科目一覧へ戻る | 2024/03/22 現在 |
科目名/Subject | 憲法II(夜間主コース) |
---|---|
担当教員(所属)/Instructor | 坂東 雄介 (商学部) |
授業科目区分/Category | 夜間主コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2024年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 木/Thu 7 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | 坂東 雄介(322(商大には322教室が2つあり、私の研究室は1号館の方です)) |
オフィスアワー/Office hours | 坂東 雄介(連絡があれば柔軟に対応する。連絡は ybando★res.otaru-uc.ac.jpまで(★は@に変換して下さい)。) |
更新日/Date of renewal | 2024/02/16 | ||
---|---|---|---|
授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
憲法学は、国家の組織、運営について検討する学問であり、民法や刑法など他の全ての法体系の基幹に位置付けられる。憲法学の体系は、大きく分けて、憲法総論、「憲法上の権利」(基本的人権)論、統治機構論に分類される。この講義では、憲法総論の一部と統治機構論を扱う。本講義では、憲法の統治機構及び総論に関わる判例・学説の分析・検討を通じて、現に妥当する日本国憲法秩序の正確な理解を目指す。 | ||
達成目標 /Course Goals |
・憲法の性質(特に統治機構)を理解する。 ・憲法に関する判例の思考形態・通説を理解する。 |
||
授業内容 /Course contents |
第1回 憲法の性質 憲法の性質、立憲主義、統治機構の全体図 第2回-第6回 国会と内閣 議院内閣制、内閣の権限について、国会の権限と国会の運営、両院制と議員の地位、代表制のあり方と政党、選挙権と選挙制度について 第7回-第11回 司法制度論 裁判制度、司法権の意義と限界、違憲審査制と憲法保障、憲法訴訟 第12回 財政 財政の規律と憲法 第13回-第15回 地方自治の仕組み 地方の統治と国の統治の仕組みの相違、地方自治体の権限について ※講義の進行具合に応じて適宜内容を入れ替えることがある。 |
||
事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前学修として、テキスト・判例集などを事前に読んでおくこと。事後学修として、講義終了後は疑問点などを自分で調べる、教員に質問するなどの方法によって解消しておくこと。 | ||
使用教材 /Teaching materials |
・芦部信義(著)=高橋和之(補訂)『憲法』(岩波書店, 8版, 2023) ・柏崎=加藤(編)『新憲法判例特選』(敬文堂, 第3版, 2021) |
||
成績評価の方法 /Grading |
・小テスト1回(10%)と期末試験(90%)の合計点による。小テスト、期末試験のうち1つでも未受験の場合は成績を不可(0点)とする。ただし、受講生自身が未受験を正当化する事情を有する場合であって、受講生がその事情が生じた時から速やかに当該事情を証明したときは当該事情に応じて個別に判断し、特別措置を採ることがある。 ・憲法の性質を理解していること、憲法に関する判例の思考形態・通説を理解していることを合格ラインとする。未知の憲法問題に対して、従前の憲法的思考に基づいて一定の解答を導き出することができるようになると、さらに良い。 |
||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
小テストと期末試験の合計が90-100点の場合は秀、80-89点の場合は優、70-79点の場合は良、60-69点の場合は可、59点以下は不可とする。 | ||
履修上の注意事項 /Remarks |
・六法について 法律系科目であるため、六法は必ず用意すること。代表的なものとして、ポケット六法(有斐閣)、デイリー六法(三省堂)、法学六法・標準六法(両方とも信山社)などがある。講義中に法律を閲覧する際には、ウェブ上の六法閲覧サービス、スマートフォン上で使用できる六法アプリ(無料のものも含めて数種類ある)を用いても構わない。 ・講義中に私語など他の受講生に対する迷惑行為を繰り返す者に対してはその場で不可を言い渡す。 ・他の法律系科目(特に行政法)も履修するとより深い理解が得られる。 ・資料は2、3回分まとめて全てmanaba上で配布するので事前にダウンロードしておくこと。印刷するかしないかは各自の好みに任せる。印刷が面倒だという受講生はスマートフォンやタブレット上で閲覧しながら講義を受けても構わない。 |
||
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
⑤遠隔授業(時間割を指定するオンデマンド)/Online class(asynchronous on-demand classes following class timetable) | ||
遠隔授業 /Online class |
|