科目一覧へ戻る | 2024/07/17 現在 |
科目名/Subject | 財務会計論I/Financial AccountingI |
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担当教員(所属)/Instructor | 石井 孝和 (商学部) |
授業科目区分/Category | 現代商学専攻博士前期課程 基本科目 |
開講学期/Semester | 2024年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 水/Wed 2 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学研究科現代商学専攻博士前期課程/Graduate School of CommerceGraduate School of Commerce Major in Modern Commerce |
配当年次/Years | 1年 , 2年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | 石井 孝和(4号館3階 353号室) |
オフィスアワー/Office hours | 石井 孝和(随時(ただし、事前にメールでアポイントメントを取ること)) |
更新日/Date of renewal | 2024/02/16 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
本授業の目的は、現行の財務会計制度に関する基礎的な知識を修得するとともに、主要な論点について様々な視点から考察を行い、その妥当性および合理性を検証する能力を身に付けることである。近年、会計基準の国際化が進む中で我が国の会計基準も毎年のように改正や変更が行われているが、国際的な会計基準への一本化に対しては反対論が根強く、国際化への方向性もなかなか定まらないのが現状である。そこで本授業では、財務報告の目的や対象といった基礎的な概念についてのこれまでの議論を整理したうえで、会計制度の体系や個別的な会計基準に関する主要な論点について議論しながら大学院生として必要な知識の習得を目指す。 受講者は各回の授業前にあらかじめテキストの該当箇所を精読し、担当者にはトピックごとの論点を整理して授業内で報告してもらう。その後、その内容をもとに履修者全員でディスカッションを行う。 |
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達成目標 /Course Goals |
現行の会計制度について理解し、その主要な論点について論理的な考察を行う力を身に付ける。 | ||
授業内容 /Course contents |
第1回 イントロダクション:財務会計の意義と役割 第2回 財務報告の目的 第3回 発生主義会計 第4回 財務諸表の体系 第5回 資本と利益 第6回 収益認識と実現主義 第7回 配分と評価 第8回 割引計算と配分の修正 第9回 減損と公正価値会計 第10回 資産負債アプローチ 第11回 企業主体論 第12回 企業結合の会計 第13回 ビジネスモデル 第14回 会計基準の国際的統合 第15回 全体のまとめ |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前学修: テキスト該当箇所の精読および発表、討論の準備 事後学修: 授業で行った議論の整理・復習 |
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使用教材 /Teaching materials |
川村義則『論点で学ぶ財務会計』新世社、2019年。 | ||
成績評価の方法 /Grading |
事前提出課題(40%)及び授業内でのディスカッションへの参加度(60%)により評価する。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀(90~100点):財務会計に関する制度的論点を考察するための秀でた知識と理解力を有している。 優(80~89点):財務会計に関する制度的論点を考察するための優れた知識と理解力を有している。 良(70~79点):財務会計に関する制度的論点を考察するためのおおよその知識と理解力を有している。 可(60~69点):財務会計に関する制度的論点を考察するための最低限の知識と理解力を有している。 不可(59点以下):財務会計に関する制度的論点を考察するための十分な知識と理解力を有していない。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
学部レベルの財務会計に関する知識を有していることを前提として授業を進めていきます。 | ||
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
○大学院授業/Graduate school class | ||
遠隔授業 /Online class |
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