更する場合がある。 1.本講義の目的と進め方 2.科学の誕生と社会の受け止め方 3.科学論の実際 4.実験室の人類学 5.アクターネットワーク① 6.アクターネットワーク② 7.トランスサイエンスとポストノーマルサイエンス 8.科学と社会のデータ 9.量的調査 10.質的調査 11.中間課題(インタビュー調査を体験してみよう) 12.社会科学的なデーター分析 13.対話から見る科学技術コミュニケーション 14.アートから見る科学技術コミュニケーション 15.本授業のまとめと振り返り |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前学修: 授業で課題が出た場合はそれを授業前までに提出すること。 事後学修: 講義内容については配布資料を読み直し、復習すること。 |
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使用教材 /Teaching materials |
テキストの代わりとしてプリント、資料を配布する。 | ||
成績評価の方法 /Grading |
授業課題40%、授業における参加の積極性20%、最終試験50%の割合で成績を総合的に判断する | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀(100~90):科学と社会の課題について十分理解し、背景資料などを応用して、さまざまな問題について客観的かつ創造的に分析をすることができる。また授業中の議論においては積極的に参加している。 優(89~80):科学と社会の課題について十分理解し、背景資料などを応用して、さまざまな問題について客観的に分析をすることができる。また授業中の議論においては積極的に参加している。 良(79~70):科学と社会の課題について理解し、背景資料などを応用して、さまざまな問題について限定的ながらも分析している。また授業中の議論にも十分参加している。 可(69~60):科学と社会の課題について理解し、背景資料などを応用して、分析をする努力が認められる。また授業中の議論にも参加している。 不可(59~0):科学と社会の課題について理解できておらず、授業にも参加していない。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
講義の目的と内容をよく検討したうえで、最後まで講義に積極的に参加する意思を持てる方の受講を希望する。 ※受講申請学生が座席数を超えた場合、学務課において抽選し受講学生数の調整をする。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
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