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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/07/17 現在

科目名/Subject 研究指導II(石川)/Seminars II
担当教員(所属)/Instructor 石川 業 (商学部)
授業科目区分/Category 現代商学専攻博士前期課程 研究指導Ⅱ
開講学期/Semester 2024年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period
対象所属/Eligible Faculty 商学研究科現代商学専攻博士前期課程/Graduate School of CommerceGraduate School of Commerce Major in Modern Commerce
配当年次/Years 2年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2024/02/29
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
この授業の目的は、①履修者が自身の会計研究(財務会計研究)における関心を発見・構想・集約し、②それを研究主題として具体化・定式化したうえで、③その解明に向けて修士論文を書き上げる、という作業をサポートすることです。

授業の方法としては、演習(ゼミ)形式が採られます。
達成目標
/Course Goals
達成目標は、履修者が(より高品質の)修士論文中間報告を行えるようにすることです。

そのために必要な素養はいくつかありますが(いくつかに切り分けて列挙することも可能ですが)、最も重要な素養と考えられるのは、「…だから〜である」といったロジックをつなげる、論理性です。論理性の確保・強化を日常的に図ることが、上記の達成目標を実現するための鍵となります。
授業内容
/Course contents
履修者に、論文執筆または研究調査の進捗について報告してもらったうえで、その内容にもとづき、教員とディスカッションを繰り返します。その取組みをつうじて、研究主題の設定、対象とする先行研究の選択および位置づけ、(自身の)分析の展開、文章の書き方、図表の作り方といった、修士論文の完成までに必要な作業のすべてについて、フィードバックを行います。

上記のように、修士論文を書き上げるまでには、いくつもの細かな作業が待ち受けています。しかし、広く一般的にいって、研究主題を発見・構想する能力も、関連する先行研究を収集・理解する能力も、自身の分析枠組みを構築する能力も、突き詰めれば、論理性の展開能力に派生します。「…だから〜である」というロジックは、読み・聞き・考え・話し・書く作業のすべてを支える、ともいえるわけです。

そのような考え方に依拠して、上記の目的・目標のもと、毎回の授業は行われます。
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
事前学修として、履修者自身の関心にもとづき、論文執筆・研究調査の進捗報告に向けた、アイディア・論理展開の検討、文献等の収集・読解、報告原稿の執筆に、努力を惜しまないこと。

事後学修として、指導教員から得られたフィードバックを(受け身でなく批判的に)咀嚼して、次の報告機会や修士論文の執筆に最大限に反映すること。
使用教材
/Teaching materials
履修者の関心や研究の進捗に照らして、そのつど紹介します。
成績評価の方法
/Grading
成績(100点満点)は、授業の目的と達成目標に向けた履修者の取組み(研究調査の進捗や修士論文のクオリティから伝わる、履修者の努力と成長)によって決定されます。
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀(100-90):柔軟・誠実な姿勢で、目的・目標を達成した。
優(  89-80):柔軟・誠実な姿勢で、目的・目標をほぼ達成した。
良(  79-70):目的・目標を達成した。
可(  69-60):目的・目標をほぼ達成した。
不可(59- 0):上記以外。
履修上の注意事項
/Remarks
ここまで記述したこと以外には、とくにありません。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
○大学院授業/Graduate school class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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