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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/22 現在

科目名/Subject 現代経済理論I
担当教員(所属)/Instructor 中島 大輔 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2024年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 5
対象所属/Eligible Faculty 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School,商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School
配当年次/Years 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office 中島 大輔
オフィスアワー/Office hours 中島 大輔(By Appointment)
更新日/Date of renewal 2024/03/06
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
ミクロ経済学・ゲーム理論・オークションの理論・マッチングの理論を応用して、現実の制度を設計するマーケットデザインを学びます。マーケットデザインの具体例としては、インターネットオークション、周波数オークション、研修医マッチング、待機児童問題、臓器移植のマッチングなどがあげられます。
達成目標
/Course Goals
本講義を通じて、オークション理論・マッチング理論の基礎知識を習得し、それが現実の経済制度設計にどのように用いられているかを理解することを目標とします。さらに自ら自分で制度設計をすることができるようになればいうことはありません。
授業内容
/Course contents
この講義は、2022年度までは大学院博士前期課程向けの「ミクロ経済学I」との合同授業として提供されていました。今年度から学部生のみを対象とした講義となりましたが、従来と同様に学部レベルのミクロ経済学(本学では2年次配当)・基本的な数学(微積分)などの確実な理解を前提とします
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
事前に指定された教科書・論文等を読んでおいてください。
事後には、宿題(Problem Set)などが課されます。

ほぼ毎週5-6時間くらいの講義外での学習が必要になるかと思われます。
使用教材
/Teaching materials
有用な書籍は逐次紹介しますが、履修を検討する学生は授業開始前に
坂井 (2013) マーケットデザイン: 最先端の実用的な経済学(ちくま新書)
Roth (2015) Who Gets What — and Why: The New Economics of Matchmaking and Market Design (Mariner Books, 邦訳あり)
を読んでおいてください。

講義に用いる教科書としては
Haeringer (2018) Market Design: Auctions and Matching (MIT Press、邦訳あり)
を指定します。

そのほか、
坂井(2010)マーケットデザイン入門:オークションとマッチングの経済学 (ミネルヴァ書房)

川越(2015)マーケット・デザイン オークションとマッチングの経済学
(講談社メチエ)
などが参考になるでしょう。ほかにも有益な教科書があれば随時紹介します。
成績評価の方法
/Grading
履修者の人数によりますが、講義での貢献、Take Home Examを総合して行います。なお、欠席回数が多数に渡る場合は単位を認定しません。
成績評価の基準
/Grading Criteria
経済学科の統一基準に従います。
履修上の注意事項
/Remarks
学部「ミクロ経済学」、「経済数学」などの十分な理解を前提とします。これらが欠けている学生の単位取得は不可能です。(救済措置などは行いません)

また、本講義を履修する場合
 必ず初回講義に出席すること(どうしても出席できない場合は担当教員に事前に相談すること)
 そのうえで坂井(2013)またはRoth(2015)のいずれかをよんでレポートを2回目の授業までに提出すること(レポートの詳細は初回講義で指示します)
を必須条件とし、これを満たさない学生の履修は認めません。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当する/Yes
実務経験の概要
/Outline of their practical
experiences
中古携帯電話端末を国内外の卸売業者・小売業者に売却する際のオークションルールを、オークション理論の見地からデザインした。
実務経験と授業科目との関連性
/Relevance between their
practical experiences and
the course
マーケットデザイン・オークション理論の紹介を行う際に題材として取り上げる。
授業実施方法
/Method of class
①面接授業/Face-To-Face class
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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