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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/22 現在

科目名/Subject 経済学特別講義(北海道経済論)
担当教員(所属)/Instructor 遠藤 正寛 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2024年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 3 , 他
対象所属/Eligible Faculty 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School
配当年次/Years 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2024/02/26
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
北海道経済を、経済学の標準的な枠組みを用いて、付加価値、所得移転、域際収支、産業構造、産業連関、生産性という6つの分析視角から検討する。あわせて、第一次産業のうち、生産額の多い耕種農業、酪農、漁業の概説を行う。講義とディスカッションを通じて、履修者が北海道経済の特徴を理解し、経済学の分析枠組みがそれに有用であることを体感してもらう。
達成目標
/Course Goals
ミクロ・マクロの経済理論と各種統計資料を用いて、履修者が自身で地域経済の分析を行い、新たな知見を得られるようになる。それによって、一般に流布する意見に惑わされず、地域全体の視点から、自らの意見を事実に基づいて構築できるようになる。
授業内容
/Course contents
各回の講義内容は以下を予定している。履修者の関心に応じて変更する場合がある。
第1回 付加価値(1):道民経済計算の概観
第2回 付加価値(2):道内総生産と道民所得の関係
第3回 所得移転(1):経常移転と資本移転
第4回 所得移転(2):北海道の貿易赤字の原因
第5回 域際収支(1):国際収支統計
第6回 域際収支(2):北海道の域際収支統計
第7回 産業構造(1):北海道の産業構造の特徴
第8回 産業構造(2):低い道内製造業比率の原因
第9回 産業連関(1):産業連関表
第10回 産業連関(2):北海道の産業・地域連関
第11回 生産性(1):北海道企業の生産性の推計
第12回 生産性(2):生産性上昇の方策
第13回 耕種農業:高い土地・資本集約性
第14回 酪農:特徴ある市場構造
第15回 漁業:衰退か構造転換か
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
事前学習:指定の教科書、および担当者が事前に履修者に対して公開する資料を読んでおくと、講義内容が理解しやすいだろう。
事後学習:小レポートの作成を通じて行う。3回のレポートを課す予定で,分量はレポート1回当たり「1500字程度+図表2枚程度」を想定している。
使用教材
/Teaching materials
『北海道経済の多面的分析』、遠藤正寛著、慶應義塾大学出版会、2014年。(ISBN 978-4-7664-2161-3)(参考書として指定するが、商大図書館の所蔵は1冊だけだと思われるので、購入することも検討してほしい。)

manabaで履修者に公開する資料(一部は上記参考書のスライド版である。スライドでは箇条書きされた項目間の論理が追いにくいので、上記参考書が手元にあった方が理解しやすい。)
成績評価の方法
/Grading
3回の小レポートを40点、授業内でのディスカッションや発表の内容を60点(4点×15回)基にして成績を評価する。この基準を変更する場合は、新たな基準を授業内で履修者に伝える。
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀:成績評価の総合点数が100点から90点
優:成績評価の総合点数が89点から80点
良:成績評価の総合点数が79点から70点
可:成績評価の総合点数が69点から60点
不可:成績評価の総合点数が59点以下
履修上の注意事項
/Remarks
商大での学習やその他の活動で、学生に求められる注意事項に準ずる。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
授業実施方法
/Method of class
①面接授業/Face-To-Face class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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