科目一覧へ戻る | 2024/03/22 現在 |
科目名/Subject | 企業法特講(民事手続法) |
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担当教員(所属)/Instructor | 佐藤 眞紀世 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2024年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 火/Tue 1 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2024/02/29 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
【授業の目的】 企業活動や社会活動の中で権利を実現するために不可欠な民事手続の概要を理解すること、また、民事手続を利用する場合の基礎知識と実務を習得することを目的とします。 【授業の方法】 講義形式を中心とし、適宜、事例検討等を取り入れ、毎回の小テストで講義で得た知識の定着を目指します。 |
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達成目標 /Course Goals |
・民事手続の種類と違いについて、これから民事手続を利用しようとしている人に対して選択すべき手続きについて説明することができる。 ・紛争に直面している人に対し、適切な民事手続を助言することができる。 ・民事手続で許容されていることと許容されていないことの取捨選択ができる。 ・民事手続により権利を実現する方法を説明することができる。 |
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授業内容 /Course contents |
講義内容は以下のとおりです。ただし、履修者の習得度合に応じて講義内容を変更する場合があります。 第1回 ガイダンス(授業の進め方・授業に必要なもの)・企業活動にも必要な民事手続の基礎知識 第2回 民事手続の当事者とは 当事者になることができる者、当事者となるべき者 第3回 民事手続はどの裁判所で行うのか 民事手続の管轄・民事手続の種類 第4回 民事手続の流れ 訴状・訴えの利益 第5回 民事手続を進めるための期日 訴えられていないことは裁判所でさえ判断できない(処分権主義) 第6回 民事手続における当事者と裁判所の役割 当事者に主導権が認められている手続 第7回 主張と証明の違い 立証責任とは 第8回 これまでの授業の振り返りと中間テスト 第9回 提出できる証拠 提出できない証拠 証拠収集方法 第10回 判決以外の訴訟終了原因 裁判所の意思決定の種類 第11回 判決とは 判決に対する不服申立て 第12回 判決に対するさらなる不服申立て 複数請求 訴えの変更や反訴 第13回 多数の当事者が関与する手続 第14回 簡易裁判所の簡易な手続 強制執行の難しさ 第15回 まとめ |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
【事前学修】 理解を深めるため、民事裁判や紛争解決手続に関するニュースに関心を持って生活してください。 自分の身の回りで生じる可能性のある紛争とそれに対する方策を意識して生活してください。予習のキーポイントは毎回の授業の最後に示します。 【事後学修】 講義の中で課される課題がある場合には事後学修をしてください。 復習のキーポイントは,毎回の授業の最後に示します。 |
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使用教材 /Teaching materials |
特に指定はありません。 講義の中で必要なレジュメは毎回配布します。 六法全書を新たに購入することまでは必要ではありませんが、もし、すでに持っている場合には持参・参照することが望ましいです。 |
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成績評価の方法 /Grading |
以下の割合で成績を評価します。 小テスト:60点・・・毎回の講義で簡単な小テストを行い、評価します。 中間テスト:40点・・・講義の中で2回(中間の時期及び最後の時期)実施します。 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀:100点~90点 民事手続の基本知識や手段について十分に習得しており、手続を適切に選択することができる。 優:89点~80点 民事手民事手続の基本知識や手段について比較的十分に習得しており、手続を適切に選択することができる。 良:79点~70点 民事手続の基本知識や手段についてある程度習得しており、手続を適切に選択することができる。 可:69点~60点 民事手続の基本知識や手段について習得しており、手続を適宜選択することができる。 不可:59点以下 民事手続の基本的知識や手段について習得が不十分であり、適切に手続選択することが今案である。 また、「定期試験欠席届」の実施要領に該当しない事由で6回以上欠席または小テストを提出しない場合も成績にかかわらず不可とします。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
欠席は、「定期試験欠席届」の実施要領に該当する場合のみ成績評価の際に考慮します。欠席した場合は講義で配布されるレジュメに十分に目を通してください。そのため,毎回出欠をとります。 その他の注意事項は講義の中で適宜行います。 |
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リンク先ホームページアドレス /URL of syllabus or other information |
https://www.parkfront-law-office.com/ |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当する/Yes | ||
実務経験の概要 /Outline of their practical experiences |
講義を担当している以外の時間帯は、札幌市内とニセコ町の法律事務所で弁護士として執務しています。 | ||
実務経験と授業科目との関連性 /Relevance between their practical experiences and the course |
弁護士として、実際の民事手続に関わっているため、実際の経験に基づいて講義します。 教科書に記載されているような知識だけではなく、実際の手続で問題となることが多い点や悩ましい点、手続に要する費用や労力などについても紹介することを予定しています。 |
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授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
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追加情報 /Additional information |
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シラバス作成のためのガイドラインに従って作成した /made this syllabus according to the guidelines |
はい/YES |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |