シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/08/26 現在

科目名/Subject 監査論
担当教員(所属)/Instructor 田中 圭 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2024年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 火/Tue 3 , 金/Fri 3
対象所属/Eligible Faculty 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School
配当年次/Years 3年 , 4年
単位数/Credits 4
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2024/08/23
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
【授業の目的】
現代では、営利企業のみならず様々な組織で説明責任履行のために「監査」が必要不可欠な社会制度として認識されている。本講義では、公認会計士により実施される財務諸表監査を中心に、企業の内部監査も含めた現代監査制度の概要を理解することを目的とする。
【授業の方法】
毎回の講義の最後に履修者にリアクション・シートを提出してもらい、簡単な事例分析の作業などにも取り組んでもらう予定である。とくに監査制度をめぐって重要な論点となる不正会計やコーポレート・ガバナンスにかかわる事例のほか、監査市場における近年の動向などを可能な限り取り上げていくことで、監査の社会的役割についてより具体的に考えていく機会を提供したい。
達成目標
/Course Goals
財務諸表監査を中心とする現代監査制度の基本的な枠組みと、現代社会における監査の必要性について説明できる。
授業内容
/Course contents
第1回 ガイダンス:なぜ監査を学ぶか
第2回 監査とはなにか
第3回 会計士監査の生成と制度化
第4回 財務諸表監査の枠組み
第5回 日本の監査制度(1)会社法監査
第6回 日本の監査制度(2)金融商品取引法監査
第7回 監査規範と監査基準
第8回 公認会計士と監査法人
第9回 財務諸表監査のプロセス(1)
第10回 財務諸表監査のプロセス(2)
第11回 財務諸表監査のプロセス(3)
第12回 監査意見と監査報告書
第13回 内部統制監査
第14回 近年の制度改革の動向
第15回 講義前半のまとめ
第16回 内部監査とはなにか
第17回 内部監査の役割
第18回 内部監査の歴史
第19回 事例研究
第20回 内部監査と外部監査
第21回 内部監査とコーポレート・ガバナンス
第22回 内部監査と内部統制
第23回 内部監査とリスク・マネジメント 
第24回 内部監査の手続き(1)
第25回 内部監査の手続き(2)
第26回 内部監査の手続き(3)
第27回 内部監査と内部統制監査
第28回 内部監査の発展動向
第29回 講義後半のまとめ
第30回 最終レポートに向けた要点整理
※授業内容は講義の進捗度などに応じて、変更する可能性があります。
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
【事前学習】
シラバスに記載された、または講義の際に予告したテーマについて、キーワード等を確認しておくこと。
【事後学習】
講義テーマに関連すると思われるニュース・報道などを日頃からチェックしておくと、講義内容の理解に役立ちます。
使用教材
/Teaching materials
毎回資料を配布し、特定のテキストは指定しませんが、以下に挙げるもののほか授業内で適宜参考文献を紹介します。
【参考文献】
『はじめてまなぶ監査論(第2版)』盛田良久・百合野正博・朴大栄編著、中央経済社、2020年
『監査論テキスト(第9版)』山浦久司、中央経済社、2024年
『現代の内部監査(改訂版)』齋藤正章・蟹江章、放送大学教育振興会、2022年
成績評価の方法
/Grading
講義内でのリアクション・シートの評価:40%
最終レポートの評価:60%
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀(90~100点):現代監査制度の枠組みと重要な論点について、特に秀でた理解を示している。
優(80~89点): 現代監査制度の枠組みと重要な論点について、優れた理解お示している。
良(70~79点): 現代監査制度の枠組みと重要な論点について、おおよそ理解している。
可(60~69点): 現代監査制度の枠組みと重要な論点について、最低限理解している。
不可(59点以下):現代監査制度の枠組みと重要な論点について、十分な理解していない等、上記以外。
履修上の注意事項
/Remarks
特定科目を修得済であることを履修要件とはしませんが、履修者が簿記・会計に関する基本的な用語を理解しているものとして授業を進めます。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
①面接授業/Face-To-Face class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

科目一覧へ戻る