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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/22 現在

科目名/Subject 認知科学Ⅰ
担当教員(所属)/Instructor 佐山 公一 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2024年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 金/Fri 3
対象所属/Eligible Faculty 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School
配当年次/Years 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2024/03/05
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
認知科学Ⅰでは,わたしの作ったプレゼンテーションを使ってみなさんに発表してもらいます.発表の途中で,プレゼンに関係する動画も見ていただきます.日本語はみなさんにとって母語です.生まれてこの方使い続けているので日本語のことは分かっていると,みなさんは思っています.認知科学Ⅰでは,日本語でコミュニケーションする仕組みをみなさんがいかに分かっていないかを自覚し納得してもらいます.
 お金を稼ぐだけでなく,自己実現をしたい.それには,生きる目標を可視化できることが必要です.自己実現をしたい,というのであれば,誰もが自分のコミュニケーションスタイルを作らなければならないのです.
 授業は,ズームによるリアルタイムの遠隔授業の形式で行います.認知心理学の実験にも参加していただきます.実験は,安全を確保したうえ,小樽本校のゼミ室で対面で行います.期末試験はマナバの小テスト機能を使って遠隔で行う予定です.
達成目標
/Course Goals
一般的な,記憶のしくみ,言葉の理解・産出をみなさんが「自動的」に行っているところを詳しく説明していただきます.しゃべったり理解したりするときに,何も考えることなく使っているルールがあって,それがどのようなものかをみなさんは自覚していません.分かっていないので,自分のコミュニケーションスタイルを自分で変えることができません.必要なことは,複数のコミュニケーションスタイルを文脈に応じて使い分け,なおかつ複数のコミュニケーションスタイルに一貫性を持たせることができるようになる.これが認知科学Ⅰの達成目標です.
授業内容
/Course contents
感情は論理とどうつながっているか:直感と勘からメタ認知へ
 ● 直感とは? ●潜在記憶 ● 記憶の誤帰属 直感を引き出す手がかり ● 視覚イメージ,心的イメージとイメージスキーマ ● アナロジー推論と比喩的な理解 ● 映像を使うアナロジー,映像もテキストも使う比喩 ● イメージスキーマ ● 話者世界 ● 「現実」世界,SNS世界 ● 誰の情報か(情報のなわばり)● 自動的なコミュニケーションスタイル ●自律的に脳の神経細胞が行う自動性 ●ルーチン(行動の型) もともとは意識的にやっていたことが注意を向ける必要がなくなった ● (複数の)意識  ● メタ認知
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
事前学習:
 メディアとしての特性や信頼度といった観点から,日頃,新聞やテレビ,Webニュースなどに関心を持つこと.毎週の授業の前に,講義資料をマナバに掲載するので事前に目を通しておくこと.

事後学修:
 授業で紹介した専門的な概念について,より具体的かつ使えるものにするために,Webや関連文献などにあたってみることをお勧めする.
使用教材
/Teaching materials
マナバのコンテンツ機能を使って,授業で使用するスライドを毎回配布します.
成績評価の方法
/Grading
期末試験の得点,および実験の参加と講義への出席にもとづいて評価する.講義の内容に関連した実験に参加していただく予定です.
成績評価の基準
/Grading Criteria
社会情報学科標準成績評価基準に従います.
履修上の注意事項
/Remarks
毎回出席して,授業そのものに積極的に関わることが必要です.
リンク先ホームページアドレス
/URL of syllabus or other information
https://kohichi.net/

(今後改修予定)
https://cognitive-science.jimdo.com/
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
①面接授業/Face-To-Face class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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