シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/22 現在

科目名/Subject 石井 孝和 3年ゼミ(夜間主コース)
担当教員(所属)/Instructor 石井 孝和 (商学部)
授業科目区分/Category 夜間主コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2024年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 水/Wed 6
対象所属/Eligible Faculty
配当年次/Years 3年 , 4年
単位数/Credits 8
研究室番号/Office 石井 孝和(4号館3階 353号室)
オフィスアワー/Office hours 石井 孝和(随時(ただし、事前にメールでアポイントメントを取ること))
更新日/Date of renewal 2024/02/20
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
財務諸表分析および企業価値評価。企業が公表する財務諸表は、その情報を必要とする様々なステークホルダーによって、企業の財政状態や経営成績を把握するために利用される。そこでは、企業をあらゆる側面から分析するために財務諸表数値から多くの経営指標が算定され、用いられているのであるが、それらがどのような理論背景から導き出されたものであるのかを理解したうえで、その有用性や課題、問題点等をしっかり把握する必要がある。また、現在の財務報告制度は投資者の意思決定に有用な情報を提供することを主な目的としており、そこでは企業価値評価に資する情報の開示が求められている。投資家による意思決定の場では貸借対照表や損益計算書などの財務諸表本体に計上された会計数値のみならず、社会的責任や環境に関する情報などの非財務情報や、その他様々な記述情報についても投資判断の材料となるとされ、近年では有価証券報告書等における企業内容の開示に関する制度整備も進められている。本ゼミでは、指定したテキストをもとに財務諸表の基本的な構成やその内容について理解したうえで、各種財務諸表分析に用いられる経営指標や主要な企業価値評価モデルについての考察を行い、実際に企業が公表した財務報告の内容に照らして分析・評価の手法を身に付けることを目的とする。
達成目標
/Course Goals
会計情報を中心とした財務報告の内容を理解したうえで、企業の特性や企業の価値を評価するための手法を身に付け、様々な公表情報から企業を評価・分析することができる。
授業内容
/Course contents
毎回のゼミにおいてテキストの輪読を行うことにより各種財務諸表分析に用いられる経営指標や主要な企業価値評価モデルについての基本的な知識を習得するとともに、ゼミ内でのディスカッションを通して実際に企業が公表した財務報告の内容についてより深い考察を行う。
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
事前学修:
 報告担当者は事前に割り振られたテキストの担当箇所について精読し、疑問を感じた点や議論の余地があると思われる点について書き出したうえで、自らの考えを整理し、レジュメを作成すること。報告担当以外の履修者についてもテキストの該当箇所を熟読し、論点等について整理しておくこと。
事後学修:
 ゼミ内で議論の対象となった論点についてさらに調査・分析を加えて自らの考えをまとめること。
使用教材
/Teaching materials
ゼミ開講時までに指定する。
成績評価の方法
/Grading
報告内容およびディスカッションへの貢献度をもとに総合的に評価する。
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀(90~100点):財務諸表の分析および企業価値の評価を行うための秀でた能力を有している。
優(80~89点): 財務諸表の分析および企業価値の評価を行うための優れた能力を有している。
良(70~79点): 財務諸表の分析および企業価値の評価を行うための一定程度の能力を有している。
可(60~69点):財務諸表の分析および企業価値の評価を行うための最低限の能力を有している。
不可(59点以下):財務諸表の分析および企業価値の評価を行うための十分な能力を有していない。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
①面接授業/Face-To-Face class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

科目一覧へ戻る