科目一覧へ戻る | 2024/07/17 現在 |
科目名/Subject | アプリケ-ションデザイン論I/Application DesignI |
---|---|
担当教員(所属)/Instructor | 平沢 尚毅 (商学部) |
授業科目区分/Category | 現代商学専攻博士前期課程 発展科目 |
開講学期/Semester | 2024年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 2 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学研究科現代商学専攻博士前期課程/Graduate School of CommerceGraduate School of Commerce Major in Modern Commerce |
配当年次/Years | 1年 , 2年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | 平沢 尚毅 |
オフィスアワー/Office hours | 平沢 尚毅 |
更新日/Date of renewal | 2024/02/29 | ||
---|---|---|---|
授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
情報通信技術は指数的に発展し、そのスピードはさらには増すと言われている。そのため、携帯電話に代表されるように、製品のライフサイクルは短くなっている。一方、インターネットの普及に見られるように、通信技術はビジネスから個々人の生活に浸透しつつある。この中で、製品に強く求められる品質が『使いやすさ』である。これは、ユーザビリティとして、近年、注目されている問題である。この講義では、ユーザの立場から、製品あるいはシステムが使いやすいかどうかを、どのように評価し、改善してゆけばよいのか学習する。この評価方法は、ユーザビリティ評価として、近年、体系化が図られつつある。本講では、このユーザビリティ評価について、背景となる理論、基本的な手法を学習した上で、ユーザビリティ評価を実際に実施しながら学習を進める。 | ||
達成目標 /Course Goals |
ユーザの立場から製品あるいはシステムが使いやすくするには、製品をどのように企画し、設計してゆけばよいかの評価方法を理解する。 | ||
授業内容 /Course contents |
第1回 情報通信技術の発展による社会システムの展望: 情報通信システムと人間および社会との関わりの概要を示す。特に、ユビキタスコンピューティングと社会との関係を示す。 第2回 開発ライフサイクル: 情報通信技術を利用した製品のライフサイクルを示す。 第3回 人間中心設計の概要 - ISO9241-210 etc.: 人間中心設計と呼ばれる設計方法の考え方の全体像を示す。 第4回 利用品質モデル:人間中心設計が目標とする利用品質について解説する。 第5回~10回 ユーザビリティ評価:人間中心設計における評価として、ユーザビリティ評価法を解説する。ここでは、インスペクション法からユーザビリティテスティングについて、演習を含めて学習する。 第11回 ユーザビリティ評価における改善: ユーザビリティ評価に基づいた改善提案について学習する。 第12~15回 その他の方法: ユーザビリティ評価として、ダイアリー法など新しい評価法を学ぶ。 |
||
事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
システム/ソフトウェア/サービスのプロセス全体を理解するために、学部の講義である、デジタルデザイン論あるいは、経営システム基礎を履修していることが望ましい。履修していない場合でも、特定のシステム/ソフトウェア/サービスを想定した上で講義に臨むこと。 また、講義にあたって、次の基本的な概念を理解しておくこと。 ・ユーザエクスペリエンス ・アクセシビリティ ・ユーザビリティ |
||
使用教材 /Teaching materials |
テキスト等は、必要に応じて配布する。基本的にはパワーポイントを利用して講義をする。 | ||
成績評価の方法 /Grading |
最終レポートによる評価 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀(100~90)当該科目について秀でた理解力、及び応用力を有している。 優(89~80)当該科目について優れた理解力、及び応用力を有している。 良(79~70)当該科目について良い理解力、及び応用力を有している。 可(69~60)当該科目について理解力、及び応用力を有している。 不可(59~0)当該科目について十分な理解力、又は応用力を有していない。 |
||
履修上の注意事項 /Remarks |
情報処理センターを利用する場合があるので、事前に利用申請を済ませておくこと。また、プログラミングをする場合があるので、学部での情報処理、ソフトウェア科学の単位を取得していることが望 | ||
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
|