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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/22 現在

科目名/Subject 社会情報特講II
担当教員(所属)/Instructor 穴澤 務 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2024年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 3 , 他
対象所属/Eligible Faculty 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School
配当年次/Years 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2024/02/16
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
授業の目的:
 表計算ソフトExcelによる小規模なデータベースの構築、およびデータ分析の方法について学修する。
 Excelは元々データベース専用ソフトではない。しかし、頻繁に利用されていること、簡易的なデータベース機能を有すること、データ分析のための強力なツールを有し小回りが利くことなどから、小規模なデータベースの管理には向いている。本講義では、Excelでデータベースを構築し、データ分析を行うための基本的な技法を、できるだけ具体的な例題を用いて学修する。また、Excelの機能をパワーアップするために、VBAによるプログラミングの基礎と応用を学修する。

授業の方法:
 授業の第1~5回で、Excelの基本を復習し、Excelのデータベース機能を修得する。
 授業の第6~12回で、Excel VBAによる基本的なプログラミング技法を修得する。
 授業の第13~15回で、ExcelのデータベースファイルにVBAを組み込んだ、高度な分析手法を修得する。
達成目標
/Course Goals
本講義の達成目標は次の通りである。
・Excelのデータベース機能による基本的なデータ分析ができる。
・Excel VBAによる基本的なプログラミングができる。
・ExcelのデータベースファイルにVBAマクロを組み込んで高度なデータ分析ができる。
授業内容
/Course contents
1. イントロダクション、Excelの基本
2. Excelのデータベース機能(1)
3. Excelのデータベース機能(2)
4. 応用・売上分析(1)
5. 応用・売上分析(2)
6. Excel VBA(1)(はじめてのVBA)
7. Excel VBA(2)(変数の活用)
8. Excel VBA(3)(セル・セル範囲の操作)
9. Excel VBA(4)(条件分岐)
10. Excel VBA(5)(繰り返し処理)
11. Excel VBA(6)(配列の活用)
12. Excel VBA(7)(副プログラム)
13. マクロによる売上分析(1),(2)
14. マクロによる売上分析(3),(4)
15. マクロによる売上分析(5),(6)
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
この講義は集中講義で短期間(5日間)に達成目標の実現を目指す。そのために、授業の前後に下記を励行してほしい。

事前学修:
・1日目(第1~3回)の前に:Excelの基本的な使い方(作表、表計算、グラフ作成など)、およびmanabaの使い方を復習しておくこと。
・2日目(第4~6回)の前に:当日の学修内容を、前日までに教科書を読んで把握しておくこと。事前の実習は不要。
・3日目(第7~9回)の前に:当日実習する第2,3,4章の「デモンストレーション」を、前日までに教科書を読みながら実践すること。
・4日目(第10~12回)の前に:当日実習する第5,6,8章の「デモンストレーション」を、前日までに教科書を読みながら実践すること。
・5日目(第13~15回)の前に:当日実習する第13章全体を通読し、実習の目的と流れを把握しておくこと。事前の実習は不要。

事後学習:
 全日程(5日間)を通じて、実習した内容を復習するとともに、授業で行わなかった演習課題にも進んで取り組むこと。課題が出題されたときは、提出期限に間に合うように速やかに取り組むこと。
使用教材
/Teaching materials
教科書:加地太一・大堀隆文・穴沢務『【改訂版】例題で学ぶExcel VBA入門』小樽商科大学出版会(論創社)
参考書:適宜紹介する。
成績評価の方法
/Grading
成績評価の方法:
・実習成果の提出:30点(3点×10回)
 第3,5,6,7,8,9,10,11,12,15回の授業終了後、実習で作成したファイルを提出。
・中間レポート:40点(20点×2回)
 第6,12回終了後に出題。
・最終レポート:30点(30点×1回)
 第15回終了後に出題。
成績評価の基準
/Grading Criteria
・秀:総合点が100点~90点
 Excelのデータベース機能による基本的なデータ分析スキル、Excel VBAによる基本的なプログラミングスキル、およびExcelのデータベースファイルにVBAマクロを組み込んだ高度なデータ分析スキルを十分に身に付けている。
・優:89点~80点
 Excelのデータベース機能による基本的なデータ分析スキル、Excel VBAによる基本的なプログラミングスキル、およびExcelのデータベースファイルにVBAマクロを組み込んだ高度なデータ分析スキルを身に付けている。
・良:79点~70点
 Excelのデータベース機能による基本的なデータ分析スキル、およびExcel VBAによる基本的なプログラミングスキルを身に付け、ExcelのデータベースファイルにVBAマクロを組み込んだ高度なデータ分析の重要性を理解している。
・可:69点~60点
 Excelのデータベース機能による基本的なデータ分析スキルを身に付け、Excel VBAによるプログラミングとその応用の重要性を理解している。
・不可:59点以下
 Excelのデータベース機能による基本的なデータ分析スキルが身に付いていない。また、特別な事情以外で5回以上欠席した場合は、総合点に関わらず不可とする。
履修上の注意事項
/Remarks
 Excelの基本的な操作ができることを履修条件とする。プログラミングに関心がある学生諸君の受講を歓迎する。
 欠席は、「授業及び定期試験の欠席に関する取扱要項」に該当する要件のみ、成績評価の際に考慮する。欠席した場合は、当日の実習内容を自学自習し、出題されている課題には極力取り組み提出すること。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
①面接授業/Face-To-Face class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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