科目一覧へ戻る | 2024/03/26 現在 |
科目名/Subject | 産業集積特論/Industrial Agglomeration |
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担当教員(所属)/Instructor | 林 松国 (商学部) |
授業科目区分/Category | 現代商学専攻博士後期課程 組織マネジメント教育研究分野 |
開講学期/Semester | 2024年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 火/Tue 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学研究科現代商学専攻博士後期課程/Graduate School of CommerceGraduate School of Commerce Major in Modern Commerce |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2024/02/28 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
目的:産業集積とは特定地域に関連性のある多数の企業が集積することであり、産業集積論の系譜の原典であるMarshall(1920)ではその経済性について、企業間における社会的分業が形成されるがゆえに相互依存や競争の関係が強まり、そのもとで産業集積全体として外部変化への対応能力が存在すると指摘されている。他方、近年ではソフトウェア産業集積といったハイテク型の新しい産業集積について、集積内立地企業間の競争と協調を通じたイノベーションの創出効果に関心が集まっている。 本授業では、このような新しい産業集積を対象に、「既存の産業集積」の経済性と比較しながら、実践コミュニティの概念を導入し、集積形成のプロセスを詳細に考察することで、ハイテク型産業集積の経済性とイノベーション創出の拠点となった本質を理論的、実証的に考察する。 方法:テキストの事前精読、レジュメ・コメント作成、ディスカッションによる問題・論点の理解の深化、検討の整理および思考の定着化。 |
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達成目標 /Course Goals |
産業集積の理論についての理解を深め、そのうえで、ハイテク型産業集積の経済性とイノベーション創出機能について分析できるようになる。 | ||
授業内容 /Course contents |
1 産業集積とは何か? 予習課題と復習課題は授業中に指示する。 2 産業集積の経済性 予習課題と復習課題は授業中に指示する。 3 シリコンバレー① 予習課題:指定教材の該当箇所の精読 復習課題:学習内容の整理・定着化 4 シリコンバレー② 予習課題 :指定教材の該当箇所の精読 復習課題:学習内容の整理・定着化 5 シリコンバレー③ 予習課題 :指定教材の該当箇所の精読 復習課題 :学習内容の整理・定着化 6 シリコンバレー➃ 予習課題:指定教材の該当箇所の精読 復習課題 :学習内容の整理・定着化 7 シリコンバレー⑤ 予習課題:指定教材の該当箇所の精読 復習課題:学習内容の整理・定着化 8 新しい産業集積とスピンオフ・ベンチャー 予習課題:指定教材の該当箇所の精読 復習課題:学習内容の整理・定着化 9 スピンオフ企業家の学習コミュニティ 予習課題:指定教材の該当箇所の精読 復習課題:学習内容の整理・定着化 10 浜松地域のソフトウェア集積とスピンオフ連鎖の実態 予習課題:指定教材の該当箇所の精読 復習課題:学習内容の整理・定着化 11 札幌地域のソフトウェア集積とスピンオフ連鎖の実態① 予習課題:指定教材の該当箇所の精読 復習課題:学習内容の整理・定着化 12 札幌地域のソフトウェア集積とスピンオフ連鎖の実態② 予習課題:指定教材の該当箇所の精読 復習課題:学習内容の整理・定着化 13 浜松地域の光電子集積とスピンオフ連鎖の実態 予習課題:指定教材の該当箇所の精読 復習課題:学習内容の整理・定着化 14 中国北京中関村ソフトウェア集積とスピンオフ連鎖の実態 予習課題:指定教材の該当箇所の精読 復習課題:学習内容の整理・定着化 15 産業集積事例の比較分析 予習課題:指定教材の該当箇所の精読 復習課題:学習内容の整理・定着化 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
授業内容に書かれている通りである。 | ||
使用教材 /Teaching materials |
テキスト: ①アナリー・サクセニアン(2009)『現代の二都物語』日経BP社 ②長山宗広(2012)『日本的スピンオフ・ベンチャー創出論:新しい産業集積と実践コミュニティを事例とする実証研究』同友館 参考文献: ①渡辺幸男(2011)『現代日本の産業集積研究:実態調査研究と論理的含意』慶応義塾大学出版会 ②『中小企業白書』各年 プリント: 随時配布 |
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成績評価の方法 /Grading |
授業への参加度(事例,討論、調査):60% ホームワーク(事前課題の提出):10% 試験ないしプレゼンテーション(最終課題):30% |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀 (100~90):個々の科目について秀でた理解力及び応用力を有している 優 (89~80):個々の科目について優れた理解力及び応用力を有している 良 (79~70):個々の科目について良い理解力及び応用力を有している 可 (69~60):個々の科目について理解力及び応用力を有している 不可(59~0):個々の科目について十分な理解力又は応用力を有していない |
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履修上の注意事項 /Remarks |
当講義では、講義中の積極的な発言、議論を求める。 教科書を輪読する方法をとるが、受講者が作成する発表内容及びレジュメが単なる教科書の要約であると判断される場合、成績評価対象から除外する。与えられた課題内容を自分なりに読み解き、解釈、考察することで、発表のポイントを明確にする、あるいは課題から新しいテーマをフロアーに提起することを求める。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
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追加情報 /Additional information |
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シラバス作成のためのガイドラインに従って作成した /made this syllabus according to the guidelines |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |