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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/22 現在

科目名/Subject 管理会計論
担当教員(所属)/Instructor 岡田 龍哉 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2024年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 3 , 火/Tue 3
対象所属/Eligible Faculty 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School
配当年次/Years 3年 , 4年
単位数/Credits 4
研究室番号/Office 岡田 龍哉(1号館518室)
オフィスアワー/Office hours 岡田 龍哉
更新日/Date of renewal 2024/02/19
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
管理会計は、企業をはじめとする組織の各階層の経営管理者や、ひいては従業員ひとりひとりに向けて、日々の経営管理活動に役立つための報告を行う会計である。本授業は、これら組織内の利害関係者の情報要求を理解し、そのためにいかなる経営管理システムが求められてきたのかを学びながら、種々の経営管理の局面における管理会計システムの必要性とその利用方法、会計情報の解釈について考察できるようになることを目的とする。
本授業は対面による講義形式で行う。管理会計に関する種々の論点について提示された問に対し、受講生が自分なりの解や意見を提出することになるため、受講生の解や意見を授業内容に反映させながら進めていく。
達成目標
/Course Goals
・管理会計論の基礎的な議論を自分なりに説明することができる。
・管理会計論の基礎的な計算手法を理解し実際に計算することができる。
・管理会計論の知識を実際の事例に関連させて検討し自分なりの解を導出できる。
授業内容
/Course contents
第1回 イントロダクション
第2回 管理会計の基礎知識
第3回 業績管理会計の基礎
第4回 原価計算の経営管理問題
第5回 活動基準原価計算①:問題提起
第6回 活動基準原価計算②:計算手法
第7回 標準原価計算による原価管理①:問題提起
第8回 標準原価計算による原価管理②:原価差異分析
第9回 直接原価計算による原価管理①:問題提起
第10回 直接原価計算による原価管理②:変動費と固定費の管理
第11回 小テスト①
第12回 CVP分析
第13回 予算管理システム①:問題提起
第14回 予算管理システム②:予算ゲームと予算スラック
第15回 事業部制組織の業績管理①:プロフィット・センターの基礎知識
第16回 事業部制組織の業績管理②:ROIとRI・EVA
第17回 事業部制組織の業績管理③:日本企業におけるプロフィット・センター概念
第18回 事業部制組織の業績管理④:
第19回 バランスト・スコアカード①:多元的業績評価
第20回 バランスト・スコアカード②:戦略マップ
第21回 小テスト②
第22回 意思決定会計における諸概念の整理
第23回 業務的意思決定①:伝統的問題
第24回 業務的意思決定②:プロダクト・ミックスの意思決定
第25回 設備投資意思決定①:伝統的手法
第26回 設備投資意思決定②:DCF法の基礎
第27回 設備投資意思決定③:NPV法
第28回 設備投資意思決定④:IRR法
第29回 戦略的コスト・マネジメント
第30回 小テスト③
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
・事前学修
 毎回の授業に先立ち、授業内で提示したキーワードや課題について参考文献等を用いて調べ、疑問点等をまとめておく。
・事後学修
 毎回の授業後、授業内で取り扱った議論を自分なりに整理しまとめておく。
使用教材
/Teaching materials
なし。必要に応じて、適宜、資料を配付したり参考文献を提示したりする。
成績評価の方法
/Grading
授業内で提示する課題に対するコメント・シートの内容(50%)および小テストの成績(50%)により評価する。
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀(100-90%):管理会計論の基礎的な知識や計算技法を修得し、管理会計に関する諸問題に対し高度な考察を行うことができる。
優(89-80%):管理会計論の基礎的な知識や計算技法を修得し、管理会計に関する諸問題に対し十分な考察を行うことができる。
良(79-70%):管理会計論の基礎的な知識や計算技法を修得し、管理会計に関する諸問題に対し最低限の考察を行うことができる。
可(69-60%):管理会計論の基礎的な知識や計算技法を修得している。
不可(59%以下):管理会計論の基礎的な知識や計算技法を修得していない。
履修上の注意事項
/Remarks
毎回の授業で電卓を持参すること。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
①面接授業/Face-To-Face class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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