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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/07/17 現在

科目名/Subject 民法研究III(基本)/Civil LawIII(Basic)
担当教員(所属)/Instructor 橋本 伸 (商学部)
授業科目区分/Category 現代商学専攻博士前期課程 基本科目
開講学期/Semester 2024年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 火/Tue 3
対象所属/Eligible Faculty 商学研究科現代商学専攻博士前期課程/Graduate School of CommerceGraduate School of Commerce Major in Modern Commerce
配当年次/Years 1年 , 2年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2024/02/16
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
(1)本講義では、民法に関する重要テーマについて、先行研究や判例を講読し、その意義と問題点を考えていくことを目的とする。本授業では、人格権・人格利益(特に、パブリシティ権)に関するテーマを扱う。

(2)方法:演習(ゼミ)形式で行う。報告者は事前に文献を読み、レジュメを作成し、報告日の前日までに担当教員および他の履修者に報告原稿をメールで送ること、また報告者以外の履修者は事前に文献および報告原稿を読んだうえで、報告者に質問し、議論に参加することが求められる。
達成目標
/Course Goals
人格権・人格利益(特に、パブリシティ権)に関する議論状況を理解し、その到達点と残された課題がどこにあるかについて指摘できるようになること
授業内容
/Course contents
*以下はあくまで参考です(受講者の希望等により内容を変更することがあります)

第1回 本講義の概要
第2回 人格権をめぐる議論状況
第3回 パブリシティ権の法的性質①:財産権説
第4回 パブリシティ権の法的性質②:人格権説
第5回 パブリシティ権の法的性質③:不正競争防止法説
第6回 パブリシティ権の法的性質④:その他
第7回 パブリシティ権の譲渡可能性①:売買可能性1
第8回 パブリシティ権の譲渡可能性②:売買可能性2
第9回 パブリシティ権の譲渡可能性③:差押可能性性
第10回 パブリシティ権の譲渡可能性④:財産分与可能性
第11回 パブリシティ権の譲渡可能性⑤:相続可能性
第12回 パブリシティ権の譲渡可能性⑥:利用(実施)可能性1
第13回 パブリシティ権の譲渡可能性⑦:利用(実施)可能性2
第14回 パブリシティ権侵害の救済①:差止め、損害賠償
第15回 パブリシティ権侵害の救済②:利益吐き出し
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
事前学習:事前に配布する指定文献を読んで、疑問点を抽出しておくこと 
事後学習:文献の再読および当日の議論の確認
使用教材
/Teaching materials
①六法
*資料は配布する。
成績評価の方法
/Grading
①報告(70%)、②最終レポート(30%)による(合計100%)。
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀(100〜90):民法の問題について、秀でた理解力を示し、民法理論を応用して、様々な
問題について秀でた分析を加えることができる。
優(89〜80):民法の問題について、優れた理解力を示し、民法理論を応用して、様々な問題について優れた分析を加えることができる。
良(79〜70):民法の問題について、良い理解力を示し、民法理論を応用して、様々な問題について良い分析を加えることができる。
可(69〜60):民法の問題について、理解力を示し、民法理論を応用して、様々な問題について分析を加えることができる。
不可(59〜0):民法の問題について、十分な理解力を持てず、民法理論を応用して、様々な問題について分析を加えることができない。
履修上の注意事項
/Remarks
・受講を考えている学生は、文献の準備の都合上、開講日の3日前までに必ず連絡ください(manabaの個別指導機能をご利用ください)。
・講義内容は、上記を基本としますが、民法(あるいは民法と関連する法学分野)を専攻とする企業法コースの受講生がいる場合には、適宜、自身の修士論文に関連する論文・判例を取り上げてもらうことも予定していますので、その場合は、事前にご相談ください。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
○大学院授業/Graduate school class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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