科目一覧へ戻る | 2024/03/22 現在 |
科目名/Subject | 情報処理I |
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担当教員(所属)/Instructor | 加地 太一(商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2024年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 火/Tue 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 2年,3年,4年 |
単位数/Credits | 2.0 |
研究室番号/Office | 加地 太一(315) |
オフィスアワー/Office hours | 加地 太一(随時(事前にE-mailで連絡のこと)) |
更新日/Date of renewal | 2024/02/16 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
コンピュータはプログラムによって動かされている。プログラムを作るために多種多様なプログラミング言語が存在するが、本講義では、代表的なプログラミング言語であるC言語を用いてプログラミングに関して学習する。扱う内容は、プログラミング(C言語)の基礎であり、初心者に対応した講義が行われる。ただし、今後、情報を学んでいく(社会情報学科の専門講義などを学ぶ)学生向けの入門コースとして捉えていただきたい。さらに、この講義では、プログラミングを通して問題解決の流れを論理的に考察する力を養うとともに、コンピュータの本質の理解をはかっていく。 また、この講義で学習するC言語は、プログラミングにおける根本的な知見が得られる言語であり、今後、情報関連分野を学ぶ学生に取って必要不可欠な言語でもある。C言語は多くのプログラミング言語に影響を与えた基本言語であり、コンピュータの原理をより深く理解できる言語でもある。さらにC言語から派生した多くの言語(Python、Javaなど)は、C言語を学んでおくことで容易に理解がしやすい。逆に、他のプログラミング言語経験者はC言語を学習することにより、その言語への理解が深まる。ソフトウェアの世界では、目的に応じて多様な言語を用いるが、そのための基礎を養わせてくれる言語の1つがC言語である。 |
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達成目標 /Course Goals |
プログラミング(C言語)の基本を理解することを目標とし、情報を学ぶ上での基礎知識を得る。またコンピュータの世界における論理的思考を養う。 | ||
授業内容 /Course contents |
C言語によるプログラミングおよび問題の解法(アルゴリズム)について以下の講義を通して学習する。授業では、コンピュータを用いてプログラムを実際に構築してもらい理解の向上をはかる(毎回の課題提出が義務付けられる)。 1.プログラミングとは 2.簡単なプログラム例 3.開発環境について 4.変数の活用、計算、入出力 5.if文による条件処理 6.if文の応用 7.for文による繰り返し処理 8.while文による条件付き繰り返し処理 9.復習と確認 10.複数のデータを処理するには(一次元配列の活用) 11.複数のデータを処理するには(二次元配列の活用) 12.部品化したプログラム(関数)を作るには(値渡し) 13.部品化したプログラム(関数)を作るには(参照渡し) 14.アルゴリズムとプログラミング 15.総復習 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
【事前学修】 指定したリンク先より講義資料をダウンロードしプリントしておくこと。また、その講義資料に目を通しておくこと。 【注意】対面の場合は、必ずプリントした講義資料を持参し講義に参加すること(講義時に配布しない)。 【事後学修】 学習した理論、技法などは、次回以降においても必要となる知識である。したがって、授業の中で紹介されたアルゴリズム、およびプログラム技法に関して、分からないところがあれば各自で調べ理解をはかっておくこと。 |
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使用教材 /Teaching materials |
【テキスト】 なし 【参考図書】 アンク:「Cの絵本」、翔泳社 倉 薫:「C言語」、翔泳社 矢沢久雄:「C言語で学ぶプログラミング基礎の基礎」、ナツメ社 カーニハン、リッチー:「プログラミング言語C 第2版」、共立出版 谷尻かおり:「プログラミング基礎の基礎」、技術評論社 |
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成績評価の方法 /Grading |
毎回行われる課題によりにより総合的に判定する(詳細は第一回目の講義で説明する)。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
社会情報学科標準成績評価基準に従う。 | ||
履修上の注意事項 /Remarks |
本講義は、コンピュータを用いながら授業を行うため履修人数を制約する。そこで、履修定員を設け抽選を行い選抜する。ただし、社会情報学科(昼間)の基礎科目であるため、社会情報学科(昼間)を優先し抽選する。履修を希望する者は、4月1日(月)12:00から4月12日(金)12:00までに、次のURLに行き登録申請をせよ。 【履修許可申請URL】https://forms.gle/j53vVCL7eQ6JZFzQ6 その抽選結果(履修許可)は4月13日(土)12:00までに、下記のURLにある「履修決定者」のファイルに記す。今後の連絡などもここにあげておくので確認すること。 【資料掲載URL】https://bit.ly/3ap6BlX ここで履修を許可されていない学生が学務情報システムで履修登録を行っても成績評価の対象とはならない(0点として評価される)。あるいは教務係により履修登録が削除される。 また第1回目の講義(4月9日(火))で、授業方法、評価方法について説明するので出席(視聴)すること。講義資料は上記の【資料掲載URL】にアップしておく。また、今後の講義資料もここにアップしておく。 【補足】 ・「情報処理Ⅱ」、「ソフトウェア科学」などは、本科目『情報処理Ⅰ』を履修(修得)しなければ履修できない場合があるので注意すること。 ・履修許可申請において二重登録しないこと。また、後日、履修希望を取り止める場合、下記の連絡先にその旨を届けること。履修する意思がないのに登録すれば他の迷惑となるので注意願いたい。 ・コンピュータを用いた講義のため履修者の制限を行っている。また、試行錯誤しながらプログラムを実際に作り上げるため細かな指導が必要となる。それらの点から履修者の制限が必要となること承知願いたい。 ・講義は、面接授業(ハイブリッド)で実施し、対面授業(半数以上)と遠隔授業(オンデマンド)を併用して行う。その詳細な講義方法は講義開始時に連絡する。 ・何らかの機会でプログラミングを学んでいる場合も考えられるが、表面的な知識に留まっている場合が多い。プログラミングに関する根本的な知識を本講義で学び、プログラミングにおける確実な土台を築いて頂きたい。また、C言語を学ぶことにより多様な言語を扱える力を養って欲しい。 ・授業方法、評価方法について初回の講義で説明する。不明な点があるなら事前に質問すること。事前に単位収得の注意を怠った者は、如何なる理由にせよ大幅な減点の対象となる。 ・初回の講義から、毎回聴講し理解しなければ単位修得は困難となる積み上げ的な講義である。 ・ノートパソコン(充電済み、WiFi接続可能)を持参できることが望ましい。 【連絡先】 E-mail:kajidesu51★★★ 注意:「★★★」 を「@gmail.com」に書き換えメールすること。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
②面接授業(ハイブリッド)/Face-To-Face class(including online classes less than 7 weeks) | ||
遠隔授業 /Online class |
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No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |