科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Subject | 心理学I(B) |
---|---|
担当教員(所属)/Instructor | 杉山 成(商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 共通科目 |
開講学期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 木/Thu 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 1年,2年,3年,4年 |
単位数/Credits | 2.0 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2025/02/26 | ||
---|---|---|---|
授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
基礎科目では、心理学を初めて学ぶ学生のために、基本的な理論や概念の解説を行う。このうち心理学Ⅰにおいては、基礎領域である認知心理学・学習心理学の内容を中心に人間の情報処理や行動獲得のメカニズムについて解説する。 基本的に講義形式で進めるが、必要に応じて簡単な実験・調査も行う予定である。 |
||
達成目標 /Course Goals |
本科目の履修を通して獲得が期待される能力・技能は次のとおりである。 ・日常の出来事を科学的にとらえる観点を習得する。 ・人間の情報処理過程の特徴について理解し、陥りやすいミスや歪みを知る。 |
||
授業内容 /Course contents |
各回の講義内容は次のとおりである。ただし、履修者の知識、習得度合に応じて講義の順番や講義内容を変更する場合がある。 第1回 イントロダクション 第2回 心理学の歴史と方法 第3回 知覚①:知覚の特性 第4回 知覚②:錯視のメカニズム 第5回 知覚③:対人知覚 第6回 記憶①:記憶過程モデル 第7回 記憶②:忘却と変容 第8回 思考①:ヒューリスティック 第9回 思考②:認知バイアス 第10回 感情① 感情の生起 第11回 感情② 言語的コミュニケーションと非言語コミュニケーション 第12回 学習① 条件づけ 第13回 学習② 観察学習 第14回 ヒューマンエラー①:スリップとミステイク 第15回 ヒューマンエラー②:批判的思考 |
||
事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前学修:授業レジュメ・資料は授業前にmanabaにアップロードされているので、ダウンロードし、熟読すること。 事後学修:manaba 上で授業内容に関する小テストに回答すること。小テストのテーマは授業内で出題され、指定字数は授業回によって異なる(200字~800字)。小テストの提出期限は授業から1週間とする。 |
||
使用教材 /Teaching materials |
教科書は使用せず、適宜参考文献を紹介する。また、資料プリントをmanabaにアップロードする。 | ||
成績評価の方法 /Grading |
毎回の授業後に実施する小テストの第2回から第15回までの提出状況と内容を総合し、授業目標の到達度を評価する。優れた内容の小テスト解答についてはmanaba上で紹介を行い、採用された場合、1回の採用につき5点が最終成績に上乗せされる(一人あたりの上限は20点とする)。 また、授業期間内に実施する心理学実験・調査に参加した場合、授業期間内に受講者の理解を深めるような質問を提出した場合には、授業参加点が最終成績に加算される。 |
||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀:十分な基礎知識を有し、日常生活における心理学的問題についての秀でた分析ができる。 優:十分な基礎知識を有し、日常生活における心理学的問題についての優れた分析ができる。 良:十分な基礎知識を有している。・可:69点~60点 最低限の基礎知識を有している。 可:最低限の基礎知識を有している。 不可:可の水準に到達しない、または「定期試験欠席届」の実施要項に該当しない事由で5回を超える欠席をした場合。 |
||
履修上の注意事項 /Remarks |
2025年度の心理学ⅠA・Bについては、以下に示す注意事項について十分理解したうえで、科目登録の手続きを行うこと。 【授業への参加について】 ・授業に関する重要な情報はmanabaのコースニュースを通して連絡するので、授業期間中は毎週、確認すること。 ・質問がある場合、manaba掲示板上の質問専用スレッドに投稿すること。原則一週間以内に掲示板上で回答する。メールでの質問には基本的に応じられない。 ・基本的な受講マナーを守れない学生の受講は禁じる。具体的には、遅刻をしない(入室限度は原則として授業開始後30分まで)、私語をしない、教室内を歩き回らない等である。 ・欠席は「定期試験欠席届」の実施要項に該当する要件のみ成績評価の際に考慮する。そのような事由で欠席し配慮を希望する場合には、必ず証明書類を添付の上で所定の欠席届をメールで提出すること。 【小テストについて】 ・小テストの留意事項についてコースニュース「心理学Ⅰ・Ⅱにおける小テストの留意事項について」にまとめているので、それに沿って作成すること。 ・小テストは定期試験と同様の扱いとしているため、再提出やコメント欄を利用した内容の修正や追加は認められない。また、ネット情報のコピペや履修者間の回答共有は不正行為とみなされ、処分の対象となる。 ・小テストのそれぞれの評価については、原則として授業期間内には開示しない。得点開示を希望する場合には、授業終了後に杉山まで問い合わせること。 【レスポンについて】 ・授業内ではmanabaと連携しているリアルタイムアンケートアプリ「レスポン」による出席確認を行う。授業時間内にレスポンの提出がなかった場合(解答未記入の場合を含む)は授業欠席とみなされ、小テストを提出しても採点の対象とはならない。 ・レスポンはスマートフォンのアプリを使用し、位置情報サービスをオンにすること。PCからの提出や位置情報サービスオフ状態での提出は無効となる。何らかの事情でそれが不可能な場合には、授業開始前に直接その旨を伝えること。 【履修抽選について】 ・この科目では教室の収容人数を上限とした履修抽選を行う。抽選から漏れた場合には、履修登録をしても単位は修得できない。履修のための手続きについてはコースニュースに提示するので、そちらに注意すること。 |
||
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
|