科目一覧へ戻る | 2024/03/22 現在 |
科目名/Subject | 情報システム管理論 |
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担当教員(所属)/Instructor | 三浦 克宜 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2024年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 水/Wed 2 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2024/02/20 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
情報システムは,情報資産(データ)を役立つ形に加工するソフトウェア(SW)と計算基盤となるハードウェア(HW)からなる.IT(情報技術)という言葉が浸透し始めた頃においては,情報システム管理とはSWのアップデートやHWの保守運用などが主な仕事であった.しかし,ITからICT(情報通信技術)にシフトしている現代社会においては,情報資産の管理や情報セキュリティ対策,利用状況に合わせた計算基盤のリサイジングなどを総合的に検討することと考えられる.そのため本授業では,国際標準規格を基に現代社会に合う情報システム管理に関する基礎知識や技術の習得を目指す.前半は,情報システムの役割と変遷,情報資産の保護と管理,情報セキュリティ対策に関して解説し,後半は,システム監査,ITILやISO20000を導入する効果,クラウド時代の情報システム管理に関して解説する.本授業は,理解の程度を確認するために,毎回,小テストとレポートのどちらかを実施する. | ||
達成目標 /Course Goals |
本授業により得られる知識や技術は以下の通りである. 1. 情報システム管理のための基礎知識や技術を理解し,説明できる. 2. 情報システム管理の課題を把握し,今後の改善策を提案できる. |
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授業内容 /Course contents |
本授業は全15回からなり,毎回,小テストまたはレポートを出題する.主に以下の内容について解説する. 第1回目:本授業の概要(必要な基礎知識と最終目標を知る) 第2−4回目:情報システムの基本構造,社会における役割と変遷 第5, 6回目:情報資産の保護と管理 第7−9回目:情報セキュリティ対策と技術(マルウェア対策や個人情報保護など) 第10, 11回目:システム監査の基本と実施手順 第12, 13回目:ITILやISO20000の基本と効果 第14, 15回目:クラウドサービスを活用する情報システム管理 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
基礎知識(用語)や技術をより深く理解するために,事前学修としては情報系の書籍やウェブ記事などを読むように心がけること.情報システムの基本構造,情報資産管理,情報セキュリティ,ITIL,ISO20000,クラウドサービスなどをキーワードとして参考書籍を探す.例えば,以下の書籍が挙げられる. 1. コンピュータ概論:情報システム入門, 魚田勝臣ほか, ISBN-10:4320124537 2. 情報資産の保護と情報倫理, 日本セキュリティマネジメント学会, ISBN-10:4817160616 3. ITIL はじめの一歩 スッキリわかるITILの基本と業務改善のしくみ, 最上千佳子, ISBN-10:4798158887 4. サービスマネジメントシステムISO/IEC20000-1:2018のすべてがよ〜くわかる本, 打川和男, ISBN-10:4798056758 5. この一冊で全部わかる セキュリティの基本, 大久保隆夫, ISBN-10:4797388803 6. この一冊で全部わかる クラウドの基本, 林雅之, ISBN-10:4797399996 そして,事後学修としては授業資料や参考書籍などに目を通すように心がけること. |
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使用教材 /Teaching materials |
本授業では特定の教科書を定めない.授業資料はウェブサイト経由で配布する. | ||
成績評価の方法 /Grading |
レポートは12回実施し,小テストは2回実施する.これらを基に総合的に評価する. | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
社会情報学科標準成績評価基準に従う. | ||
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当する/Yes | ||
実務経験の概要 /Outline of their practical experiences |
国立大学の情報系センターにおいて,情報システム(仮想化基盤システム,認証システム,学内ネットワーク,教育システム)の導入および管理運用 | ||
実務経験と授業科目との関連性 /Relevance between their practical experiences and the course |
トレンドの技術や手法などを授業資料に盛り込んで,今知っていて意味のある情報を提供する. | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
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