科目一覧へ戻る | 2024/03/22 現在 |
科目名/Subject | 民法III |
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担当教員(所属)/Instructor | 竹村 壮太郎 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2024年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 3 , 他 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2024/02/28 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
市民社会のルールと言われる民法は、我々の生活を日々支えています。普段あまり意識しないかもしれませんが、例えば、人が物を“所有”する、ということもまた、民法に規律されていることです。また、企業活動になど際して、財産を“担保”に出して信用を獲得したりする、あるいは逆に“担保”を利用して債権回収を確実にする、ということも頻繁に行われますが、これもやはり民法のルールを前提として行われています。これから社会で活動していくにあたっては、自分自分が主体となって、そうした財産の取得、活用をしていく場面が増えていくことになりますが、それは、より積極的に民法のルールに関わっていくということにもなるのです。 そこで本講義では、民法の中でも、人と物との関係を規律した、“物権法”と呼ばれる分野を学習し、社会の基礎をなす、人と財物をめぐる民法のルールの習得を目指します。 なお、本年度は夏季集中講義での実施となります。 |
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達成目標 /Course Goals |
物権法に関する法制度、基礎的知識の習得 | ||
授業内容 /Course contents |
本講義は、概ね、以下の内容で進めていきます。 1. “物権法”で何を学ぶか 2. 物権の一般的効力 3. 物権の“変動”とは 4. 不動産と物権の“変動” 5. 動産と物権の“変動” 6. ”即時取得”とは 7. 物権の種類 8. “共有”関係 9. “担保物権”の全体像 10. “抵当権”とは 11. ”抵当権”と”物上代位”の問題 12. "抵当権"の実行と"法定地上権" 13. ”共同抵当”の問題” 14. “抵当権”の特殊形態 15. “非典型担保”の全体像 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
知識の定着には復習が重要になります。講義後、お配りした資料を読み返すようにしてください。 | ||
使用教材 /Teaching materials |
1)教科書 特に指定はしません。本年度の講義では、お配りするレジュメをもとに講義を進めていきます。より深く物権法を学びたい方は、下記の教科書にあたってみるとよいでしょう。 秋山靖浩ほか『物権法(第3版)』(日本評論社、2022) 田髙寛貴ほか『担保物権法(第2版)』(日本評論社、2019) (2)参考書 なし |
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成績評価の方法 /Grading |
毎日実施する確認テスト(月〜金の最後の講義の時間に実施。20%×5)の総計により評価します。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
・秀(100~90):物権法についての基本的知識を十分に有しており、法的問題を論理的に解決する能力に優れている。 ・優(89~80):物権法についての基本的知識を有しており、法的問題を論理的に解決する能力に優れている。 ・良(79~70):物権法についての基本的知識を有しており、法的問題を論理的に解決する能力を有している。 ・可(69~60):物権法についての基本的知識を有しているか、法的問題を論理的に解決する能力を有している。 ・不可(59~0):物権法についての基本的知識を欠いており、法的問題を論理的に解決する能力が不十分である。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
(1)本年度は夏季集中講義での実施となります。時間的制約から物権法の全てを詳細に取り上げることはできませんので、中でも重要な論点を中心に学んでいくこととします。物権法全体に関心のある方は、教科書欄記載の教科書を是非手に取ってみてください。 (2)ポケットサイズの六法は、必ず、毎回、持参するようにしましょう。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
授業実施方法 /Method of class |
①面接授業/Face-To-Face class | ||
遠隔授業 /Online class |
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