科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Subject | 言語・文学特別講義(外国文学I) |
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担当教員(所属)/Instructor | 嘉瀬 達男 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 共通科目 |
開講学期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 木/Thu 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | 嘉瀬 達男(1号館303号室) |
オフィスアワー/Office hours | 嘉瀬 達男(在室時。事前に連絡があると確実。) |
更新日/Date of renewal | 2025/03/03 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
中国古典作品の精華を取り上げ、その魅力と意義を探ります。 取り上げる作品は、中国のみならず日本においても古来尊重されてきたものです。 ただしこうした作品群を鑑賞するにとどまらず、中国古典作品はなぜ重要視されてきたのか、どのように読まれてきたのか、中国古典文化が人々に影響を与えてきた理由、また影響の結果についても考えます。 授業では、まず時代の流れに沿って各作品を鑑賞し、文学的意義を明らかにします。その上で文献学的な分析を加味し、各作品のもつ後世への影響力と意義を探り、中国の古典とはいかなる存在なのかを探ります。 更には現代中国における、各作品への評価などについても随時検討を加えます。 |
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達成目標 /Course Goals |
授業で取り上げた作品を十分に鑑賞した上で、以下のような問題について考察を深めること。 ・五経はなぜ歴代にわたり必須の教養とされたのか(内容と用途の関係)。 ・歴史書が精読された理由(正史のもつ意義と文体)。 ・思想家の文の利用法(思想・主張と政治の関係)。 ・詩を作り、読む意味(文学と政治・仕官の関係)。 ・中国小説と娯楽の関係(「小さな説」とnovelの違い)。 |
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授業内容 /Course contents |
主な授業内容は下記の通りです。 1 中国文学の特質 言語的特色、風土的特色。政治性・思想性・歴史性・娯楽性 2・3 古代歌謡 『詩経』『楚辞』 4~6 歴史書の文 『春秋左氏伝』 『史記』『漢書』 7~9 思想書の文 『論語』『孟子』 『老子』『荘子』 10~12 唐詩と宋詩 李白・杜甫 蘇軾・陸游 13~15回 白話小説 『三国志演義』『水滸伝』『紅楼夢』 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前に授業で取り上げる作品について調べておくこと。 授業後は取り上げた作品を読み、興味をもてる部分を見つけること。 |
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使用教材 /Teaching materials |
プリントを配布して用います。 | ||
成績評価の方法 /Grading |
学期末試験またはレポート(60%)。 講義内容に関する小テストや質問・感想を適宜manabaで提出してもらいます(40%)。 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀:学習内容について、ほぼ完全に習得した者。 優:学習内容について、十分に習得した者。 良:学習内容について、おおむね習得した者。 可:学習内容について、基本的に習得した者。 不可:学習内容について、ほとんど習得しなかった者。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
授業では訓読書き下し文や現代中国語を用いますが、受講生に漢文の読解力や現代中国語の能力を求めるものではありません。 | ||
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
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