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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/07/17 現在

科目名/Subject 経営史/Business History
担当教員(所属)/Instructor 戴 秋娟 (商学部)
授業科目区分/Category 現代商学専攻博士前期課程 基本科目
開講学期/Semester 2024年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 木/Thu 3
対象所属/Eligible Faculty 商学研究科現代商学専攻博士前期課程/Graduate School of CommerceGraduate School of Commerce Major in Modern Commerce
配当年次/Years 1年 , 2年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office 戴 秋娟(1号館411室)
オフィスアワー/Office hours 戴 秋娟(随時(事前にメールで連絡をして予約すること))
更新日/Date of renewal 2024/03/04
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
経営史の研究は、経済史や経営学に加えて、文化史、経済学、社会学や政治学など社会科学の諸分野との関係を通じて学際的に発展しながら、企業家活動ないし企業の経営活動、そして社会や経済発展におけるそれら役割について様々な視点から展開されている。本講義は、経営史学に関する基礎的且つ体系的知識と日本経営史についての基礎的な素養を身につけることを目的とします。
 文献の輪読が中心であるが、適宜参加者の関心のあるテーマについて調査や分析を行う。
達成目標
/Course Goals
(1) 経営史という学問分野の成り立ちと概容について基本的な知識を得ることで、今後の経営史研究の基礎的な素養を身につける。
(2) 経済史・経営史研究の視角と手法を学ぶことができる。
(3) 日本経営史研究に必要な発展的知識を習得する。
授業内容
/Course contents
各回の内容は次のとおりである。ただし、履修者の知識、習得度合に応じて講義の順番や講義内容を変更する場合がある。
第1回: 授業の目的と概要
第2回: 経営史学の課題
第3回: 江戸時代の商家経営
第4回: 幕末・維新期の企業家活動
第5回: 近代産業経営の成立
第6回: 会社制度の導入と普及
第7回: 商業教育の発展
第8回: 財閥の形成とコンツエルン化
第9回: 専門経営者の形成
第10回: 明治・大正期の工場労働とホワイトカラー層の形成
第11回: 都市型第3次産業の形成
第12回: 経済民主化と企業変革
第13回: 企業集団とメインバンク
第14回: テーマから考える世界の経営史
第15回: 総括 経営史の方法
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
□予習(2時間)
・ 教科書の指定された部分を読み、示された質問に対する自分なりの回答を考えておく。
・ 教科書の他に補足資料が配付された場合は、それも事前に読んでおく。
・ 報告担当の際は、報告資料を作成・印刷し、授業開始時に参加者に配布する。
・ 報告者以外の参加者は、テキストの報告が予定されている部分を読み、授業中積極的に質問やコメントができるよう準備する。
□復習(1時間)
・ 授業で扱った内容を再度確認し、理解が不十分であったと思われる点は次回の授業時に確認する。
使用教材
/Teaching materials
【教科書】
佐々木聡編著(2022)『グラフィック 経営史』新世社
【参考書】
岡崎哲二ほか(2022)『経済史・経営史研究 入門: 基本文献,理論的枠組みと史料調査・データ分析の方法』有斐閣
宮本又郎ほか(2014)『1からの経営史』碩学舎
鈴木良隆・大東英祐・武田晴人(2004)『ビジネスの歴史』有斐閣
(その他、受講者の関心を踏まえた上で、講義中に紹介します)
成績評価の方法
/Grading
期末レポート50% 平常点50%(授業時間中の報告30%・その他20%)
成績評価の基準
/Grading Criteria
成績の評価は、100点をもって満点とし、秀、優、良及び可を合格とする。各評価基準は次のとおりとする。
秀(90点以上100点まで)到達目標を極めて高い水準で達成している。
優(80点以上90点未満)到達目標を高い水準で達成している。
良(70点以上80点未満)到達目標を標準的な水準で達成している。
可(60点以上70点未満)到達目標を最低限の水準で達成している。
不可(60点未満)到達目標を達成していない。また、特別な事情以外で5回以上欠席した場合も成績に関わらず不可とする。
履修上の注意事項
/Remarks
(1)初回の講義に出席し、詳しい授業内容や受講のルールについて確認すること。
(2)教科書の対象範囲を事前に読んだ上で毎回授業に臨むこと。
(3)授業では、学問的理解を深めるために、それぞれの回の主なテーマについての課題と方法の議論を中心に進めるので、基礎的な知識・情報の整理のために予習が必要である。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
①面接授業/Face-To-Face class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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